バブル時代は、本当にそんな化粧品があったの！？

質問

1985年ごろの話です。
僕は、当時小学2年生。
ある友達の家へ、遊びに行きました。

彼がファミコンを買ったというので、やらせてもらいに行ったのだと思います。
30人くらいいるクラスの中で、彼が最初のファミコン所持者でした。

家に上がらせてもらうと、ふすまを開けたらふすま、それを開けたらまたふすま、という感じで、ずっと奥まで部屋が続いていました。

まるで、時代劇の「殿、殿、一大事でございます！」といいながら、ふすまを次々に開けて奥へ奥へと進んでいく、爺の心境です。

奥の部屋で、ひとしきりファミコンを触らせてもらい、トイレを借りて部屋に戻る途中、彼のお母さんの鏡台が目に止まりました。
化粧品らしきものが置いてあります。

子供ながらに、「化粧品は高い」というイメージがありましたので、「いったい、いくらぐらいするものなんだろう？」という考えが、ふと頭をよぎりました。

誰も見ていないことをキョロキョロ確認して、そのジャータイプの化粧品を手に取り、そっと裏返してラベルを確認しました。
そこで僕は、驚くべきものを目撃したのです。

100000円、と書いてあるのです。100000円。
「ええーっ！！」と思って、もう一度右から、一桁目から数えました。
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん。

間違いなく、そこにはメーカーや品名と共に、『100000円』と印刷されていました。
とても信じられず、何度も数え直しました。
しかし、やはり十万円です。

自宅に帰って、小学生の僕は、この驚きの事実を母に伝えました。
すると母は、「あんた、見間違えただけやろ（だろう）？　それ、10000円やろ。」
「あっちの奥さんなら、10000円なら、ありうる。」
と言われ、十万円という数字は、信じてもらえませんでした。

「僕もそう思って、何度も数え直した。でも間違いなく、十万円だった。」
と言っても、母には取り合ってもらえませんでした。

私は、当時から算数・理科が得意な理数系。
1から無量大数までの単位は全て暗唱でき、100000円を数えられないはずがありません。
そして自分でも「嘘だろ！？」と思って、何度も確認したのです。間違えたはずがない、と思っていました。

しかし、当時はまだ10歳か、それに満たない子供。
興奮のあまり、何度も見間違えた可能性も、無いとはいえません。
無量大数までの単位を覚えたのも、このエピソードの後だったのかもしれません。

通学路の途中にある、昔よくあった駄菓子屋を営んでいた、友達の家。
とくに親しかったわけでもなかったので、彼の家へ行ったのは、その1回限りです。

お父さんはサラリーマンをしていたようですが、家は外から見た感じは決して大きくなく、むしろ小さい。
庭も、少なくとも外部からは、まったく存在が見えません。
先祖が地主だったとか、金持ちだとかいう話は、いまだに聞いたことがありません。

あれから30年近くたった今でも、母と、その話をすることがあります。
あの化粧品は10000円だったのか、100000円だったのか、と。
いまだに母は見間違いだと言い、私は100000円だったと思っています。

その後、友達は家を出て遠くに行き、もう20年は連絡を取っていません。
彼のお母さんは、今でもその家に住んでいます。近くに買った畑で、夫婦仲良く家庭菜園を楽しんでいます。
現在は60歳よりも上だと思いますが、確かに肌はきれいです。

いまさら、そのお母さんに30年前のことを聞くわけにもいかず、もし覚えていたとしても、真実を話してもらえるとは思えません。（十万円の化粧品を使っていた、なんて地方の田舎では言えません。）

したがって、この件は我が家では、いまだに真相が不明な「未解決事件」です。

以上で、エピソードは終わりです。
ここで、1985年ごろの世相に詳しいあなたにお聞きします。

当時、100000円もするような化粧品など、あったのでしょうか？
中流家庭（だと思う）の普通の主婦が、100000円の化粧品を使っていた。
当時の私が見た100000円という数字は正しかったのか、それとも見間違いだったのか？

