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一夫多妻制「妻」「別の・多くの妻」を欲しがるのか?

こんにちは。 ふと思ったのですが… 一夫多妻制において「妻」は夫に「別の女性」とも結婚して欲しかったり 「多くの女性」と結婚して欲しかったり することが ある場合もあるのでしょうか? (ライフの結婚カテゴリとは意味合いが違うっぽいので 社会カテゴリにしました)

みんなの回答

回答No.5

まず、一夫多妻制社会というのは一般に女性がきわめて不利な立場に置かれている社会であり、女性の自活や自立が実際問題として困難な社会が多いという点が挙げられます。だから自分で糧を得ることのできない女性は、誰か男性に依存して養ってもらわなければならない。そういう社会では、夫婦間あるいは婚姻の場のみならず、社会生活家庭生活のありとあらゆるフェーズで女性が男性に依存する形を採らされるのが普通です。 話は変りますが、一夫多妻制社会にも妾が存在することはご存知でしょうか?一夫多妻というのは法的に認められた妻ということであり、非合法的な擬似妻である妾とは違うということです。逆に言うなら、第二妻第三妻・・・と妾の違いは法的に、つまり社会的に公認されているかいないかというポイントで分けられているだけであり、男が複数の女性を自分の周囲に従えて優れたオスを実践することには違いがないという見方ができると思います。女性が自活できない社会は男性への依存度を高めますから、優れたオスの実践には好都合だと言えるでしょう。 自分を保護し養っている男がハーレムを広げていくことに対する、そういう環境内での女性の感受性についてのご質問というように受け取りましたが、合っていますでしょうか? 女性にとっては、男が自分ひとりを相手にしてくれるのが一番よいというのが原則だろうとわたしは思います。これは愛情といった精神的な結びつきの問題は別にして、男が提供してくれる物質的なことがら、要するに女性は自活できないのですから、養ってくれる男が自分に与えてくれる経済のレベルが高いほうがよいわけです。またその男が亡くなっても、妻という法的な資格があるから、遺産相続の場でも有利になる。複数の妻がいれば、夫からの手当ても死後の遺産も分割されてしまいます。遺産の分母が小さければ、妻はまた別の扶養者を捜さなければなりません。 原則はそうですが、別の社会的な要因が混じりこんできます。女性が男性に依存している社会では、男性を立てて男に尽くす女性が優れた女であるという価値観が社会の中で優勢になっています。そういう価値観を信仰してしまった女性は、自分の主人である男性が別の女性に食指を動かしたとき、自分はその主人の希望を助けて実現させてあげようという意思を持つことがあります。そうすることで、社会から「あなたは素晴らしい妻だ」という賞賛が与えられるわけです。ここで言う社会とは、もっぱら男性社会のことですよ。もちろん同じ類の信仰を持つ女性もそう言うでしょう。 インドネシアにはポリガミ愛好会があり、そのメンバーはすべて複数の妻を養っています。インドネシア社会は完璧なイスラム社会ではなく、女性が自活できる社会ですが、生活環境が強いイスラム偏重傾向を持っている女性は男性に養われるのがあるべき姿だと信じていますから、夫そっちのけで勤めに出るようなことはしません。外出するときは全身を覆い隠す服装をし、終日家政を整えて夫にお仕えするのが自分のあるべき姿だと思っているわけです。で、ポリガミ愛好会メンバーはすべてムスリムであり、そのメンバーの妻がTVインタビューに応えて「夫のポリガミー行為をサポートするのが自分の努めである」と語っていましたから、現実にそういう女性が存在するわけです。 ほかの女と自分の男をシェアしたいと考える女性がいた場合、そこには何らかの精神的な歪が存在しているのではないかとわたしは想像します。歪という言葉が判りにくければ、アブノーマルな要素とでも言いましょうか。上であげたインドネシアのポリガミー妻の例にしても、かの女が持たされた価値観がやはりノーマルでないために引き起こされているようにわたしには思えます。 インドネシアでポリガミーは裁判所の許可を得なければなりません。裁判所が許可を与える条件は妻が夫にお仕えしないこと、妻に子供ができないこと、妻が長期の疾病あるいは身体障害を持っていることなどが挙げられており、そういう状態の妻が夫を立てるために別の女性をあてがわなければならないと考えることが精神的な歪を生み出していると思えるわけです。

