オキサロ酢酸の取り込みについて

このQ&Aのポイント
  • オキサロ酢酸の取り込みにより脂肪の分解が促進されるのかについて疑問が生じました。
  • クエン酸回路でアセチルCoAと同量のオキサロ酢酸が必要であり、不足すると回路が進まないことを学びました。
  • オキサロ酢酸を食べ物やサプリメントで摂取することで脂肪の分解がしやすくなるのか、可能なのかについて教えてください。
回答を見る
  • ベストアンサー

オキサロ酢酸の取り込みについて

こんにちは。 現在クエン酸回路について勉強中です。 この回路でのオキサロ酢酸について疑問がわいたので質問します。 まず、糖の過剰摂取によって形成された脂肪組織は、エネルギー源として利用する際に脂肪酸へと変換されますよね?この時、円滑にクエン酸回路をまわすためには、アセチルCoAと同量のオキサロ酢酸がないと、円滑に回路が進まない、と学びました。また、このような理由から、脂肪はなかなか燃えない、とも学びました。(間違っていたらすみません。) ここで疑問に思ったのですが、 オキサロ酢酸を食べ物やサプリメントの形で取り込めば、脂肪は分解しやすくなるのでしょうか?また、そういった形でオキサロ酢酸を取り込むことは可能なのでしょうか? わかりにくい箇所等ありましたらすみません。 教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

オキサロ酢酸を調べると重要なことが2つあります。 ◎オキサロ酢酸はそのままではミトコンドリアの内膜を通過できない。 ◎オキサロ酢酸は、常温では不安定で、脱炭酸化が起きてピルビン酸となる。 サプリメントとかにしやすい物質ではないですね。 安定で吸収しやすい物質の形がいいのです。 前にも ATP をサプリメントで取り込めないかとありました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%83%AD%E9%85%A2%E9%85%B8

westnile
質問者

お礼

なるほど!サプリメントにしやすい物質とそうでない物質があるのですね。よくわかりました。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • TCA回路の仕組みがいまいち納得できません…

    すいません、最近興味があって独学で生化学を学んでいます。 その中で、TCA回路でよく分からないことがあります。 TCA回路はぐるぐる回りながらATPを産生しています。 その中で、糖や脂肪由来のアセチルCoAによってオキサロ酢酸をクエン酸として回していると思います。 そこでなのですが、ということはTCA回路はアセチルCoAさえあれば、ぐるぐる回り続けることができるということです。しかし実際には糖を摂取しないとエネルギー不足になってしまいます。アセチルCoAは脂肪から作れるのに。 これはなぜなのでしょうか。無知ですいませんがよろしくお願い致します。

  • オキサロ酢酸 ケトン体

    ケトン体は脳で、グルコースの代わりにエネルギー源となると、参考書に書いてあったのですが、TCAサイクルを回すにはオキサロ酢酸とアセチルCoAが縮合してクエン酸になることが必要ですよね? ケトン体がアセチルCoAに変換されても、グルコースがないとオキサロ酢酸はできないのではないでしょうか? オキサロ酢酸にも別の供給回路があるのですか?

  • 糖新生について

    趣味で生化学の勉強をしています。 糖新生について書かれている文献を読んでいると 「脂肪酸がβ-酸化されて生じるアセチル-CoAは、グルコースに変換されません」 という旨の文章をよく見かけます。混乱しました。 糖新生の経路で、ピルビン酸→オキサロ酢酸→リンゴ酸→・・・・・という経路がありますが、アセチルーCoAはTCA回路でクエン酸を経由してリンゴ酸やオキサロ酢酸に変換されますよね? アセチルーCoA→ピルビン酸という変換ができないため、糖新生という言葉の定義上、「脂肪酸は糖新生に利用できない」というのはわかりますが、「脂肪酸はグルコースに変換されない」というのが腑に落ちません。遠回りながらグルコースに変換され得るのではないかと思ってしまいました。 僕の認識の間違いを指摘してください。

