微分と三角関数の公式の関係

このQ&Aのポイント
  • 微分と三角関数の公式の関係について調べました。
  • サインやコサインに±90度を足すと得られる公式について興味深い覚え方を知りました。
  • ±90度の倍数を足す公式はすべて一つの応用で覚えることができることがわかりました。
回答を見る
  • ベストアンサー

微分と三角関数「±90°」の公式の関係

こんな数学的に興味深いことを知りました。 サインやコサインに±90度を足すと得られる公式  例:sin(X+90度)=cosX のようなものの面白い覚え方です。 sinX ←  -cosX ↓       ↑ cosX →  -sinX 矢印の向きに見ると、微分していけば、ぐるぐると上のように成り立っている、というのが分かります。 (逆は積分で。) ここで、「±90度の倍数」をたしても成り立っている、ということが興味深いです。 これがあれば覚えにくい90度の倍数を足す公式はすべて上の応用で覚えれる、というのが上の利点です。 ここで、疑問に思ったことがあります。 これらと微分の図形的な意味、数式的な意味は?・・・なぜ上のように成り立つのか (自分なりの考え:90度、というところがどこかポイントなのだと思います。微分=接線の傾きを求めること だから) ということです。 また、この応用で「45度」についてもどうにかできませんか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • info22_
  • ベストアンサー率67% (2650/3922)
回答No.1

sinX ←  -cosX ↓       ↑ cosX →  -sinX この微分関係におけるXはラジアン単位であることをお忘れなく。 Xの単位が度「°」なら成り立ちません。 Xの単位が度なら、ラジアンに変換してから微分しないといけません。 微分するたびに変換係数π/180が出ます。 Xを度[°]単位とするとX[°]=X*(π/180)[ラジアン]に変換してから微分してやります。  dsin(X*π/180)/dX=(π/180)*cos(X*π/180) など。 なので原則として、微積分の場合はsin(X)やcos(X)のXの単位はラジアンでないといけません。 >ここで、「±90度の倍数」をたしても成り立っている、ということが興味深いです。 これは「±π/2の倍数」をたしても成り立つ。とラジアン単位の角度にすべきです。 {sin(x+a)}'=cos(x+a) ...(1) {cos(x+a)}'=-sin(x+a) ...(2) 位相(角度)の単位はラジアンです。 合成関数の微分公式を使えば d(x+a)/dx=1 なので、三角関数の位相(角度)に定数aがあってもsin,cosの微分関係は成り立ちます。  aは任意定数なので a=±π/2[rad](±90°のこと)であっても、a=±π/4[rad](±45°のこと)であっても成り立ちます。 >これがあれば覚えにくい >90度の倍数を足す公式 ←「π/2[rad]の倍数を足す公式」としないといけないですね。

shitumon631
質問者

補足

すいません、日本語がまずかったようです。補足します。 sinX ←  -cosX ↓       ↑ cosX →  -sinX 回答者さまは「XがX+(定数)であってもXについて微分するとき、  sin(X+定数)=cos(X+定数) が成り立つことなどを教えてくださったのだと思います。 私がききたかったことはそうではありません。説明不足で申し訳ありません。 実際に質問したかったことを説明するために一旦図を書き直します。      (4) sin    ←  -cos ↓(1)       ↑(3) cos    (2)→  -sin ここで、まず上の図は「三角関数の覚えにくい公式を覚えやすくするための図」だと念頭においてください。 sin(θ+π/2)=cosθ cos(θ+π/2)=-sinθ ・・・というようにπ/2たして得られる公式、つまり「余角の公式」がありますよね。(覚えにくい公式とはこのことです) (1)ではsinの余角はcosであると示しています。 ・・・これを応用すると、sinの補角は-sinであると分かります。 つまり、矢印ひとつ分がπ/2を1回足す分に相当しています。 これらを応用してどんどんsin(θ+π/2 *n)=・・・と導くことができます。 --- ここで、この図と「微分」の関係を考えてみると、 見事に矢印ひとつ分で 微分一回分であり、あえて等式にあらわすなら {sinθ}'=sin(θ+π/2)が成り立っています。 これでなぜ補角の公式などが覚えやすくなるか、というのは、微分の公式はよく使うので覚えやすく、補角の公式は覚えにくい。そこで4つの四角形のような図形を描けば補角の公式を導けると知っておく。左上にsinがくることだけを覚えておけば、あとは順々に微分していくだけ。そうすれば補角の公式が導ける、と思ったところです。 ・・・このような図がどうして成立するのか、という質問でしたが、これで伝わったでしょうか・・?

