• ベストアンサー

太平洋戦争の日本軍の疑問

makocyanの回答

  • ベストアンサー
  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.10

 重複する部分もあるかとは思いますが。 1)ゼロ戦、隼など戦闘機にパラシュートは付いていますか?米英独ソなど他国の戦闘機はどうでしたか?※熟練パイロットは特に大事だと思います。  ⇒この時代の戦闘機には(例外を除いて)パラシュートは「付いていません」。パラシュートは搭乗員の装備のひとつであり、持って乗り込むものです。他国の戦闘機も同様。日本ではパラシュートを使わない者もいたとのこと。 2)日本軍は石油を確保するために南進しましたが、初戦の勝っている間に、石油をガンガン日本の基地へ運ばなかったのですか?  ⇒当時の日本の総船腹量は約600万トン(アメリカの1/3程度)、うち半数を民需用、半数を軍需用として使っています。ご存知の通り戦域が馬鹿みたいに広かったので、ガンガン運ぶためには船腹量が不足していましたようです。ちなみに昭和18年には一年で170万トン(半分だね)を喪失しています。それから、そもそもロジスティクス自体が軽視されていたことから、効率も相当悪かったとのこと。例えば南方へ兵士を輸送した後、何も積まずに空荷で帰ったこともあったそうです。 3)レーダーを日本が開発できなかった要因は何ですか?  ⇒開発できなかったわけではないです。大戦末期には潜水艦クラスにもレーダーはいきわたっていましたし、航空機では攻撃機の天山の生産機の約1/3は機上電探装備機だったとのことです。がしかし、いかんせん性能が低かった。性能が低かったのは、レーダーに限らず陸海軍間の対立で資源(学者や技術者も含む)の有効活用ができず、効率的に開発できなかったこと、軍部に電波兵器全般の知識がなく、「電波を発する=敵に位置を暴露する」といった誤解もあり、採用に積極的でなかった(予算も付かない)ことなどがあげられています。まあ、基礎工業力が低かったというのは大前提ですが。  なお、大戦末期には無線機も含めてかなり高性能なものができていたらしい(戦後の米海軍のテストでは、戦闘機の無線機はあちらのものとほぼ同等の性能だったらしい)です。ただし、今度は量産する力が残っていなかったということです。

syakari
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 パラシュートはパイロットが持ち込むものだとは知りませんでした。 ロジスティクスが軽視されていたのは残念です。

関連するQ&A

  • 太平洋戦争中の日本の自動車生産

    太平洋戦争中の日本は独力で自動車を開発・生産するだけの力はあったのでしょうか? 他国(米、独、ソなど)と比較して、自動車生産はどのような状況にあったのでしょうか? 自動車がないとしたら、どのように作戦を展開していたのでしょうか?

  • 太平洋戦争について

    太平洋戦争においてアメリカ側の戦闘機にまつわるエピソードがありましたら教えてください。 日本の「白い零戦」のようなお話がありましたら是非知りたいです。 霊的なお話でなくても構いません。 宜しくお願いします。

  • 太平洋戦争の主要な海戦全てに参加して・・・

    お世話になります。 ・真珠湾 ・ミッドウェー ・南太平洋 ・マリアナ ・レイテ この5つの海戦全てに参加して、しかも無事で終戦を迎えられたパイロットの方は おられたのでしょうか? 戦闘機・爆撃機・攻撃機問わず、知りたいです。 よろしくお願いいたします。

  • 太平洋戦争での日本航空兵

    日本軍には優秀な熟練搭乗員が数多く存在したと聞きます。 しかし、大戦後期にはそのパイロットはほとんどいなくなったとか・・・。 彼らは数多の戦闘により単純に消耗していったのでしょうか? それとも、米軍の新戦術の考案やF6Fの登場、もしくは無謀すぎる作戦により散っていったのでしょうか? 自国の誇る優秀な人達が真っ向勝負で敗れたとすれば、悔しくてなりません。 実際の所、日米の空戦で命運を分けた最大の要因は何だったのでしょう?

  • 太平洋戦争敗北の大元の原因は南進政策の失敗では?

