高校化学 濃硫酸と希硫酸について

このQ&Aのポイント
  • 濃硫酸と希硫酸は性質が異なります。
  • 濃硫酸は金属を溶かすことができます。
  • 濃硫酸は中和によって電離しますが、不適切な操作は危険です。
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高校化学 濃硫酸と希硫酸について

硫酸は強酸ですが、濃硫酸は酸化性、希硫酸は強酸性と性質が異なりました 。 この強酸性というのは、単に水溶液中に水素イオンが多く溶けている(硫酸が 殆どH+とHSO4-の状態)で存在しているということでいいのでしょうか? また、濃硫酸はイオン化傾向の小さな金属を溶かすことが出来ましたが希硫酸のように水素イオンが沢山溶けていると何が出来るでしょうか? 中和滴定は希薄溶液で行うと思うのですが、電離定数は温度のみに依存し中和によって H+ + OH- →H2O 左に並行が傾くような気がするから 濃硫酸もだんだん電離するような気がするのですが不適切なのは何が関係してくるのでしょうか?水との混合により大量の熱が発生するからですか ? 知識がごちゃごちゃになってしまい上手くまとめられません。回答宜しくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • Ichitsubo
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回答No.1

強酸と強酸性を混同されているのではないかと。 希硫酸とは硫酸のうすい水溶液です。 濃硫酸も水に溶かせばもちろんH^+を放出します。 ですから硫酸は濃度に寄らず「強酸である」と言えます。 また、濃硫酸の酸化力は、H2SO4 = H2O + SO3 の化学平衡によって生じるSO3によるものです。 この反応の逆反応は接触法により硫酸を製造する時の反応で発熱反応として知られています。 つまり正反応は吸熱で、加熱すると平衡は右に傾き、SO3が増加します。 これが熱濃硫酸の酸化力の正体です。 希硫酸は平衡はほとんど左に寄っており、H^+以上の酸化力のある種はほとんど存在しないことになりますね。

cherry77_
質問者

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