• ベストアンサー

グレープフルーツは体に悪いですか?

グレープフルーツは、代謝酵素の働きを阻害するため 一部の薬との飲み合わせが禁止されていると思います。 ここで疑問なのですが、 薬以外の、体にとって有毒な物質の解毒も 阻害してしまうことはないのでしょうか。 ネット上で検索してみると 「グレープフルーツは健康に良い」という情報と 「一部の薬と併用禁忌」という情報に多くヒットしますが 「グレープフルーツ自体の健康への悪影響」に関する情報は見当たりません。 そのような情報があれば確認したく、質問させていただきました。 どうぞよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • narigon
  • ベストアンサー率65% (343/522)
回答No.4

No.2です。 >薬物以外の生体異物の代謝が阻害されて体に影響が出ることはないのでしょうか? とのことですが、酵素には基質と言って働く相手が決まっています。 CYP3A4ももちろんそうで、どんな異物にでも働くわけではありません。 wikipedia ですが、こちらのサイトにCYP3A4が効果を示す基質が出ています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/CYP3A4 コデインとかテストステロンとか。 質問者さんがどういった物の代謝が阻害されて困ると考えられているかわかりませんが、これらの薬品で無ければ影響は受けませんよ。 薬を飲むときは注意してください。

xpwkdluu
質問者

お礼

再度のご回答、ありがとうございます。 基質を確認すれば良いのですね。 いただいたURLを確認したところ、 「CYP3A4の主な基質」として挙げられているのは薬物ばかりですね。 薬物の代謝に大きく関わっている酵素だから 薬物を服用していなければ影響はない、と理解しました。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.3

単体で害のないものでも混ぜると危険になる場合があるだけです。 これはどんなものにも当てはまります。 過去には、それぞれ単体で食品安全検査を通っているビタミン飲料と保存料を合わせて商品にしたら中で化学反応起こしてベンゼン(毒)になった、なんて事例もあるそうです。(By もやし○ん) その組み合わせで混ぜない限り、ビタミン飲料自体は栄養ですからビタミン飲料の悪影響では出てこないでしょう。 同じようにグレープフルーツ単体で問題が起きるわけではないので、グレープフルーツの健康被害・悪影響では出てこないと思いますよ。 まぁ、輸入する際に外側に大量の防腐(カビ)剤を吹きかけてて、皮を食べると危険…なんて話は記憶にあります。が、これもグレープフルーツ自体ではなくて防腐(カビ)剤そのものの話ですから論点が違うと思います。

xpwkdluu
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 確かに、混ぜると危険になる例はたくさんありますね。 防腐剤の影響も無視できないものがありそうですね。

  • narigon
  • ベストアンサー率65% (343/522)
回答No.2

物事はそんなに簡単ではありません。 まずグレープフルーツと薬の禁忌は、グレープフルーツ内の物質が医薬品の代謝を阻害し、想定よりも長い間医薬品が体に留まるため薬効が強く出てしまいます。 最近、酵素酵素とよく言われますが、酵素は鍵と鍵穴の様に相手が決まっています。 グレープフルーツの中の成分が阻害する酵素はCYP3A4で、これは確かに生体異物を代謝する酵素です。 ここでわかって貰いたいのは酵素自体は有毒か無毒か、人に有益か無益かなど判断しません。 そこに生体異物があるから代謝するだけです。 実際、血圧を下げるカルシウム拮抗薬はグレープフルーツと相互作用を示すのですが、カルシウム拮抗薬自体は薬で人に有益な物ですが、グレープフルーツと一緒に飲むことで血中濃度が上がりすぎ、ある意味毒になるのです。 つまり、グレープフルーツが体に悪いなんてことは無く、「グレープフルーツはカルシウム拮抗薬など一部の薬の薬効を強くしてしまうため、それらの薬を飲むときは食べては(ジュースを飲んでも)だめ」と言う事実のみです。 言わずもがなグレープフルーツには体に良い効果もあるでしょう、しかし、上に書いた相互作用だけで無く、柑橘類はお腹を下しているときなどは悪影響ですし、車酔いなどにもよくありません。 どんな物でも過ぎたるは及ばざるがごとしです。適量を適当な時に食べれば良いのです。 それと、「体にとって有害な物質の解毒」なんて事は残念ながらありません。 漫画やゲームじゃ無いので解毒なんてそうそうありません。 解毒など、あっても蛇の毒に対する抗血清を用いた解毒なんて感じで、体内で起こる解毒はせいぜい代謝くらいですよね。 人間に対して100%有用な物や、100%毒となるような物は存在しません。 どんな物でも有用になったり、毒になったりします。 それを物質が勝手に取捨択一して有害な物だけ排出するなんて事はありえません。

xpwkdluu
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 具体的に教えていただき、参考になりました。 ちなみに、グレープフルーツがCYP3A4を阻害すると 薬物以外の生体異物の代謝が阻害されて 体に影響が出ることはないのでしょうか? (それが疑問に感じるポイントです)

  • AVENGER
  • ベストアンサー率21% (2219/10376)
回答No.1

該当する薬さえ飲んでなければ、問題ありません。 納豆も同じ。

xpwkdluu
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 そういえば、納豆も禁忌薬がありましたね。

