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グラム染色におけるクリスタル紫の性質について

大学の実験でグラム染色をしました。 原理をしらべていくうちに分からないことがあります。 クリスタル紫は、ヨウ素と複合体を作成し、これが ペプチドグリカン層にとどまるため、グラム陽性菌は紫に、 グラム陰性菌は、外膜があるため、ヨウ素は浸透せず、 クリスタル紫は、複合体を作らず、次の過程のエタノール処理で 溶出されてしまうため、脱色される、と理解しております。 色々調べると、クリスタル紫は細胞質内を染める、と書いてあるのも ありました。しかし、細胞質ないは+に帯びていると思います。 クリスタル紫の化学式をみるとイオン化して+を帯びると思います。 クリスタル紫は菌体内まで入るのでしょうか? また、エタノール処理をすると、グラム陰性菌の外膜及び薄いペプチドグリカン層は ズタズタになるイメージでよろしいのでしょうか? グラム陽性菌の厚いペプチドグリカン層は比較的ズタズタにならず構造を保っており クリスタル紫とヨウ素の複合体をキープできている、という理解でよろしいのでしょうか? クリスタル紫の挙動と、エタノールによるダメージの両者の差について 教えていただきたくなりました。 どなたかどうか宜しくお願いします。

みんなの回答

noname#194289
noname#194289
回答No.1

グラム陽性菌でもアルコールをかけすぎるとグラム陰性に(見えるように)なってしまうことは経験していませんか。クリスタル紫とヨードの複合体が水には溶けなくなることとペプチドグリカン層の厚さの差によると考えてよいのではないかと思います。内膜の関与はあまりないのではないかと思います。

piyopiyo-march
質問者

お礼

パソコンの調子が悪く、お返事がきちんと送信できていないことに気づきました。 お返事が大変遅くなって申し訳ございません。 内膜の関与はあまり考えなくてよいのですね。 どうもありがとうございました。

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