人生相談｜17歳男子が人生の転機を乗り越える方法は？

質問

• 17歳男子が人生の転機を迎え、高校中退を選んだ経緯について語る。
• 過去の出来事に苦しむ彼が、現状をプラスに捉える方法を求めている。
• 大学進学を目指し、新たな環境で自分を納得させるために前向きに努力したいという彼の思い。

回答No.2

blazin

それでも。
１７歳の今の貴方は周りが見えているよ？
自分がコントロール出来ない現実に巻き込まれてしまった事。
それは悔やんでも悔やみきれないよ。
しかも、
それまでの貴方の生活はまあまあ穏やかだった。
今の貴方が振り返ってみても、
本当に「巻き込まれた感」が拭えないんだと思う。
それはおそらくずっとそうだと思う。
本来居た筈の場所に居れない悔しさ。
それってバタバタから少し時間が経った今だからこそ
感じる事なんだと思う。
貴方の人生を比較級で捉える事は出来ない。
貴方のしんどさは貴方固有のしんどさ。
別に命が無くなった訳じゃ無いんだから、
これからの自分自身でやり直していけば良いじゃないか？と。
自分で「選べない」何かによって振り回されたなら、
自分が「選べる」何かを一つずつ積み重ねていけばいいんだ、と。
周りがそう言うのは簡単だけれど、
貴方本人にとっては簡単な事では無い。
仮にそう言ってくれる人が周りにいたとしても。
それはそれでそう思うし、理解も出来るけれど・・・
僕の心の行き場のない部分はどうなるんだ？と。
もどかしい気持ちが貴方を苦しめる事もある。
直ぐに気持ちが切り替わったり、
スッキリと過去のバタバタを畳んでいく事はこれからも無いと思う。
それはそれ。もどかしさはもどかしさ。
もし貴方が、
今の自分の「ような」経験を持つ人に対して何か声を掛けるとしたら？
貴方は何をどのように伝える？
自分でも凄く難しいんだと思う。
一般論にされても面白くないと思うけれど。
突然昨日まであった生活が圧倒的に失われてしまう事。
それって大地震のように、
貴方以外の人たちにも起こっている事なんだよね？
昨日まで普通にあった自分の居場所が、
地震や津波によって突然跡形も無く失われてしまう事。
しかも、
自然災害って誰のせいでも無いでしょ？
本当に行き場が無いんだよ。
失われた感覚に対する行き場が無いんだよ。
気持ちのやり場が無いんだよ。
神戸の時もそうだけれど、
去年の大震災によって、
本当に時間が止まってしまっている人が沢山いる。
貴方に勧めたいのは、
来年一度時間を創って震災の跡を見て廻る事。
別に特別な教訓を見つけてこなくても良いよ。
貴方の中の一つの小旅行であり、気分転換でも構わない。
でも、
改めて失われたモノを間近に体験してみると。
貴方の中の何かが再び動き出すかもしれないよ？
貴方が生きている限り、
今そこにいる、貴方の場所が貴方の「居場所」なんだよ。
貴方が生きている限り、
貴方の居場所が無くなる事は無い。
ただ、
「居心地」は自分で創り上げていく必要がある、という事。
たとえどのような影響を受けたり、振り回されたとしても。
地震の被害は、
自分の居場所さえ無くなってしまうような、
自分のルーツさえ洗い流されてしまうような、
それ位「圧倒的なカタストロフ」なんだよね？
言葉に出来ない分、前にも進めないんだよ。
貴方には貴方の「復興」という、
個人的なテーマがあるじゃない？
だからこそ、
これから立ち上がろうとしている現場だったり、
地域を訪ねて、感じてみる事で。
自然と貴方の中にリンクしていくものがあるんじゃないの？
少しでも前を向いて～という貴方の心の「芽」は既にあるんだよ。
後は、
その「芽」を丁寧に育んでいく事が大事。
たまには強い風が吹いたり、嵐がやってくる事もあるよ。
上手く育ちきらない時もある。
ぐんぐんとは伸びていかない時もある。
それでも、
その大切な「芽」を枯らしてしまわないように。
その新しい「芽」が根ごと飛ばされてしまう事が無いように。
貴方のペースで丁寧に育んでいって、
貴方なりに納得が出来る「芽吹き」を迎えればいいんじゃないの？
少し時間が掛かっても良いんだから。
貴方の人生トータルで見ていくなら、
まだまだ足元を構築している段階なんだよね？
あまり色々なものを１７歳以上に背負わない事も大事。
改めて、深呼吸を忘れない事。
目の前の一日一日を、一日分ずつ大切にね☆

お礼

本当、色々考えさせられる回答をありがとうございます。価値観が変わりました。震災で家族や友人が亡くなった方、沢山居るかと思います。そういう方に比べたら自分はいくらでもやり直しが利くと思えます。人一倍繋がりを求める私にとっては悔しさや儚さといった物は同じレベルなのかな…、とも感じています。周りの目を気にするあまり、動揺していた自分、常に生き急いでいる自分を感じる事が出来ました。スローペース・マイペース　周りより一歩遅れて歩く事を恐れている自分を知れました。震災の跡地を巡る旅、考えています。大学が決まり次第、スケジュールを立てて行ってみようと今のうちから考えています。