関連するQ&A

  • グレープフルーツジュースと薬について

    降圧剤で、グレープフルーツジュースと一緒に飲むと効果が強まり副作用が出やすくなる種類のものについての質問させてください。ジュースだけではなく、果物自体も良くないのでしょうか?また、グレープフルーツジュースの中のどの成分が代謝酵素を阻害するのか詳しい方がいましたらご教授ください。

  • 抗不安薬メイラックスとグレープフルーツ

    メイラックスとグレープフルーツ・ジュースを一緒に飲んでも大丈夫ですか? 一部の薬はグレープフルーツと一緒に摂取するのは禁忌になってますが。

  • 薬とグレープフルーツジュースについて

    薬をグレープフルーツジュースで飲むと、グレープフルーツジュースの中のタマゴモンユ(?)とかいう成分が薬の効き目を無くす働きをするというのを聞いたのですが、本当ですか? グレープフルーツジュースは健康に良いと効いて飲んでいるのですが、逆効果になると薬を飲む意味がないような気がして、心配になってます。 詳しく教えていただけると、ありがたいのですが。

  • 阻害定数の求め方について

    阻害定数の求め方について 受容体やトランスポーター、代謝酵素などの働きを阻害する薬物による阻害定数を求めている論文を読んでいて思ったのですが、阻害定数を求めるにはどのような実験を行ったらいいのでしょうか?

  • IC50(アイシーフィフティー)の求め方

    ある物質(A)が酵素の働きを抑える濃度について実験してます。酵素の働きを50%抑えたときの(A)の濃度を求めたいと思い、濃度を色々変化させて酵素阻害率をみていますが、グラフにプロットすると直線ではなく2次式になってしまいました。このとき、(1)なるべく直線のところで計算する(2)2次式で求める、のどちらがベターなのでしょうか???

  • 抗生物質の働き

    細菌もヒトも細胞レベルではほぼ共通なのに 感染した細菌を殺す抗生物質のなかには,酵素に結合して,その働きを阻害するものがあります。 では抗生物質はどのような酵素を標的として、なぜ細菌にだけ効くのですか?

  • フィードバック阻害について。

    南江堂の「一般生化学」という本に、フィードバック阻害の説明で、 「物質Aから出発して最終産物Zに至る一連の代謝経路を考えてみよう。   E1 E2       En  A →B →C-………… →Z  各段階はそれぞれ異なる酵素によって、触媒される。最終産物Zの 濃度が一定量に達すると、連続反応の第一段階(A→B)を触媒する酵素E1の阻害が起こり、Zのそれ以上の生成が阻止される。                (=Zまでしか生成しない。) このような最終産物による阻害をフィードバック阻害という。このような阻害は代謝調節上、生理的に重要な現象で、この例における酵素E1がアロステリック酵素タンパクであることによるもので、アロステリック阻害と呼ばれる。」とありましたが、ここで質問があります。 (質問1)フィードバック阻害とアロステリック阻害の違いって? (質問2)E1がアロステリック酵素だというのは上のところよりわかりましたが、他のE2,E3,…Enはアロステリック酵素なのですか?それとも、そうではないのですか?   以上の2点の質問を教えてください。お願いします。

  • 可逆性コリンエステラーゼ阻害薬とは、なんなのでしょうか?

    アセチルコリンは猛毒と聞きます。不可逆性コリンエステラーゼ阻害薬(サリン等)はコリンエステラーゼを阻害する危険な薬なのはわかるのですが、可逆性コリンエステラーゼ阻害薬(フィゾスチグミン等)は危険じゃないのでしょうか? 一時的にコリンエステラーゼを阻害するけども、短時間なので平気なのかな。と自分で考えてみたのですが、酵素と阻害剤が結合した後の複合体をすぐ分解する働きは何なのだろうか?とグルグル考えが混乱してます。 この場合における可逆性・不可逆性の違いも教えてもらえると大変助かります。よろしくお願いします。

  • 非競合阻害やアロステリック阻害について

    ヴォート生化学の本に「非競合阻害剤…酵素の基質結合部位と異なる部位に結合する物質」とありました。 また、別の本に「アロステリックとは、他の部位(または場所)という意味である。アロステリック酵素は、その分子内にその本来の触媒作用部位とは別に、代謝調節作用物質を結合させる部位(調節部位)をもった酵素たんぱく質である。」とありました。 そこで疑問におもったのですが、 (質問1)酵素の基質結合部位とは活性部位のことですか? (質問2)酵素の基質結合部位と異なる部位=調節部位ですか? 以上の2点を教えていただけないでしょうか?お願いします。

  • 酵素ドリンクについて

    両親の健康のために酵素ドリンクの購入を考えています。 酵素の種類は大きく分けて以下の3種類という情報を得ました。 ・消化酵素 ・代謝酵素 ・食物酵素 この3つの要素を兼ね備えた酵素ドリンクは販売しているのでしょうか?? 特に、血流、消化に効くものでみなさんのおススメの酵素ドリンクがありましたら教えてください!! よろしくお願いします。

専門家に質問してみよう