  • ケトン体が利用される仕組みがよく分かりません。

    ケトン体が利用される仕組みがよく分かりません。 文献などを調べたところ、糖不足時に糖由来のオキサロ酢酸が不足することによってTCA回路において、余ったアセチルCoAがケトン体生成に回されると書いてありました。そしてそのケトン体は他の組織でアセチルCoAに変換され、他の組織のTCA回路で再利用されると書かれていました。 しかし、他のどの組織でも糖を摂取していない場合には糖不足であり、他の組織にアセチルCoAとなるケトン体を回しても、どのみち糖不足によるオキサロ酢酸不足でTCA回路が回らないと思うんですが、どうしてケトン体が生成されるのでしょうか? よろしくお願い致します。

  • 生物について

    オキサロ酢酸からアセチルCoAを作る酵素は「脱炭酸酵素」であってるのでしょうか?  ステアリン酸から9アセチルCoAを作るのはβ酸化でいいんでしょうか? 回答よろしくお願いします。

  • 脂肪酸やアミノ酸からのケトン体について

    脂肪酸やアミノ酸からのケトン体について グルコースが不足している時、脂肪酸からアセチルCoAを作り出してクエン酸回路から ATPを取り出しているようですが教科書のフローチャートのながれが一度ケトン体という物質に変わっています。それから筋組織に移送して再びアセチルCoAになってクエン酸回路で処理されています。 なんのためにケトン体という物質を作っているのでしょうか? また脂肪酸が直接筋組織に移動してアセチルCoAを作り出してクエン酸回路から ATPを取り出している異化もあるようですが、この2つはどのような違いがあるのでしょうか?なんのために2通りあるのでしょうか?

  • クエン酸回路のスタート

    クエン酸回路はピルビン酸がスタートでしょうか、それともアセチルCoAがスタートでしょうか? クエン酸回路はミトコンドリアで行われるので、アセチルCoAがスタートなのかなと思ったのですが、 実際はどうなのでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 酢酸リンゲルと乳酸リンゲルの代謝の違い

    いつもお世話になっています。 輸液剤で酢酸リンゲル液と乳酸リンゲル液が細胞外液補充+アルカリ化剤として利用されていますが、乳酸代謝は肝臓に由来するが、酢酸代謝は多臓に由来し、代謝が早いと聞きます。 この代謝経路の違い(臓器特異性)はどのように説明されているのでしょうか? 乳酸は、肝臓で乳酸脱水素酵素によりピルビン酸となることはわかります。酢酸代謝についても、アセチルCoA合成酵素によりアセチルCoAとなり、クエン酸回路を経てH2O+CO2→重炭酸イオンとなる・・・。両者の臓器特異性はこれら酵素分布の違いによるものなのでしょうか?

  • 酸素がない時の呼吸

    酸素がない時、電子伝達系がとまるからクエン酸回路でできたNADH2が使えないので、クエン酸回路も止まると習いました。 そうだとすると、酸素がない時はピルビン酸→アセチルCoAの反応もNADH2ができるからとまると思うのですが、問題集には酸素がなくてもピルビン酸→アセチルCoAの反応は起こると書いてありました。 本当なんでしょうか?

  • 光合成によってできた糖の行方は?

    動物細胞において、糖は、細胞質における解糖系によってピルビン酸になり、ピルビン酸はミトコンドリアでアセチルCoAとなってクエン酸回路に組み込まれます。 (ここまでで間違いがありましたらご指摘ください。) ここで質問なのですが、植物は葉緑体で光合成によって糖を産生しますよね。その糖は細胞質へ送られた後どうなってしまうのですか? 動物と同じく解糖系→クエン酸回路…というプロセスを辿るのでしょうか? 色々な本を読んでみたのですが、「ミトコンドリア」に関する項目と「葉緑体」に関する項目を分けて解説している本が多く、これらの関係がいまいち理解できません。 ご回答よろしくお願いいたします。