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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.4

> 「多くの女性」と結婚して欲しかったりすることがある場合もあるのでしょうか  ある、場合もある、かもしれません。  テレビでやっていた話ですが、一夫多妻の場合、どんなに年取った妻でも、若い妻と平等に扱わないといけないので、大変だそうです。  つまり、夜の生活もそうですし、若い妻にダイヤの指輪を買ってあげたら、老妻にも買ってやらないといけないのだそうです。  (そういう理由で、妻の数は無制限ということにはならない)  こっそり若い妻だけに買ってあげる夫もいるようですが、老妻がそれを見つければ、堂々と「私にも」と要求するようです。  んで、一夫多妻はおおむね宗教絡みですので、たとえ見つからなくても、基本的には平等でなければならない。神様が定めた制度に反すれば天罰が下るから。  人間さまざまですので、もう夫には愛情を感じない場合も、Hをしたくない場合(誰かに代わってほしい場合)もあるはずです。  そうであれば、次々と若い妻をもらわせて、その子にせっせと宝物を買ってあげさせれば、自分も同じ物を要求できるわけですので、「若い妻をもらえ」「もっともらえ」とそそのかす妻をいても不思議ではない、と思いますけど。  モンゴルだったかな、死んだ兄弟の嫁を、兄弟が娶る制度の民族もいたはずですが、その風習も一夫多妻も、夫や未婚の「男」が死ぬことを前提にしており、頻繁に戦争をやっていた民族に多いです。要するに、寡婦の生活救済ですね。  ちなみに、日本の夜這いも、寡婦が未体験の男にテクニックを教えて、代わりにお金や食べ物を置いていってもらうというようなことから始まったという説もあるようです。真偽は未確認ですが。  

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回答No.3

一夫多妻制における妻は、日本で言うところの妻という概念とはまったく異なると思います。 経済的にも政治的(地位的)にも男性の保護下に入るという意味合いが強いと思います。 日本人が困っている海外の孤児を養子に迎えるのと同じような感覚ではないでしょうか。 女性にとっては生活していくための手段であるし、男性にとっては生活力を誇示するための手段であるし…。

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  • lv4u
  • ベストアンサー率27% (1862/6715)
回答No.2

一般論としては、妻が別の女性に「愛人」とか「第2夫人」なんて立場になってほしくはないでしょうね。 女性の多い職場で、女性たちの派閥争いがあるように、出家まえの仏陀も、複数の妻たちへの対応に苦労していたようですからね。 戦争で男が大量に死んだりしたら、女性の生活が大変になりますし、子供が減ってしまいます。国家レベルでみれば、一夫多妻の制度が必要だったのでしょう。 イスラム教の一夫多妻は、そういう戦争未亡人を救う手段として採用されたといいます。 ただし、複数の女性をめとるためには、それ相応の財力が必要ですから、どの男性もが多妻になれたわけではないようです。 また、国王など、それなりの地位がある人は、後継者を残す必要もあって、側室を持つのは当然だったようです。 王妃のような立場の女性であって、自分に子供が出来ないなら、「別の妻(腹)」を欲しがることはあると思います。

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  • gouzig
  • ベストアンサー率25% (536/2078)
回答No.1

中東やアフリカに残っている一夫多妻制は女性が生きていく知恵ですね。 健康で裕福な男性と結婚すれば、毎日の食事や子供を生み育てることができます。体が弱く貧しい男性では女性を食べさせていけません。女性にとっては自分が多妻の1人であっても安心な人生が送れますね。 ただ、私にはその制度がいいか悪いかは分かりません。

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