• ベストアンサー

電波伝搬 フレネルゾーンとアンテナ指向性の関係

電波伝搬において、伝播に支障の無いように空間を確保する考え方としてフレネルゾーン(第一)があります。 電波のエネルギー伝播に必要なふくらみを持つ空間ということではありますが、仮に非常に高いピンスポット指向性が得られる究極のアンテナがあったとしても、第一フレネルゾーン以下の空間で電波を伝播させることは不可能でしょうか? 物理現象としてのフレネルゾーンであり、それを覆すことは不可かと考えていますが、どうでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.4

#3です。 専門ではないので、ざっくりした回答になってしまいますが。^^; レーザーのように「束」の状態を保ったまま伝播させるのは難しいでしょうね。 ただ、書かれていたように >具体的には、数10GHz帯のマイクロ波エネルギーを >5m程度先の数cmのスポットエリアに向けてレーザのように集中させる ということであれば、 パラボラ的なものでもできるような気はしますね。 ただ、通常用いられるパラボラアンテナやレンズアンテナ、導波管も 「平面波にして効率よく伝播させる」というのが目的ですよね。 特定の距離が離れたの一点への集中ということで、 そのための設計を改めておこなう必要があると思います。

okwavextal
質問者

お礼

やはり、空間において波長で決まる電磁界の形を制御するというのは、物理現象的に無理ということですね。 専門外とのことですが、十分専門的ではないかと思います^^; いろいろと、与太話にお付き合いいただきまして有難うございました。

その他の回答 (3)

  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.3

#2です。 遅くなってすいません。 >~マイクロ波帯までの伝送で、レーザのように、 >そのエネルギー伝送空間を狭い範囲に閉じ込めて伝送することができないか・・・。 >空間を使う以上、やはり物理的に無理だと・・・ 「閉じ込めて」というのは無理があると思います。 どちらかというと、「指向性」といった話になりますよね。 アンテナの形を工夫することで、ある方向に対して集中させる形にしていきますね。 「レーザーのように」というのであれば、レーザーを使って通信すれば・・・ なんてベタな突っ込みもあったりしそうですね。^^;

okwavextal
質問者

補足

naniwacchiさん、お付き合い有難うございます。 (私も、ナニワっちです。) まったく、遅くなってもかまいません。 具体的には、数10GHz帯のマイクロ波エネルギーを5m程度先の数cmのスポットエリアに向けてレーザのように集中させることが、どこまで可能かということです。 マイクロ波帯で、仮に10GHzの場合であれば、5m先となると第一フレネルゾーン半径は約27cmともなります。伝播に影響するといわれる60%半径で約16cm。 発射源からレーザのようにというのは原理的に無理がありますよね。 平面波をパラボラ反射鏡に入れて一点集光する、もしくは、平面波を誘電体レンズを通して一点集光させるような方法・・・になるでしょうか? これでも、現実どの程度のエネルギーを一点に集めることができるか・・・。

  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.2

こんばんわ。 認識が間違っていたら申し訳ないのですが。 フレネルゾーンとは「電波が互いに強められ合成される領域」のことで、 内側から「第1ゾーン」「第2ゾーン」と分けられていきます。 表現を変えると、フレネルゾーンとは位相差がπ以内となる領域のことで、 「互いに強めあう位相」しかない領域となります。 (逆位相が存在しない領域ともいえます。) つまり、質問で書かれているとおり、 物理現象としてのフレネルゾーンであるといえると思います。 ただし、第1ゾーンだけで通信をおこなうわけではないですし、 受信機の感度に依存したり、反射を使って通信をおこなう方法もあるので、 一概に不可能とは言い切れないようにも思います。

okwavextal
質問者

補足

そうですね。 おっしゃられていることは理解できます。 波長に制約される物理現象としてのフレネルゾーン。 第一ゾーンである空間、つまり伝送エネルギーの大部分をなす空間。 ~マイクロ波帯までの伝送で、レーザのように、そのエネルギー伝送空間を狭い範囲に閉じ込めて伝送することができないか・・・。 空間を使う以上、やはり物理的に無理だと・・・

  • misawajp
  • ベストアンサー率24% (918/3743)
回答No.1

導波管をご存知ですか

okwavextal
質問者

補足

一応はですが・・・

関連するQ&A

  • 電波(電磁エネルギー)が放射されると、アンテナの電流はどうなる???

