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1日の定義

惑星の1日と自転周期の関係を教えてください。

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回答No.4

自転周期は、恒星など、惑星と一緒に動いていないものから見て、一回りする時間のことです。 一方、「1日」というのは、ある地点を基準にして、太陽が南中してから次に南中するまでの時間です。 地球についてみると、自転周期は0.9973日で、地球が太陽を一周する365.25日の間に366.25回自転します。太陽系の惑星では、公転する回転方向や自転方向がどの惑星も同じなので、地球と同じように 「太陽を一周するあいだの日数」+1=「自転周期*公転軌道の1周期(太陽を一周する間に自転する回数)」 という関係があります。 さて、なぜでしょう? 例えば、4日で1年(公転軌道を一周)する惑星を考えてみましょう。 ただし、公転と自転の方向が同じだとします。 「1日」は、ある地点が太陽を向いてから、その地点がまた太陽の方向を向くまでの間ですから、実は、その間に1回転と4分の1回転しています(図を書いて考えてみましょう)。それで、1週する間に5回転することになります。 もし、公転と自転の回転方向が逆だと、この逆で、1公転の間に3自転して、日数から1引いた数が自転数になります。 つまり、公転しているので1年の間に1回転分得したり損したりして1自転と「1日」は微妙に違うんです。 分かってもらえました? けれども、本当のところは「1日」の定義はいくつかあって、恒星を基準にして地球が1自転する周期を「恒星日」といい、太陽が南中する間の時間を「1日」とする定義を「太陽日」といいます。 前者は定義からして(恒星に対する)「1自転」=「1日」ですが、後者は自転周期と「1日」は微妙に違います。 「1恒星日」=「0.99726957太陽日」となっていて、時間の定義にもいろいろなものがあります。

sarudoshi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。いろいろな説明が微妙に違う気がして,1日の意味が、自分の中で曖昧になっていました。説明が違うのではなく、定義自体が複数存在するのですね。良く理解できました。他の皆さんもとても速い回答をありがとうございました。初めてだったので質問の内容が漠然としたものになってしまい,ご迷惑をおかけしました。次回からはもう少し具体的な質問にさせていただきます。よろしくお願いいたします。

その他の回答 (3)

  • hero1000
  • ベストアンサー率29% (114/390)
回答No.3

「1日」=「自転周期」だと思います。 ただ、「1日」というのは「地球の自転周期」を示すような気がします。 例えば水星は自転周期が59日です。これを「1日が59日」とは言うと なんだか不自然ですし。って、ここは余談ですけどね。

  • o0o
  • ベストアンサー率15% (3/19)
回答No.2

1日 = 自転の周期 だと思います。 この長さは観測点によって異なってきます。 例えば太陽の表面から地球の自転を観測すると、 その間の地球の公転の影響も考慮する必要が出てくるからです。 地球の自転については 恒星から 1436 分 太陽から 1440 分 月から 1490 分だそうです。 本当の1日というものはないと、下の本には書いてあります。 参考文献 時間と宇宙について、アイザック・アシモフ、ハヤカワ文庫 p.101-114

回答No.1

惑星の1日は自転一周分です。 「1日と自転周期の関係」 って言われたら、1日=一周期 って答えればいいのかな? 地球の場合は24時間(正確には「ぐらい」)ですよね。 当然、惑星の大きさに比例して長くなります。

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