在日コリアンって、韓国？北朝鮮？

質問

在日コリアン（名称はいろいろあるようですが）について勉強しているのですが、定義がいまいちつかめません。
「韓国籍」と「朝鮮籍」があり、「北朝鮮とは国交を持たないため“北朝鮮籍”というものはない」そうですが、これは北朝鮮人はいないという意味とは違うのでしょうか…

ある本に朝鮮学校について書いてあり、
「朝鮮学校の卒業生には大学を受験する資格がなかった。これを改善する政策がとられようとした時、北朝鮮拉致問題が表面化し、北朝鮮に対する日本人の世論が一気に硬化して国民の理解が得られないと判断されたためこれは中止になった」という内容がありました。
もし在日コリアンが韓国人のみなら、こんなことは起こりませんよね？
逆に韓国人は関係なさそうなのに被害を受けるのが不思議に思ったりもするのですが、朝鮮学校には韓国人と北朝鮮人両方いて「在日コリアン」として一緒に扱われるのですか？

初心者の私にはよくわからないので、わかりやすく解説していただけたらありがたいです。

回答No.1

hekiyu · ベストアンサー

在日コリアンには、南朝鮮系と北朝鮮系がおり、
籍が南でも、実は北、てのもいまして、結構
複雑なようです。

”朝鮮学校には韓国人と北朝鮮人両方いて「在日コリアン」として一緒に扱われるのですか？”　　
　　　　↑
朝鮮学校というのは一般には北朝鮮系の学校
をいいます。
拉致問題では、この学校の教員も関与しており
数名が国際手配されています。

”韓国人は関係なさそうなのに被害を受けるのが不思議に思ったりもするのですが”
　　　　　↑
１９６５年締結の日韓基本条約によりますと
半島には韓国しか存在していないことに
なっています。
つまり、日本と韓国の間では、北朝鮮は国家ではなく、
山賊が国土の一部を占領しているだけ、という建前に
なっています。
だから、拉致問題は、韓国の責任でも
あるのです。
関係無い、とは言えません。

お礼

ありがとうございます。

回答No.8

zinzinzinzinzin

コリアンとは韓国人とも言えるし朝鮮人とも言えます。
在日コリアンとは北も南も含めた在日同胞の呼び方です。
使われだした由来は在日韓国人、在日朝鮮人、在日韓国留学生などの合同集会で、使ったのが初めてだと思います。

一般的にあまり知られてない事実ですけど、在日コリアンの98％以上は元々の故郷は朝鮮半島南部、即ち、今の韓国地域になります。

朝鮮学校は朝鮮総聯が運営する在日コリアンの学校です。
教育内容も北朝鮮、韓国、区別なく日本で生きて行く為の知識などを教えています。

学生の国籍欄は韓国、朝鮮、日本になります。
朝鮮籍は終戦後、日本から解放された朝鮮人が日本人じゃない証の表記です。
その後、日韓国交正常化により韓国籍を持つ人が増えました。
朝鮮籍を持ってる方々は韓国も北朝鮮も区別されない方々です。元々終戦前は朝鮮半島は南北に分断されてませんでしたので。

朝鮮総聯ですが所属されてる会員の方々は心理的に北朝鮮も韓国も区別の無い方々です。

朝鮮総聯の上層部は北朝鮮とのつながりを持ってます。なので、拉致問題が発生した時、 イジメの対象になりました。

お礼

ありがとうございます。

回答No.7

wellow

法務省の管理統計上のことであれば、以下のようになります。
・韓国籍
　Ａ．韓国旅券を持ち日本に在留する者（いわゆるニューカマー）
　Ｂ．韓国、北朝鮮の成立後に韓国国籍を選択した者のうち、外国人登録行政にその旨を申し出た者（いわゆるオールドかマー）。
・朝鮮籍
　既に日本に在留していた者のうち、韓国、北朝鮮の成立後に
　Ａ．どちらの国籍も選択していない（実務上扱いは無国籍）
　Ｂ．北朝鮮国籍を選択した（日本は承認していない国のことなので実務上扱いは無国籍）
　Ｃ．韓国籍を選択したが、その旨を申し出ていないか、申し出たものの朝鮮籍表記を望んだ者

語弊がある言い方をすれば「外国人登録表記にある『朝鮮』といういう場所は、存在しない幻の国か地域をあらわす概念」です。よって朝鮮籍には、真の無国籍者、北朝鮮国籍を持っているが日本に承認されないので無国籍扱い、韓国籍を持つ人の一部を含みます。

＞「朝鮮学校の卒業生には大学を受験する資格がなかった。これを改善する政策がとられようとした時、北朝鮮拉致問題が表面化し、北朝鮮に対する日本人の世論が一気に硬化して国民の理解が得られないと判断されたためこれは中止になった」という内容がありました。
＞もし在日コリアンが韓国人のみなら、こんなことは起こりませんよね？