    僕は歴史が苦手で、ど素人の意見で恐縮なんですけど、太平洋戦争敗北の大元の原因をたどっていくと、南進政策の失敗に尽きると思います。 確か日本の仏印進駐は、外交でフランスと「松岡・アンリ協定」を結び、平和的に南進を果たすはずでしたよね? それなのに、なぜ陸軍はランソン攻撃をしたり、ハイフォンに強行上陸したりして武力進駐してしまったのですか?こんなことをしたから米英が態度を硬化させて、一気に日本を孤立化させて戦況を不利にしてしまったのだと思います。 なぜこんな判断ミスをしてしまったのですか?あの時、日本政府は何をしていたのですか?

  • 太平洋戦争中のパイロット養成費用は?

    小説を書いているものです。 太平洋戦争中の日本海軍が戦闘機パイロット一人を養成するのに費用がいくらかかったのか知りたいと思っております。 たとえば予科練入学から戦闘機乗りとして実践に配備されるまでにかかる一人当たりの教育費用(教育費、生活補助費、実機訓練費用等の総額)がどのくらいであったか。当時の金額と、できれば現在ならばどのくらいの金額だったか?(たとえばサラリーマンの初任給(月額)の○ヶ月分等)わかりやすく教えていただければ幸いです。 二度とあってはならない戦争ですが、だからこそ「あの時代はこうだった」ということを描こうとしており、そのための情報です。ご存知の方おられましたらご教示宜しくお願い申し上げます。

  • 太平洋戦争で、もし日本にドイツの兵器が生産できたら

    太平洋戦争で、もし日本にドイツの兵器が生産できる技術があったら、戦局はどのように変化したでしょうか? ただし、ドイツ軍が1945年までに実戦使用した全兵器を、日本軍は1940年から生産できるとします。 例えば、Ta-152(戦闘機)、パンターG型(戦車)、8.8cm FlaK 37(対空砲)、StG44(突撃銃)、Panzerfaust 100(対戦車擲弾発射器)、SEETAKT(レーダー)なども生産可能です。 一方、国内の資源量は変わらないとします。 空想の話ですが、よろしくお願いします。

  • 悲しい日本の太平洋戦争の戦争映画

    悲しい日本の太平洋戦争の戦争映画 40代です。もう40年以上前、ほんの幼少のころ、小学校前にみたテレビです。映画かドラマかです。 子供にはあまりにも凄惨なシーンでした。 日本軍の輸送機に何人の兵士が搭乗しています。 途中米戦闘機に襲撃され、機銃が胴体を貫通して中の兵士が死亡します。 操縦士は無事で機は被弾しながらもなんとか飛行をつづけます。 おどろくべきことに 生存兵が仲間の死体を機内からほりなげるのです。 この前がどうだったか、このあとどうなったか、おぼえていません。 あまりにもむごいこの情景だけが記憶にのこっています。 いまからおもえば ・敵機を振り切るため、機体を軽くするためだと思います。 ・死体を機内から遺棄するさい、死んだ仲間にかたりかけ、無念そうでした わずかな記憶から、しらべたのですが ・輸送機はおそらく零式輸送機 ・襲撃した米戦は逆ガルなので、F4Uコルセア ・・・・ 誰にもこの話をしないまま40年過ぎました。 もちろんむごすぎて話したくもありません。 でもいったいなんの映画だったのか。

  • 戦争を避ける為に

    ドイツが独ソ戦を開始した時点で三国同盟から脱退しておけば、日本は太平洋戦争を避けることが出来たでしょうか。 枢軸国側から離脱し、日華事変を適当なところで切り上げて、あとは中立を保っておけば、スペイン・フランコ政権のように第2次大戦を無事乗り切れたのではないかと。

  • 現在の日本人は戦闘機乗りとしても非力ですか

    サッカーや野球でもなかなか日本人選手が外国の人と互角にやっていけないようです。現在の最新鋭のジェット戦闘機のパイロットとしても同じようなことになるでしょうか。太平洋戦争初期のゼロ戦のような具合にはいかないでしょうか。