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ハチアレルギー

ハチアレルギーについて質問したいです。初めてスズメバチに刺されたのですが、スズメバチの抗原が体内から排出されるまでには2~3日かかるらしいのですが、初めてのハチ刺傷で体内で抗体ができるには一週間かかるらしいです。2~3日で排出される抗原に対して一週間かけて抗体が出来ても意味無いのでは? 体内から追い出そうとして免疫が働くのに抗体が出来る前に分解されて代謝されたら抗体を作ってる途中で身体がそれに気がついて抗体を作るのを止めるのでしょうか?

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  • parts
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回答No.3

基本的に、幹細胞にて対応した抗原を持つ、免疫記憶細胞(B細胞)が、大量生産されるまでの時間差があること。それらが、全身に十分にいきわたるには時間がかかるというのが大きな理由です。 現実の武器で考えてください。最新鋭の戦闘機が開発されました。これで、安泰ですとは言わないでしょう。武器は、量産し、配備されてこそ抑止力や攻撃力となります。 即ち、免疫も解析でき対抗手段が出来たから、すぐに反撃可能な状況になるのではありません。 なんにしても配備が完了した時に初めて、使える武器(免疫)と言えるのです。 これは、インフルエンザなどの病原体や細菌感染に対しても言えますが、司令塔細胞などが解析を終え、新型の抗原を量産するように指示したとしても、すぐにそれを生産できるように全身の免疫細胞が動くわけではありません。 緊急増産の体制を整えるため、代謝を促進し、急ピッチで、大量の武器(免疫細胞)を生産し、それらを血中に送り出し、攻撃させることで病原体をつぶすのです。それの解析から最初の量産にかかる時間は、そのウィルスや細菌などによって異なり、薬剤を使わないと治らないか、進行をすぐに抑えられず間に合わない(死亡する)場合もあります。 長期間専用の武器を装備し、記憶するタイプの免疫は、今日情報が解析されたから、明日から機能するものではありません。一定のルールを元に、捕食細胞や、司令、解析細胞などが情報を集め、それを元に幹細胞(造血幹細胞など)から反撃に必要な抗体を生産できる細胞を新規量産し、それが十分にそろった時に初めて、十分な抗体を持つようになります。 尚、一週間と書かれていますが、あくまで一般的目安です。個人差があり、そもそも抗体ができないケースもあります。それが、いわゆるアレルギーが起きる人とそうでない人の違いでもあり、免疫が付く場合と十分につかない場合の違いでもあります。 抗体が必要ないほどに少なかったり、抗原が危険とみなさない場合は、記憶免疫細胞が量産されないケースがあり、それが違いとなります。

adgjmp1234
質問者

お礼

私の為にこんなに一生懸命ご回答くださって本当にありがとうございます。 つまり、一度体内に入った抗原はすぐに代謝されても、免疫がすぐに働けるように準備しておく。と言うことでしょうか?しかし、すでに抗原が身体から代謝されて無くなってる物に対して抗体を作って準備するといっても身体の中に無い抗原に対してどの程度抗体を作ればサプレッサーT細胞が機能するのでしょうか?ウィルスなどは増殖するから免疫が働きがいがあると思いますし、体内から無くなるとサプレッサーT細胞が敵をやっつけたぞー。とB細胞に抗体生産をやめさせると思いますが。

その他の回答 (3)

noname#250373
noname#250373
回答No.4

初めて蜂に刺される→蜂毒が体に回る→蜂毒の抗体を作成開始 というイメージのようにお見受けしますが、実際は以下のような感じです。 (1)初めてハチに刺される→(2)刺された部位の近傍にいた抗原提示細胞がハチ毒を取り込んで異物と認識、炎症発生→ (3)抗原提示細胞がリンパ節等の免疫組織に移動し、対応するB細胞やT細胞を活性化・増殖(一致する抗体などをもつ細胞がすでに偶然に存在している)→ (4)対応するB細胞やT細胞が炎症部位に移動して免疫応答。一部の細胞は免疫記憶細胞となり、次回同じ抗原が現れた時に速やかに増殖できる体制を取る。 「2~3日でなくなる抗原」かどうか、免疫系が知る由もありません。異物とみたら速やかに対応します。 (2)が成立するには2~3日もかかりません。初回だと(3)で時間がかかります。 攻撃対象が無くなれば攻撃指令も止むので抗体産生も止みます。 もし(3)の過程で抗原が無くなった場合、ストップがかけられるか…正確には分かりませんが、ストップをかけるのは難しいのではないでしょうか?

adgjmp1234
質問者

お礼

ご回答くださって本当にありがとうございます。ハチアレルギーの人はIgE抗体を作る量が決まっているんだと思います。ハチの毒の量によって生産されるIgE抗体の量も違うと思います。今後はハチに刺されない様に気をつけます。

回答No.2

抗体の精製に毒素はいりません。 最初に入ってきた情報で血液はすでに抗体を作り始めます。 その遺伝子レベルの毒素の情報コピーはすぐに作り出され脳が抗体を作る準備を始めるので、残りかすの毒素そのものはは体内に残っている必要はありません。 抗体を作ることはやめません。血液は毒素が入ってきた数日で、全てが抗体能力を持った別物に変っています。つまり、外部からの刺激を受けた人間は、それに応じた抗体をもった血液情報になるため ある人は蜂に刺されても腫れもしないが、ある人は倒れるほど抵抗がなくなるということです。 それが環境適応能力で、動物全てに備わっています。 代謝は、情報を取った不純物を追い出す行為に他なりません。 貴方も、知りたい情報を見た後の週刊誌は捨てますよね?でもそこで得た情報は活用しますよね 雑誌自体捨てたからって、何月何日にイベントがあって行きたいなら覚えてますよね? メモだって取れますしね。それが遺伝情報です。

adgjmp1234
質問者

お礼

私の為にこんなに一生懸命ご回答くださって本当にありがとうございます。週刊誌の例えは凄く分かりやすいかったです。 しかしまだ分からない事がありまして、身体の中から排出された抗原に対していつまで抗体を作り続けるのでしょうか?身体の中に無い抗原に対してサプレッサーT細胞はいつブレーキをかけるのでしょうか?ウィルスなどは増殖するから免疫が働きがいがあると思いますし、身体から排除されればサプレッサーT細胞がB細胞にブレーキをかけると思いますし。

  • tsline
  • ベストアンサー率21% (275/1260)
回答No.1

私にはむずかしくて良くわからないのでこちら

参考URL:
http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/vespa056.htm
adgjmp1234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 こちら……何かURLがあると思ったら張り忘れたのかな?

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