朝鮮学校は文部科学省の管轄外です。つまり我々が認識する、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学ではありません。「資格が無かった」以前に、文科省からすれば「これは学校じゃ無かった」ってことなんです。

お礼

ありがとうございます。

回答No.6

Ganymede

間違った回答が少なくないので、ご用心してください。「日韓基本条約」（1965年）の第三条は次のようになっています。
「大韓民国政府は、国際連合総会決議第百九十五号（III）に明らかに示されているとおりの朝鮮にある唯一の合法的な政府であることが確認される。」

この「第百九十五号」の英文を見ると、that part of Korea（朝鮮半島のその部分）に支配と管轄権を及ぼす a lawful government（合法的政府）、と書かれています。朝鮮半島全体ではなく、休戦ライン以南の部分ということです。
つまり、この条約は休戦ライン以北については語っていません。「本来は以北も韓国政府の管轄なのに、今は反乱者に占拠され、管轄権を及ぼせずにいる」などとは書いていません。
したがって、以北で新たに合法的な政府が見出（みいだ）されても、この条約に矛盾しません。それがこの条約に対する日本政府の解釈であり、当時の国会でも「休戦ライン以南についてのみ効力を有する」と答弁しています。
よって、日本が北朝鮮を承認して外交関係を結んでも、この条約に違反しません。実際、日朝国交正常化交渉というのを進めていました。しかし、拉致問題が発覚して、交渉は中断状態になっています。

韓国と北朝鮮が国連に加盟したのは、1991年でした。国連加盟には、国連総会の承認が必要で、そのとき日本も総会で北朝鮮の加盟を認めています。
つまり日本は、北朝鮮という国家が存在することは認識しているが、現時点では国交を結びたくない、という状態です。

さて、外国旅行するときはパスポートを持ってないといけませんよね。しかし、日本に住む「朝鮮籍」の人が、日本から出国するとき、北朝鮮のパスポートを持っていないことがあります。
日本では「朝鮮総連」が北朝鮮のパスポートを発行しているのですが、手続きが面倒だし、総連と関係を持ちたくない人は、日本の法務省から「再入国許可証」というのを発行してもらって、パスポート代わりに用います。しかし、例えばチェコなどは、「朝鮮籍の人は北朝鮮パスポートを持ってこないと、入国を許可しません」と言っています。
一方、韓国籍の人は韓国のパスポートを取得することができます。ただし、これも手続きが面倒で、そうとう日にちがかかるそうです。その代わり、領事館では臨時パスポートも発行しています。

それにしても、「朝鮮籍だが朝鮮総連は嫌い」な人が多いなんて、意外な感じがしますよね。また、朝鮮学校には、韓国籍の人も在籍しています。なぜなら、朝鮮学校に比べて「韓国学校」は極端に少ないからです。
韓国籍のお金持ち（資本主義大好き）が、子供を朝鮮学校へ入れることもあります。「近くに韓国学校がないから。また、子供が学校で日本人から差別にあうのは可哀想だから、朝鮮学校へ行かせる」そうです。朝鮮学校では「北朝鮮の素晴らしさ」を教える時間もあるらしいですが、そこらへんは子供なりに割り切って聞き流しているのでしょう。
また、在日というより駐在の韓国人（ビジネスで数年間日本に駐在）の子弟も、それらの学校に在籍しています。

私立大学の半分くらい（早稲田・慶応・同志社・立命館・関西学院などの有名校も含む）は、朝鮮学校卒で受験できるようです。

お礼

ありがとうございます。

回答No.5

jagd4

カテ違いだと思いますが。

A：＞在日コリアン（名称はいろいろあるようですが）について勉強しているのですが、定義がいまいちつかめません。

「在日」という言葉は、日本に滞在（居住も含む）している外国人を意味します。
しかし、「在日コリアン」という言葉は、多くの場合、1965年に締結された日韓基本条約によって【特別永住許可】（権利ではない）を与えられた韓国人を指します。
以下の回答も、その「特永者」についてのものです。

１：＞「韓国籍」と「朝鮮籍」があり、「北朝鮮とは国交を持たないため“北朝鮮籍”というものはない」そうですが、これは北朝鮮人はいないという意味とは違うのでしょうか…

回答１：「北朝鮮人はいない」という意味でよいと思います。（理由は後述）

【朝鮮籍】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E7%B1%8D
（朝鮮の独立後も引きつづき日本に居住している朝鮮人について、1947年以降日本の外国人登録制度の対象になったことに伴い登録されることになった便宜上の籍であり、正確には登録法制上の記号である。）