    お世話になります。 どうしても分かりません。詳しい方、教えてください。 <今の私の理解・・> 垂直偏波の半波長ダイポールアンテナ(定在波型アンテナ)は、アン テナ上下の先端に向け給電部から電流が供給され、先端が開放されて いるため、先端まで到達すると、前進波と同様の振幅を持つ反射波が 給電部に向け進む。結果的に「アンテナの先端が節」「給電部が腹」 となる定在波ができる。 電流がアンテナに流れると電流に応じて磁界が発生し、さらにその磁 界の変化に応じて電界ができ・・・と電波が伝搬していくことはイメ ージできます。 <分からないこと・・> 1 アンテナの先端で進行波が反射し給電部に戻る(定在波が立つ)   とうことは、給電部に電流が戻るということ?無線機は壊れない? 2 放射される電磁エネルギーはどこから生まれる?エネルギー保存   則?のようなものを考えると、電流のエネルギーが電磁エネルギ   ーとなる??そうなると、電流の振幅は小さくなる??綺麗な定   在波は立たない?何が減って、電磁エネルギーとなるのでしょう?    →単に、電流が行ったり来たりするだけではなにも電力を消費     していないように思えてしまいます。等価回路で考える「放     射抵抗」とは実アンテナではどのようなイメージなの?アン     テナ内の電流の流れにくさを表す? アンテナの勉強を始めましたが、アンテナの根本が分かりません。 どうか宜しくお願いします。

  • 電波(電磁エネルギー)が放射されると、アンテナの電流はどうなる???

    お世話になります。 どうしても分かりません。詳しい方、教えてください。 <今の私の理解・・> 垂直偏波の半波長ダイポールアンテナ(定在波型アンテナ)は、ア ンテナ上下の先端に向け給電部から電流が供給され、先端が開放さ れているため、先端まで到達すると、前進波と同様の振幅を持つ反 射波が給電部に向け進む。結果的に「アンテナの先端が節」「給電 部が腹」となる定在波ができる。 電流がアンテナに流れると電流に応じて磁界が発生し、さらにその 磁界の変化に応じて電界ができ・・・と電波が伝搬していくことは イメージできます。 <分からないこと・・> 1 アンテナの先端で進行波が反射し給電部に戻る(定在波が立つ) とうことは、給電部に電流が戻るということ?無線機は壊れない? 2 放射される電磁エネルギーはどこから生まれる?エネルギー保存   則?のようなものを考えると、電流のエネルギーが電磁エネルギ   ーとなる??そうなると、電流の振幅は小さくなる??綺麗な定   在波は立たない?何が減って、電磁エネルギーとなるのでしょう?    →単に、電流が行ったり来たりするだけではなにも電力を消費     していないように思えてしまいます。等価回路で考える「放     射抵抗」とは実アンテナではどのようなイメージなの?アン     テナ内の電流の流れにくさを表す? アンテナの勉強を始めましたが、アンテナの根本が分かりません。 どうか宜しくお願いします。

  • 光の伝搬について

    物理教科書の図説で光の伝搬の図解を見かけます。 電磁界の波動と、その電磁界波動の存在する平面と直交した平面の中で、もう一つの波動、磁界の波動が、180度位相をずらして描かれて、相互に鎖交して互いを励起することで空間を伝播すると説明されます。  その根拠はなんでしょう。数式はなんでしょう。それの書かれた本はありますか。  物理では波動が存在または伝搬するとき、その媒体が必要とされます。  ところが光に媒体が無いのに伝搬するので、媒体と鎖交の働きが等価とする根拠も必要かと思います。  その数式や論理はどんなものでしょう。

  • フレネル半径の求め方、式変形ができません。

    電波伝播における電力損失などを扱う際に出てくるフレネルゾーンですが、 その楕円体の半径の求め方がわかりません。 教科書などではさらっと r=√λ((d×D)/(d+D)) ・・・ λ以降は全てルートの中 r:半径、λ:波長、d,D:迂回経路の正射影 と書かれていますが、どうしたらこの式を導くことができるのでしょうか? これはそのまま憶えるべき公式なんでしょうか?

  • 自由空間損失について

    電波の自由空間伝搬損失について分からないところがあります. 伝搬損失Lは L=10log10(4*pi*d/lambda)^2 d:伝搬距離 lambda:波長 のようにあらわされるのですが,アンテナ間の距離が非常に短いとき(例えばd=1cm,lambda=75cm)のときなど損失が負になってしまい,電力が増幅する結果になってしまいます. この理由を解明してください.

  • 自衛隊が国民を攻撃!

