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ステンレス孔食 水平方向に細く深く進行した理由

施工後約10年、SUS316Lガス配管の溶接部が、腐食による孔食で漏洩しました。 切断して断面を見てみると、幅数十μmの欠陥が1.5mmほどの長さに渡って生成していました。 海が近い屋外配管で、溶接部のピットに入り込んだ塩素と水が腐食の原因と考えられますが、 それなら、腐食はそこを起点として等方向に広がっていきそうな気がします。 実際には、その孔は水平方向に細長く成長していました。 細長く成長するにも、垂直方向に成長したなら何となく理解できるのですが、 細長く、水平方向に孔食が進行したのは、なぜなのでしょうか?

  • 化学
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みんなの回答

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1441/3774)
回答No.2

>細長く、水平方向に孔食が進行したのは、なぜなのでしょうか? 元々、その位置にピンホールのような欠陥があったのでは無いでしょうか。 もしそうであれば、同じ管の他の場所にも調べてみれば似たような欠陥が有るかもしれません。

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.1

>幅数十μmの欠陥が1.5mmほどの長さに渡って生成していました。 と >細長く、水平方向に孔食が進行したのは、 が矛盾していて、腐食の位置関係が不明です。  最もありうるのは、「軸方向に平行」、あるいは「円周方向に直角」だと思われます。 [ウェルドディケイ]  316ですから、極めて耐食性は高いのですが、ステンレスパイプはアルミのような引き抜きでは管を作れませんから、管を作成するために溶接が行われます。シームレスでも・・  そのために、局所的に組成が変わります。  ⇒ウェルドディケイ - Google 検索( https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B1%E3%82%A4&&hl=ja )  似た現象で、よく見かけるものに、浴槽や流しの角部分に錆が現れることがあります。これは、応力によってオーステナイトが局所的にマルテンサイトに変わるためです。  ウェルドディケイはステンレス材の溶接による必然ですが、ちょっと利かんが短いので、パイプの製品不良と言う面もあるでしょう。溶接後の処理がまずい。

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