現代の日本についての真実と誇り

質問

• 現代の日本についての真実を探ると、教科書の内容とは異なる史実が存在することがわかります。
• 韓国側の主張に対しては、慰安婦問題や侵略戦争に関する疑問が浮かびます。
• 日本人としての誇りを問われる状況に直面していますが、真実を追求し、自己のアイデンティティを確立していく必要があります。

回答No.7

TANUHACHI

自由主義史観とやらのトラウマに囚われたコメントが数多く寄せられていますが、日本の学校教育には本質的な意味での歴史教育はありません。それは「正しい～」などと一見正鵠を射ている様に見えても、これほど定義があやしいものも他にはないとの理由に起因します。
　「正しい～」という文言を誰が定義していますか。しかもその根拠たるや曖昧もいいところです。歴史学が科学であるとの理由は、「証拠に基づく検証可能および反証可能であること」であり、それは自然科学で言えば「実験及び実証」に裏付けられねばなりません。それがあって初めて「合理性」と呼ぶに相応しい根拠が与えられます。
　これに対し「正しい～」は誰が何に基づいて定義しているのかが全く曖昧です。従軍慰安婦の定義と日本国内の政治的思潮動向を混在させることはナンセンスです。余りに感情的であり短絡的そして、学問自体を軽視しているともいえる。
　海外の歴史教科書を見てみますと、そこでは「自国史」と「関係史」の括りはみえますが、日本のように特定の対象をそのまま教科目に冠した類例はまれです。ドイツ然り、オランダ然り、そしてフランス然り。なぜならドイツもオランダもそしてフランスも「ヨーロッパ社会」の中で生きていかねばならない宿命を背負っており、没交渉的なスタンスではにっちもさっちも行かないからです。それは地形によることも起因しています。
　日本を含めた極東アジアも同様です。海を隔てているとはいえ、それを人工衛星から撮った写真を見てみれば一目瞭然です。地続きとほぼ同じです。北米大陸の五大湖をイメージしてみればおわかりでしょう。
　いつか侵略されてしまう危惧がある、これはアジア太平洋戦争時の日本の軍部と同じ発想です。中国大陸から突き出た朝鮮半島にソビエト・ロシアの手が伸び、そのまま我が国に及ぶとの根拠も薄い発想が独り歩きしてしまったのと同じです。
　こうしたことをお話ししますと、必ず「反日的」などのレッテル貼りがなされることも予想に難くありません。けれど、さほどの確実な根拠のない発言が独り歩きを始めることほど恐ろしい話も他にはなく、伝言ゲームの様に次第に尾鰭が付き、一番最後に聴いた人は一番最初に聴いた人の発言と異なる話を聴かされていることも珍しくありません。狼少年の話と同じです。
　日本人の誇り、まことに耳障りの良い言葉です。けれど内容もあやふやです。何を以て日本人らしさと言えるのか、定義がありません。ですからこの様なお話しは何時も感情論のレベルから脱却できない意味のない意見交換会となってしまい、そこからは未来に対する展望すらも開くことなどできないとの結論になります。

　※「国旗・国家に対する姿勢」。これは歌うも歌わないも個人の自由です。精神の自由は何人と雖も侵されてもよいなどとはどこにもありません。これを認めない人を非国民などと罵ることこそ大馬鹿者の誹りを受けるに値する。全員を一つの同じ方向に向かせる。その結果が70年余り以前のあれです。あれの後押しをした小林秀雄や亀井勝一郎などはしぶとくそして何一つ傷も負わずに生き延びました。そしていけしゃあしゃあと「そんなこといったっけ」と知らぬ存ぜぬの風情で頬かむりを決め込みました。
　同じ文芸人としてドイツのトーマス・マンやエルリッヒ・ケストナー、核の惨劇後にスタンスを一変させた物理学者のオッペンハイマーやアインシュタインと比べれば彼我の差は歴然としています。
　言葉狩りをする輩には必ず言葉狩りが自らに降りかかってくることも肝に銘じておくべきでしょう。相手の言い分をキチンと最後まで聴き、反論があればそれに対し堂々と反論すれば良いだけの話です。煽り目的の愚かな輩は公共の場に相応しくもありません。
　僕が抱く「日本人の矜持」とは「謙虚であること」の唯一言です。それは相手に対するのみならず、自己省察を差し置いてできるほど生易しいものではありません。他者との遣り取りを通じて自らの正当性を確認することができねばそれは一方的な思い込みでしかありません。

お礼

〉従軍慰安婦の定義と政治的思潮同行を混雑させるのはナンセンス

この問題が一般人の討議の場であれば私もそう思います。しかし現実問題、韓国側が慰安婦問題等を外交のカードとして行使して来ている以上は切り離すことは出来ないと思います。

韓国の大統領がよくいう『歴史を直視せよ』と言うなれば双方の証言、史実に基づきしかと定説をつけるべきと思います。
いや本来、日韓友好条約が制定された時点でこの問題は完全解決しているはずです。それを反故にし主張してきているのでおかしいと私は思うのです。

〉国旗、国歌、個人の自由

説明不足でした。私も個人そのものがどのような思想を持とうが何を崇拝しようが自由であると考えます。
しかし公務員等が公の場で個人の思想を披露することはやはりおかしいと思います。公務を全うする立場なれば公の場で国のシンボルを愚直する行為は義に反するものと考え職務以外ですべきことと考えます。

それを卒業式などの場でビラを配り思想を広げようとすることがおかしいというのです。

非国民とは国民らしからぬという意でありその定義には宗教、政治、軍事的思想が主であると思います。

国旗敬礼、国歌斉唱しない＝非国民ではないと思いますが場にそぐわない行動に対しては非国民であるといえないでしょうか？

そしてそういった行動の根底には反日の精神があるのではないでしょうか？

そして愛国とはその行動、言動にその国を想う気持ちがあれば良いと思います。私も右の思想のように天皇は神、日本国万歳の思想は現代にはそぐわないと思います。

どちらにせよ偏った思想を強要するのではなく、様々な方面からその国を愛することが愛国心ではないでしょうか？
こう言ったことを言うと差別を語る方がでてきますが差別は無用ですが区別は必要です。

日本国に限らず国は国民の為にあるべき領土だからです。
そして無宗教が常となりつつある日本では中立国としては適していると思いますしそこにはやはり謙虚というものが必要であると思います。
しかし秩序を乱す物はやはり正すべきであると考えます。

回答ありがとうございました。