• 締切済み

抗菌薬における殺菌性と静菌性について

アミノグリコシド系とマクロライド系抗菌薬がありますが、 いずれもザックリとタンパク合成阻害と分類されています。 前者は30S(もしくは30S、50Sと両方)と結合し、伸長過程を阻害。 後者は50Sサブユニットと結合し、同じく伸長過程を阻害とあります。 前者は殺菌性、後者は静菌性となる理由がどうしても知りたいため 投稿させて頂きました。 ご存知の方がいらっしゃいましたらよろしくお願い致します。

  • kazak
  • お礼率87% (7/8)
  • 薬学
  • 回答数1
  • ありがとう数13

みんなの回答

  • customar
  • ベストアンサー率17% (68/392)
回答No.1

回答がついていないので。 正解など知りません。ちょっとネットを見た感じでは後追い的な仮説程度の説明しかありませんね。 一つのロジックとして殺すというのは大変でして殺すには阻害ではなく破壊作用がいるとしその典型は細胞膜機能の破壊となります。 簡単に言えば生産量を限りなく抑制したところでそれだけでは低温保存のような活動休止作用と変わらない事になります。単細胞相手だからでしょうが免疫であれなんであれ傷害的な作用を与えなければ駆逐できないと極論できるのかも知れません。 タンパク合成阻害による殺菌作用の場合は撹乱的に作用して自滅させる事になります。端的には異常タンパクの生成を促すという事になります。細菌として存立している構造を乱し有害状態を増大させる。この悪循環のロジックが濃度依存性に殺菌作用を発揮する事実と矛盾しない説明になると思います。濃度依存性ではなく、濃度の効果がなくなかなか殺菌的に至らないのは静菌的ですが、異常構造は作られ難く、つまり単純な阻害によるタンパク不足による細菌の活動低下という対比になります。 異常なタンパクをどんどん作らせた方が殺菌的だという真相でしょう。でなければタンパク合成阻害で殺菌は難しい。もちろん増殖などは抑制できますがね。

関連するQ&A

  • クロラムフェニコールの菌の生育阻害方法について。

    はじめまして。クロラムフェニコールの菌の生育阻害方法について、調べていたところ、どっちが正しいのかわからなくなってしまったので、もしよろしければお答えを頂戴したいと思います。 CPの抗菌方法は、 (1):細菌のリボソーム50S分画に結合して、tRNA・アミノ酸のアミノ残基とポリペプチドとの結合を阻害 なのか、 (2):ペプチジルトランスフェラーゼを阻害することでタンパクのペプチド結合の生成を阻害 なのか、どちらなのでしょう?よろしくお願いします。

  • タンパク質が自己集合するとき関与するアミノ酸

    こんにちは。 タンパク質のことについて質問させてください。 タンパク質のサブユニット同士が結合して複合体を形成する際、 各サブユニットのどのアミノ酸残基が結合に関与するか どのように調べればよいのでしょうか? 例えばヘモグロビンはαとβの2種類のサブユニットが2つずつ集まって四量体を形成しています。 ウィルスの外殻もサブユニットが集まって多量体を形成しています。 これらのタンパク質のデータをPDBで検索すると、詳細な構造を見ることができます。 しかし、この画像を見て各サブユニットのどのアミノ酸が結合に関係しているのか、と考えると Aのアミノ酸とBのアミノ酸が接近しているから関係してるかな、程度の解釈しかできません。 低分子量なら原子間の距離を測ったりすることもできますが、 高分子量のタンパク質で多量体を形成するものは 1つ1つチェックしていてはきりがありません・・・ 私としては 「αサブユニットとβサブユニットが自己集合するとき Aアミノ酸とBアミノ酸が水素結合し、Cアミノ酸とDアミノ酸がイオン結合している」 というようにデータに基づいた解釈ができればいいと思っているのですが。 理想はサブユニット間の水素結合、イオン結合等が視覚的に表示されることです。 Jmolの機能でサブユニット間で結合に関与しているアミノ酸がわかるようなコマンドや機能があれば 教えてください。もちろん他のサービスや方法でも構いません。 よろしくお願いします。

