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負性抵抗とメモリ
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負性抵抗領域の左右(上下)には通常の正抵抗の領域があります。 そこで、つなぐ電源をうまく選べば同じ電圧(あるいは電流)で、安定な動作点が負性抵抗の左右にひとつづつできます。 一度、どちらかの状態に落ち着くと、電圧などを変えてやらない限り、その状態を維持します。 これを使えば、メモリとして動作します。 例えば、電圧を上げていったときに 電流が上昇、次いで下降、その後また上昇、という電流特性(イタリックのNみたいな形)を持つ場合、極大と極小の間の電流の定電流源で駆動すると、安定な電圧の動作点が二つできます(真ん中の動作点は不安定)。 電流値を一旦大きくして、戻すと、電圧の高いほうの動作点に、逆に電流を一旦下げて戻すと電圧の低いほうに落ち着いて、その状態を維持します。これはメモリ動作そのものです。
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- foobar
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「Iを変えて行く場合にはひし形のヒステリシスのように違う経路でVは上がって下がると。そしてIが一定でも、2カ所の取りうるVの場所ができると。」で正しいです。 (ヒステリシスを持つ現象は、ヒステリシスの中に負性抵抗のような領域がある、として扱うことが多いかと思います。) 電流を変えた場合、極大値を超えると不連続に電圧が変化します。この途中の過渡的なところはその周辺(漏れインダクタンス、浮遊容量、配線抵抗など)も含めて過渡的な挙動を考えることになるかと思います。 定性的には、極大値のところから電流をあげようとして印加電圧が増えて負性抵抗領域に入り、ここでは不安定(電圧が上がると電流が下がろうとする)なので極短時間で極大値に対応するもうひとつの電圧のところまで状態が移る、というような説明になるかと思います。
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