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利率と利回りの違いについて(日経新聞より)

noname#212174の回答

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noname#212174
noname#212174
回答No.2

>これは具体的にどのようなことなのでしょうか? 日経新聞が手元にないので「一般論」になります。 ざっくり言えば、「利回り」というのは、「金利による利益」以外の「損益」も含めた【トータル】での「利益の割合」というような意味です。 『利回り』 http://kotobank.jp/word/%E5%88%A9%E5%9B%9E%E3%82%8A --- いわゆる「債券」は、「額面の金額」と「利率(金利)」が発行時のまま変わりませんが、満期(償還)までの間も投資家同士で「売買」が行われます。 とうぜん、「いくらで売るか?」「いくらで買うか?」で「損得」が変わりますので、「売買価格(取引価格)」と「額面金額」には違いが生じます。 --- たとえば、市中の(金融市場の)金利が2%くらいの時に、それに合わせて「額面100円」「利率2%」で発行された債券があるとします。 その後、市中の金利が上昇して3%になったとすると、「金利2%の債券」を額面(100円)で買うと「損」ですから、「利率3%の債券」と同程度の利回りになるように「ディスカウント」しないと買ってくれる人はいません。 --- これとは逆に、市中の金利が下落して1%になったとすると、「金利2%の債券」を額面(100円)で買えるなら「得」ですから、「利率1%の債券」と同程度の利回りになるように「プレミアム」を付けても買い手は付きます。 --- このようにして、「債券の市場価格」は、市場金利に合わせて常に変動することになります。 ですから、株式などと同じように「安い時に買って、高くなったら売る」「高い時に売って、安くなったら買い戻す」という利益の出し方が可能です。 そうやって発行後に途中売却したり、買ったりした債券は、「売値(買値)と額面金額が違う」場合がほとんどですから、「実質的な損益」は、(「債券の額面や利率」ではなく)「利回り」という考え方でなければ分からないわけです。 『日本国債 先物(10年物)』 http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0435 (備考) ※「個人向け国債」のように、「投資家同士の売買」ができない債券もあります。 『財務省>国債の満期より前に換金することは可能ですか』 http://www.mof.go.jp/faq/jgbs/04bh.htm

taka1012
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 『利回り』のリンクはわかりやすいですね。 また、以下のご説明のおかげで、債権と銀行の定期預金との違いがわかり勉強になりました。 「いわゆる「債券」は、「額面の金額」と「利率(金利)」が発行時のまま変わりませんが、満期(償還)までの間も投資家同士で「売買」が行われます。」

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