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心筋について(医学、生理学)

心臓は、ギャップ結合で連結され、電気的に密に連携し、一体化して収縮、弛緩を行うのに特化した固有心筋と、電気伝導に特化した特殊心筋が存在するかと思いますが、この両者の心筋細胞自体が、別物なのでしょうか? それはどのように心筋内に分布するものなのでしょうか? また、この神経系から固有心筋間と、神経系から特殊心筋間の情報のやりとりは、ともに、ギャップ結合、化学的シナプスにより行われるのでしょうか?これは、電気的シナプスも関与するのでしょうか? 大変恐縮ですが、お詳しい方教えてください。よろしくお願い致します。

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回答No.1

質問者さまの昨日の一連のご質問でBAを頂戴しました。ありがとうございます。 ● 心筋の2種類、固有心筋・特殊心筋のうち、特殊心筋は、心臓に、洞房結節 (ペースメーカー) による拍動のリズムを心臓全体に伝える刺激伝導系 (洞房結節 → 房室結節 → ヒス束 → 脚 → プルキンエ線維。この心臓内での分布は、下記引用1 をご覧下さい) を構成し、それ以外の部位である 固有心筋は、心房・心室の壁を構成する "一般" の心筋です (下記引用2)。 これら2種の心筋は、組織学的に区別することができます。 1) 刺激伝導系 (ハート先生の心電図教室 ONLINE) http://www.cardiac.jp/view.php?target=conduction_system.xml 2) 刺激伝導系 (Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%BA%E6%BF%80%E4%BC%9D%E5%B0%8E%E7%B3%BB ● 電気シナプスは、無脊椎動物や下等脊椎動物で見られますが、哺乳類では、現行では 中枢神経系に確認されています。神経-筋肉間のシナプス (神経筋接合部) は、化学シナプスです (下記引用)。 3) シナプス (Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%97%E3%82%B9 4) Q29:心筋・平滑筋における神経終末 (新生理学<Qシリーズ>) http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp:8080/docs/qrs/phy/phy00042.html 今回引用のサイトは、全てよそさまのサイトです。ありがとうございます。m(_ _)m

perfectdocter
質問者

お礼

先ほどに引き続き、ご回答ありがとうございました。 ご説明いただいた文章と添付いただいたサイト情報で、スッキリしました。 毎回、ご回答いただき、わかりやすい説明をしてくださって、非常にありがたく思います。 ご回答いただいているおかでげ、勉強に対するモチベーションも促していただいております。 また、ご回答いただき、教えていただけると非常に嬉しいです。よろしくお願い致します。 どうも、ありがとうございました。

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