↑から「朝鮮籍」は国籍を示すものではありません。
前述の日韓基本条約は、戦後に建国された韓国と日本が国交を正式に結ぶ為のものでした。
その条約で、韓国は朝鮮半島の正当な政権は韓国だけだと主張し、日本はそれを認めています。
（当時の韓国の主張は、北朝鮮は反乱者が占拠している土地に過ぎないということです。）
なので、日本の見解では北朝鮮という国家は存在しないという建前になっています。

「韓国籍」と「朝鮮籍」（「北」朝鮮籍ではない）があることについてですが、
朝鮮半島は戦後日本から離れましたが、韓国の建国は1948年で、空白期間がありました。
その空白期間は日本は在日を「朝鮮籍」として扱っていました。
韓国が建国された後は、在日コリアンは朝鮮籍→韓国籍に変更手続きを行う者と、そのまま朝鮮籍でいるものに別れました。（その理由は様々です）
韓国と北朝鮮のどちらを支持するかということについても、韓国籍と朝鮮籍で目立った偏りはなく、
韓国籍＝韓国支持　朝鮮籍＝北朝鮮支持　とは言えない状態です。

国籍については、↓の経緯から、日本では「韓国籍」も「朝鮮籍」も韓国人として扱われます。

韓国政府は建国時に在日の国籍は韓国であると主張し、それは当時のGHQに認められています。
（日本は占領下だった為に、それについて何もできませんでした）
その後1951年のサンフランシスコ平和条約で、在日コリアンの日本国籍の離脱が正式に決定します。

このような質問は過去もあり、在日やその支援団体から
「日本政府が在日から無理矢理日本国籍を奪って、外国人にしてしまった」
という主張がでることもありましたが、以上の経緯から全くの捏造です。

↓の朝鮮学校についての質問ですが、

２：＞もし在日コリアンが韓国人のみなら、こんなことは起こりませんよね？
３：＞朝鮮学校には韓国人と北朝鮮人両方いて「在日コリアン」として一緒に扱われるのですか？

回答２、３：回答１より在日コリアンは全て韓国人であり、朝鮮学校の学生には「韓国籍」と「朝鮮籍」の両方がいます。

朝鮮学校の扱いに関する問題については、拉致の他にも教育の内容や質自体が問題になっているのであって「韓国籍」「朝鮮籍」は無関係です。

「朝鮮学校」に大学受験資格がないのは、日本の教育基本法を遵守することを拒否していた為に、法的には日本の学校（いわゆる一条校）とは認められず、各種学校や熟と同じ扱いになっているからです。

日本には↑の「一条校」の認定を受けた韓国系の学校もあり、それらには大学受験資格が認められています（当たり前の事ですが）

朝鮮学校には、それ以外にも以下の問題があります。（動画も参照）

【朝鮮学校補助金を総連が流用と告発】
http://www.youtube.com/watch?v=wYaS6RwYaw4

B：＞逆に韓国人は関係なさそうなのに被害を受けるのが不思議に思ったりもするのですが、

朝鮮学校の諸問題については、
仮に韓国人だけであっても、日本の法（教育基本法）に従わない学校を支援する義務はありません。

日本は在日外国人に公立校への入学を許可し、その扱いにおいてどのような差もつけていません。
その上でそれを拒否し独自の教育を行うのは自由です。
しかし、それによる不利益は当事者が自己責任で負うべきものだと思います。

お礼

これよりほかに最適なカテゴリーってあるのでしょうかね。
ありがとうございます。

回答No.4

senbei99

「朝鮮籍」は北朝鮮籍という意味ではありません。
韓国と北朝鮮が分離する前の朝鮮に籍があったものという意味です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E7%B1%8D

在日コリアンの多くは、日本が韓国を併合した１９１０年から１９４５年の第二次世界大戦終了までに日本に来た人およびその子孫です。
その時点での在日コリアンは朝鮮籍になっています。
１９４８年に韓国（大韓民国）が出来た後に、本人から希望があった場合に朝鮮籍から韓国籍に変更されています。

朝鮮籍のまま残っている人の中には、北朝鮮の地域出身の人ももちろんいますが全てが北朝鮮人と言うわけではありません。

お礼

ありがとうございます。

回答No.3

gouzig

新聞や雑誌でも正確に書いている場合と曖昧に書いている場合の両方がありますね。
正確になら在日コリアンではなく、在日韓国人、在日朝鮮人でしょう。

まあ、韓国から来たか北朝鮮から来たかですが、韓国から来た人でもその両親は北朝鮮出身といこもありますから、あまり厳密にその差を捉えないほうがいいと思っています。

お礼

ありがとうございます

回答No.2

あずき なな（@azuki-7）

韓国も北でも同じ民族だから変わんないよ
どっちでも良いよ　好きなほうで