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テレポーテーションは実用化できますか?

ruehasの回答

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  • ruehas
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回答No.2

こんにちは。 >この記事によると物質をスキャンしてその情報を別の場所へ送り、その物質を再構築するとのことです。 >これってテレポーテーションといえるのでしょうか? 提示して頂いた記事には、 「元のものは、装置がスキャンする過程で壊してしまう」 と書いてありますよね。 これは、「量子的な絡み合わせ状態」をスキャンした時点で、元の粒子などからその情報が失われてしまうことを言っているのだと思います。つまり、スキャンという行為によって、それは元とは違う状態になってしまうわけです。 転送されるのはその情報だけですから、粒子を再構成させるためには、行った先で材料となる別の電子などが必要です。ですが、そこには「状態」がそっくりそのまま移植されます。結果、元の粒子は情報を失ってしまっているのに対し、遥か転送先にはその状態の粒子が存在するということになりますよね。従って、その粒子はテレポーテーションしたと何ら代わりがないことになります。 >人間を再構築した場合、記憶も再現されるのでしょうか? >この方法によりテレポーテーションは実用化できるのでしょうか? 人間の記憶というものがどのようなものなのかまだ良く分っていませんから何とも言えませんが、全く同じ物体が構成されるわけですから、その全てが脳細胞などを形作る物質の物理状態であるならば、記憶も保持される可能性はあると思います。 例えば、それがニューロンの結合状態であるならば、そのネットワークが復元されれば良いわけですし、記憶の濃い薄いは、脳内伝達物質の多い少ないで再現できるかも知れません。 もちろん、人間の身体というのはそんなに単純なものではありませんが、これまでの実験では、電子や光子など単体の粒子だけではなく、より複雑な分子の量子的な絡み合わせにも成功しているらしいです。人間の身体丸ごとひとつをそのようにする情報量も然ることながら、再構成するためには、一瞬の内に途轍もないい量の材料が必要になります。ですが、そのようなことは量的な問題として保留すれば、原理的にはできるということになります。 ただ、私はつれづれ、ひとつだけ不思議に思うことがあります。 つまり、スキャン装置は物質の量子的状態を取り込むことは出来るんですが、もっとマクロで具体的なな、物質の「その時点での運動量」は情報化していないということなんです。つまり、分子の運動量がゼロであれば運動エネルギーはゼロです。では、テレポーテーションによって再構成された人体は、もしかしたら体温ゼロから動き出さなければならないことになりはしないか。そのように考えると、やはり、記憶の再現も「?」ですね。 あまり上手く説明できませんが……。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 記事のようなFAX方式でオリジナルが残ったらややこしいことになりませんか。 これはコピーになりますね。 またオリジナルが破壊されたとしてもスキャンデータはデジタル化されていると思いますので、どんどん複製できるのではと思います。 >再構成された人体は、もしかしたら体温ゼロから動き出さなければならないことになりはしないか  これは示唆に富むご指摘です。

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