その他の回答 (1)

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

第一点: それが成り立つような関数を sin, cos と定義したからです。 三角関数の定義には、いくつかのやり方がありますが、 微分方程式を用いた定義では、そのようにやります。 第二点: sin の中身を +π/4 ずらすには、1/2 回だけ微分すればよいです。

関連するQ&A

  • 微分 三角関数

    y=cosx/sinxを微分すると y'={(cosx)'sinx-cosx(sinx)'}/(sinx^2) ={-sinxsinx-cosxcosx}/sin^2x ={-(sin^2x+cos^2x)}/sin^2x =-1/sin^2x で ={-(sin^2x+cos^2x)}/sin^2xからどうして =-1/sin^2xになるんですか? 教えてください

  • 合成関数の微分法で質問です

    合成関数の微分法で質問です (sinX)'=cosXという公式がありますよね そこで (sin2x)を微分すると 2sin2xになるのですが、 公式的に、 (sinx)'=cosxならば なぜ(sin2x)'=cos2x  こうならないのでしょうか

  • 三角関数の微分(sinX)'=cosXの証明について

    こんにちは。 (sinX)'=cosXの証明について、 (1)     sinX(cosΔX-1)+cosXsinΔX    =lim----------------------------       ΔX→0    ΔX                cosΔX-1        sinΔX (2)  =sinX × lim----------- + cosX × lim----------           ΔX→0  ΔX      ΔX→0  ΔX  このように証明が進む部分が ありますが、 この部分の意味が良く分かりません。 微分の和を2つに分けて(ここは分かります)、 sinX、cosXをlimの外にだして しまっているようですが、定数なら、 前に出せても、sinXを前に出してしまうのは、 可能なのでしょうか。 数学を勉強したのは、かなり前ですが、 最近趣味で、微分の本を読んでいたら、 sinの微分の部分で、躓いてしまいました。 こういう公式がある、定理がある、 というアドバイスだけでも結構です。 何か分かる人がいましたら、 よろしくお願いします。

  • 三角関数の微分

    三角関数の微分が解けません。 三角関数の法則を利用して答えは纏めた形になるのですが、上手く纏める方法が思いつきません。 1. y=sin^2xcos^3(2x) y'=2sinxcosx*cos^3(2x)+sin^2x*(-6)cos^2xsinx Ans:y'=sin2xcos^2(2x)*{1-8sin^2(x)} 2sinxcosxを2倍角の公式を利用したりして纏めましたが答えにたどり着けません。 また、 2. y=sinx/1+tan^2(x) y'=cosx{1+tan^2(x)}-sinx*2tanx{1/cos^2(x)} Ans:y'=cosx{1-3sin^2(x)} 纏め方について助言お願いします。

  • 微分方程式

    微分方程式 微分方程式の問題がわかりません ・(1+x)y+(1+y)xy'=0 (y'はyのx微分) ・y'cosx siny = sinx cosy (サインとコサインの掛け算です) どちらも変数分離型ということはわかるのですが… さいごまで解けません… あと1/xを積分するときに絶対値をつけるべきなのかどうかよくわかりません どちらか片方でもいいのでわかったら教えてほしいです

  • 三角関数の微分

    (cos3x)' =-sin3x・(3x)' =-3sin3x となりますが、なぜ >=-sin3x・(3x)' のようになるのかがよくわかりません。 教科書には(sinx)'=cosx(公式として)とでていたので、 答えは-sin3xかと思ったのですが、ちがうようです。 数学がお得意のかた、よろしくお願いします。

  • 三角関数の導関数

    三角関数の微分の仕方がわかりません。教えて下さい。  (ⅰ)sin(2x-1) (ⅱ)sin^3x (ⅲ)(1+cosx)sinx

  • 三角関数の積分

    1/三角関数 の積分は必ずできると聞いたのですが、本当でしょうか。 例えば 1/sinx です。 ∫1/sinxdx を試してみたのですが、うまくできませんでした。 ∫sinx/sin^2xdx とし、 ∫sinx/(1-cos^2x)dx  cosx=tとおく。 dx = -1/sinx 与式 = -∫1/(1-t^2)dt = -(1/2)∫{(1/1+t)+(1/1-t)}dt = log|sinx| + C となりました。 しかし、これを微分しても与式になりません。 どこか間違っているのでしょうか。 答えでは、log|tan1/2| となっていたと思います。 あと、 ∫1/cosxdx と ∫1/tanxdx も答えだけでも良いので教えていただきたいです。

  • 三角関数の微分積分とガウス空間の関係は双対の関係?

    サインコサインの微分積分で正負が変わりながら交互に現れることと、ガウス空間でiと1とがやはり正負を変えながら交互に現れるのは双対の関係にあるといえるのでしょうか。

  • 三角関数の微分

    大学の微分積分の問題集を解いていて、  y = 2x^5 cos x を微分せよ、という問題がありました。  (2x^5)' = 10x^4,  (cos x)' = -sin x なので、単純に、両者を掛け合わせて、  y' = - 10x^4 sinx かと思っていたのですが、解答を見ると、  y' = 10x^4 cos x - 2x^5 sin x となっていました。 途中の式をご教示願えませんでしょうか? どうぞよろしくお願い申し上げます。