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賽の河原について

kiririloveの回答

回答No.2

多様な意味でつかわれている 仏教のことばや、概念はたくさんあって 『供養』もそのひとつかもしれませんね。。 はじめの頃、仏教は、生きている人が死者のために 祈るということは重要視されなかったようです。 あくまで、生きている人が(生前、死後は別として) 仏さまの世界に生きるようになれる、 というのが、もとの考えかただったようです。 時代を経て仏教がひろまった地域の 土着的な考え方がまざったり、 時代時代の思想がくわわったりして いまの『仏教』にたいするとらえかたが できてきたので、これが正しいということは だれにもいえないのですが、 そのようななかで、yu-chinさんの祖母上は 非常に、よいとらえかたをなさっていると、 思います。 というのは、『供養』という言葉は いまは、先祖供養というイメージが先行して 生きている人が『死んだ先祖の成仏ために』 おいのりをしたり、お寺にお供えをしたりする という意味にとらえている人が多いですが、 もともとの仏教の精神からすると、 先祖のためでなく、 ありがたい教えをきかせていただく我々が、 仏さまを供養するという意味が強いと思います。 また、少し煩雑なはなしになりますが、 『往相回向』『還相回向』といって、 人間のほうが、仏さまを供養するというような 思い上がったことではなく、 仏さまのほうが、人間に教えをふりむけて 供養してくださっているのだという考え方も、 浄土系の宗派のなかには、あります。 そのようなことからいうと、 おばあさまが、「先に亡くなった子どもが 親を供養するのだ」と、おっしゃったのは、 子どもをなくしたという悲しみを縁にして 「老少不定(ひとは年の順に死なない)」を悟り、 今生きている人生をたいせつに、有意義に生きようと 親に思ってもらうために、亡くなったこどもたちが 賽の河原で修行しているのだ、ということを 教えたかったのではないでしょうか。 子どもをなくすという悲痛な思いを、 ただ嘆くだけでなく、先に逝ったこどもが 生きている親を仏さまの道に導いてくれているのだ そういう深い心をもって、上記の伝説を つたえられたのではないかと思います。 わたしが、その伝説になにかを加えるとしたら 親がこの世で、やさしさにめざめ、 亡くした子どもの分まで、有意義に生ききることが できたら、子どもたちの賽の河原での修行は 終わるのだというエンディングでしょうか。 深く考えさせられる、よい御質問でしたので 回答させていただきました。 ありがとうございました。

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