1985年ごろのことを知らないあなたも、意見を聞かせてください。
彼女の化粧品は、はたして10000円だったのか？　100000円だったのか？

このエピソードの感想も、お待ちしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

回答No.3

villa36 · ベストアンサー

ハイハイと言う商売をご存知でしょうか？
今も地方では良く見かけますが、婆さん達を無料のフライパンや果物で釣り公民館などで数日かけてマインドコントロールをして最後に高額な布団や健康器具や健康食品を売るあれです。マインドコントロール商法ってヤツです。
２５年以上前に今は亡き祖母もそれに引っ掛かり定価５万円とかのハンドクリームを８千円、定価２０万円の遠赤外線毛布を２万５千円で、・・省略)
パッケージなどに定価が印刷されていたのを覚えてます。
その手の業者の商品だと思いますよ。
100000円の表示は見間違えじゃ無かったかと、、、

お礼

「10万円のこの高級化粧品が、いまならたった1万円！」といった売り方ですね。それなら、10万円という印字もありえますね。そういう販売方法があるのは知っていましたが、ハイハイという呼び名は知りませんでした。ありがとうございました。

回答No.4

bekky1

’８５というと、我が家の娘が1歳。
多少、あやふやですが、資○堂などでも、普通に5万円とかいう、クリームがうりだされてデパートでも販売とか、
ニュースのあった頃かどうか。
少なくとも、そろそろ、普通にお高いクリーム5万円というのがあっても、普通？でした。
訪問販売なら、ポー○などなら、あと2割ぐらいは高いでしょう。
販売員のセールス代金が入るから。

そして、この当時はマルチ全盛ではないでしょうか？
マルチ商法ってご存知？

ねずみ講に、商品が介在して、コレをうって、儲ける、さらに、下部組織からの上がりがあるというようなやつです。
こういうのに、健康食品、高額化粧品がメインでした。
健康機器もあったが、お客が一見さんになるので、リピーターがいるのと、
自分で使っても元が取れると、おもうと、販売員、代理店にならなくても、’なんちゃって代理店’として
百万単位で購入する人もいた時代です。
下部組織からの月々のアガリもあるし・・・・とか何とか、セールストークもありで。

だから、商品としては、値段があって、ないようなものが一番・
そして、効き目があるのは確か、
でも、はっきりとはわからないもの、そして、リピートされるのもの。
値段としては、正価１0万を5-6万でうって、買ったほうに儲けたとおもわせる。
売るほうは2万ぐらいで仕入れる。
現に、値引きしないで資○堂の5万のクリームが存在しましたから。
これ、実際に、製造原価は1万もしないというのは、業界の常識です。

お礼

やはり、10万円という数字は見間違いではなかったような気がします。ありがとうございました。

回答No.2

SPROCKETER

１０万円の化粧品なんて安い方で、今では２０万円に近い超高級化粧品も販売されています。

　富裕層に売れている超高級化粧品：http://matome.naver.jp/odai/2133931949276622301

　よほど効果があるのでしょうが、最近、皮膚に斑点が出来ると問題になった某メーカー製化粧品の事件もありましたから、信頼性の高い化粧品を選んだ方が良いでしょう。

　カネボウ化粧品：http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8D%E3%83%9C%E3%82%A6%E5%8C%96%E7%B2%A7%E5%93%81

　上を見れば切りが無いですが、皮膚が若返ったように見える効果がある医薬品は少しはあるようです。

　もっとも、副作用が怖いようで、以前も女性ホルモンの使い過ぎで訴訟騒ぎになった事件もありました。効果が大きい化粧品ほど、副作用も強いのを忘れない事ですね。

お礼

リンク先、拝見しました。デフレ・不景気と言われる今でもこんなに高い化粧品があるということは、バブル（少し前）くらいの当時にも、10万円以上の化粧品があった可能性はありますね。ありがとうございました。

回答No.1

RTO

そもそも「本当に10万円もするような高級品」なら「値段が商品に書いてあること自体がおかしい」と思われます

推察１　訪問販売に頼るような無名メーカーの商品で「　今ならなんと　１０万円のこの商品が3つで4万円！」のような売り方をしていた

推察２　お店で使っている値札シール機で　ふざけて１００万円の値札シールを作って貼った。

お礼

昔のテレビCMや商品は、価格を明記していることが多かったと記憶しています。推察1はありえますね。推察2の可能性は、ないと思います。プラスチックの容器に、商品名などとともに印字してあったと思います。ありがとうございました。