グリコーゲンと浸透圧について

このQ&Aのポイント
  • グリコーゲンは浸透圧を変えずに貯蔵できる
  • グリコーゲンはグルコースの数は同じなのに浸透圧は保存できる
  • 浸透圧には溶質の濃度だけで決まる
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グリコーゲンと浸透圧について

生体が、グルコースをグリコーゲンとして貯蔵するメリットとして、グリコーゲンとすれば浸透圧を変えずに貯蔵できるから、と生理学の本に書いてあったのですが、化学の素養がない私は、はてそうなのかと疑問に思いました。 浸透圧の基礎の基礎について、確認させてください。 グリコーゲンはグルコースを合成したもので、浸透圧は溶質の濃度に比例しますが、イメージとしては、10個のグルコースから1つのグリコーゲンを作れば、含まれるグルコースの数は同じなのに浸透圧は10分の1で保存できる、ってことなのでしょうか? うーん、そんなうまい話がって感じで、煙に巻かれた気がしました。 NaClなら、電離物質ですから、水に溶かすと2個分になって、浸透圧ではそう換算するというのは知ってます。グリコーゲンはそうはならないからってことでしょうか。 でもグリコーゲンは当然、グルコースより容積や質量は大きくなってますよね。浸透圧には濃度だけで決まるのであって、溶質の容積や質量は関係ないということでしょうか。浸透圧ってそんな単純なものなのでしょうか?

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  • malaytrace
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回答No.2

>グリコーゲンはグルコースを合成したもので、浸透圧は溶質の濃度に比例しますが、イメージとしては、10個のグルコースから1つの>グリコーゲンを作れば、含まれるグルコースの数は同じなのに浸透圧は10分の1で保存できる、ってことなのでしょうか? >うーん、そんなうまい話がって感じで、煙に巻かれた気がしました。 まったくその通りなんですよ。10個程度ではデキストリンですから、それより2桁程度以上違いますね。 グルコースをグリコーゲンにする反応は脱水縮合ですから、重合してグリコーゲンとして貯蔵すると質量や水の体積(≒溶液の体積)に対する影響はありますが、質量は減少(重合度が十分大きければ162/180倍)しモル濃度は低下(溶媒の増加)するという側への影響になります。質量自体は浸透圧に無関係ですし、溶媒の増加は浸透圧のむしろ低下(ただし無視できるレベル)になります。 このエネルギーを油脂の形に変化させて貯蔵してやると質量をさらに小さくでき、運動する動物には有利になります。グリコーゲンが普通預金ならば、油脂は定期預金ですかね。

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  • sporespore
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回答No.1

グルコースをグリコーゲンに重合することで溶質のモル濃度の上昇を、従って浸透圧の上昇も起こさずに済み、細胞内に水が進入することを防止できる。グリコーゲンは容易にグルコースに変換できるので、エネルギー調達の面からも支障はない。 http://www.hoken.med.yamaguchi-u.ac.jp/Wiki/?%A5%B0%A5%EA%A5%B3%A1%BC%A5%B2%A5%F3(%C0%B8%B2%BD%B3%D8) http://hobab.fc2web.com/sub4-Fructose_Metabolism.htm

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