  • 遺伝子

    遺伝子学の問題なのですが、サッパリ分からないので教えて下さい。 ある遺伝子は二つのエキソンにより構成されており、200個のアミノ酸からなるタンパク質をコードしている。 これら2つのエキソン間には50番目のアミノ酸に対応するコドンの直後から始まる100bpのイントロンが存在する。 この遺伝子の m‐RNAの5’側には120bpの、3’側には180bpの非翻訳領域があるとすると、成熟mRNAからつくられるcDNAの大きさはどれくらいか。 1000bp 900bp 700bp 600bp 400bp タンパク質合成系をある抗生物質で処理すると、生成物はメチオニル‐フェニルアラニル‐tRNAだけであった。この抗生物質はタンパク質合成系のどの過程を阻害したと考えられるか。 1、翻訳開始 2、トランスロケーション(転位) 3、アミノアシル‐tRNAのリボソームのA部位への結合 4、ペプチジルトランスフェラーゼが触媒するペプチド結合の形成 5、翻訳終結 以上の2題です。お願いします

  • 大腸菌のテトラサイクリン耐性

    テトラサイクリン耐性を持っている大腸菌、というのは一体どのような機構をしているのでしょうか。 テトラサイクリンは70Sリボソームでのタンパク質合成を阻害する作用があるのですよね? 大腸菌はばっちり作用の対象に入っていると思うのですが……。

  • タンパク質合成阻害抗生物質

    タンパク質合成阻害抗生物質は、リボソームの機能面を阻害すると聞きました。これは、その細菌の一部ではなく全てのリボソームの機能面を阻害すると考えてよろしいのでしょうか。 またタンパク質合成阻害抗生物質の1つであるカナマイシンは、30Sと50Sのどちらのリボソームを阻害するのですか。 どなたか回答よろしくお願いします。

  • 抗生物質「Lipiarmycin」の分類

    はじめまして。 抗生物質に「Lipiarmycin」というものがあります(薬品、商品名ではありません)。 放線菌のActinoplanaceae(アクチノプラーネス)属によって産生されるそうです。 このLipiarmycinの分類(βラクタム系、テトラサイクリン系、マクロライド系などの分類)が何かご存知の人おられますか? 名前からして、アミノグリコシド系のような感じがしないのでもないのですが、いまひとつ自信がありません。 よろしくお願いいたします。

  • 核酸合成阻害

    核酸の合成阻害にアミノプテリンが関係していると習いました。 授業ではPRPPからIMPになるまでの過程の図を見ましたが、合成阻害のしくみ?は教わりませんでした。 検索してみたらジヒドロ葉酸レダクターゼの阻害をすることで新生経路を阻害していると出てきました。 レダクターゼということは葉酸が還元されるんですよね? 葉酸の還元が核酸合成のどこに関与しているのですか? まだ、学び始めたばかりでおかしいことを聞いているかもしれませんが、教えていただきたいです。 また、合成阻害の反応経路?みたいなものが載っているサイトがありましたら教えていただきたいです。

  • どちらが副作用が現れるのか。

    ペニシリンとテトラサイクリンではどちらに副作用が現れるのでしょうか? ペニシリンはペプチドグリカン成分の生合成の阻害をするんですよね。 テトラサイクリンは70Sリボソーム上でのたんぱく質の生合成を阻害することはわかったのですが、 結局のところ、副作用が現れるのはどちらなのかがまだよくわかりません。良ければ教えていただきたいです!

  • アミノ酸のカロリー

    「蛋白質はアミノ酸が幾つも結合して出来ている」 「蛋白質は消化の過程でアミノ酸に分解され吸収される」 と昔、習ったような気がするのですが、 アミノ酸飲料で、アミノ酸1000mg入りと書いてあるのにカロリーゼロと言うものが有るのは何故ですか? たとえば、炭水化物なら麦芽糖のカタチで入っていてもブドウ糖のカタチで入っていても、カロリー表示されると思うのですが・・・。 なにしろ、この方面に疎いので的外れな質問だったらすみません。 素人にも解るように答えて頂けると嬉しいです。

  • 細胞周期はなぜ逆転しないのか?

    細胞周期はG1→S→G2→Mと進みますが、これがなぜ逆向きに進まないのか?というのが疑問なのですが(リン酸化による制御とタンパク分解?)、どなたかそのメカニズムが分かる方いらっしゃったら教えてください。お願いします。 それとついでに細胞周期が20時間の細胞にDNA合成阻害剤をかけたところ、その細胞数及びタンパク質量はDNA合成阻害剤をかけてないものに比べどの程度か?という問題がいまいち分からないので(特にタンパク質量)分かる方がいたらお願いします。