古典文法の動詞+使役の助動詞/使役動詞についての質問

このQ&Aのポイント
  • 古典文法の動詞+使役の助動詞と使役動詞についての質問です。具体的には、使役の助動詞「す」と動詞の未然形の接続規則について説明しています。
  • 四段ナ変ラ変動詞の未然形には「す」を接続し、「さす」はそれ以外の動詞の未然形に接続するというルールがあります。しかし、「驚かす」「騒がす」「散らす」「悩ます」などの動詞は四段活用の未然形+助動詞と考えても問題は生じません。
  • 辞書では「驚かす」「騒がす」「散らす」「悩ます」などが1単語の動詞と説明されていますが、なぜそうなのか疑問です。意味の面にも踏み込んで考えるべき問題です。
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【古典文法】 動詞+使役の助動詞/使役動詞

表題の通り、古典文法の品詞分解の問題で、 動詞+使役の助動詞の場合と、1単語の使役動詞である場合の区別についての質問です。 学校で学ぶ古典文法の範囲では、 使役の助動詞「す」は、四段ナ変ラ変動詞の未然形に接続し、 「さす」は、それ以外の動詞の未然形に接続するというルールがあります。 したがって、 「見す」「着す」の場合は、「見/さす」「着/さす」との比較で、前者は1単語の動詞、後者は動詞+助動詞と判断しなければならないのはわかります。 しかし、 「驚かす」「騒がす」「散らす」「悩ます」の場合は、 上記接続のルールだけ考えれば、四段活用の未然形+助動詞と考えて不都合は生じません。 それなのに、 辞書ではそれぞれ1単語の動詞と説明されています。 それならば、 「養は/す」「泣か/す」などの場合も、1単語の動詞と判断しない根拠はどういうことなのでしょうか? 意味の面に踏み込んで考えるべき問題だろうと思いはするのですが、 考えがまとまりません。 ご存じの方、推測でもよいのでアイデアのある方、ご教示いただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tomham315
  • ベストアンサー率31% (50/161)
回答No.1

納得いかない類のものは、元々存在した言葉で、規則正しいものは~させるといった形で言うために(「規則」に則って)作った言葉なのでは?つまり当て字が読めないのと同じ悩みではないでしょうか?

otasuke009
質問者

お礼

解答ありがとうございました。 元々存在したことばというのがヒントになり、解決できました。 納得できなかったものは、「す」がある形でも四段活用の動詞で、 助動詞「す」がついたのであれば、下二段型の活用になるはずでした。 そもそもの質問が的を射ていなかったわけですが、 とにかく解決のヒントを与えていただきありがとうございました。

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