    自衛隊が、指向性エネルギー兵器で国民に攻撃をしかけてきます。 指向性エネルギー兵器(directed energy weapons) には様々な種類がありますが、 基本的には、電波の直進性、不可視性などの電波に固有の性質を応用した兵器です。 「指向性エネルギー兵器」でインターネットを検索すると、 この兵器についてヒットします。 指向性エネルギー兵器は、軍事目的で開発されており、 その顧客は、当然、防衛省などの国家です。 電波は眼に見えないこともあり、 指向性エネルギー兵器を使用した証拠が残りません。 また、遠距離から指向性エネルギー兵器を発射した場合、 その発射場所を特定することは、 ライフル狙撃犯の狙撃場所を特定するより難しい。 米国の軍隊は、指向性エネルギー兵器について、情報公開していますが、 防衛省は、防衛秘密(自衛隊法96条の2)に指定して、隠蔽しています。 シリアでは、軍隊が国民に銃弾を発射したり、手榴弾を投げたりしています。 これらの証拠は映像で残せますし、人体にも傷跡が残ります。 これに対して、指向性エネルギー兵器については、証拠が極めて残りずらい。 指向性エネルギー兵器によっては、被害者に強烈な痛みを与えることができ、 自衛隊は国民を拷問することに悪用しています。 証拠を残さない自衛隊の拷問に対して、どのように対処したらよいのでしょうか? なすすべもなく、拷問に堪えないといけないのでしょうか? また、防衛秘密に指定されている兵器について、簡単に裏付けは取れません。

  • 電界強度について

    電界強度について ご質問させていただきます。 ダイポールアンテナ、ホーンアンテナなどから電波を照射したときに 空間にできる電界強度の分布は、各アンテナの指向性に依存するのでしょうか。 たとえば、ダイポールなら8の字の部分にしか電界がかからない。とか、 ホーンなら前方に鋭い分布とか。 どなたか教えていただけると幸いです。

  • 光、電波の広がり方とエネルギー

    以前BS放送の電波の受信エネルギーと送信側とのつじつまは合っているのか?というような主旨の質問をして要領を得なかったことがありました。私の質問の仕方が悪かったのだろうと思います。 BS放送衛星の送信アンテナは指向性をつけているようですが、それにしても日本列島全域にくまなく電波をまくばるひつようがあります。しかも受け取る側はたかが小さなパラボラアンテナの面で受けるわけですから、ざるで受けるというようなレベルではなく、出力のほとんど100%ちかくが無駄になっているように思います。これが事業として有効なのはどういう理屈でしょうか。やはりTVのチュナーのすさまじい増幅率の勝利ということだけに帰するのでしょうか? 最近これに関して思うことがあったのですが、何万光年もの遠くの星が地球で容易に観測されるというのは、光の性質によるところが大きいと思うのですが、たとえば光が有限な(はずの)光子という粒を撒き散らしているのなら、半径何万光年もの球体面での光子の分布量を考えるのはばかげているように思います。やはり何らかの場の伝播が面的に行われているのかと思いますが、そういった微小なエネルギーが人間の視神経を刺激するのは不思議です。こういったエネルギーは出す側と受け取る側の収支計算はなりたつものでしょうか。それともどこかで書かれていたように、光子(電波)はAにいるかと思えばBにもいるという、常識では捉えられない幽霊のような存在なのでしょうか。とりとめもない質問でもうしわけありません。

  • 無線アクセスポイント間通信(WDS)の通信距離

    無線ルータ(ハイパワーWHR-300HP)を2台使ってそれぞAPモードにしてWDS機能でアクセスポイント間通信をやろうとしています。 このとき、片方(親)には指向性アンテナWLE-2DAを取り付けて中継器(子)に向けて電波距離を拡張させます。 このアクセスポイント間の距離は直線にして約15mくらいです。 http://buffalo.jp/product/wireless-lan/ap/whr-300hp/(WHR-300HP) http://buffalo.jp/products/catalog/network/wle-2da/(WLE-2DA) しかし両中継器はそれぞれ別々の木造家屋1Fに設置し、電波は 家屋A(部屋→玄関)→外→家屋B(玄関→部屋→部屋)と飛ばします。つまり隣の家に飛ばすということです。 この間が直線にして約15mということです。距離的にはそんなに遠くはありませんが、障害は壁数です。 WHR-300HPは理想空間で指向性アンテナ無しの標準で200mくらいは飛ぶぽいのですが(指向性アンテナをつければ1.6倍) 上記環境では無理でしょうか?こればかりはルーターを一度購入して実践するしかないですよね? 購入したはいいが全く繋がらないとなればお金だけ捨てることになるので。 試しに別の機種WHR-G300N(指向性アンテナ無し)を片方の家屋に1台だけ設置し、どのくらい電波が届くかスマホ拾ってみましたが 微弱すぎてたまーに一瞬だけSSIDを見つける時がありますが、ほとんど見つけきれず全くもって接続可能ではありません。

  • エーテルと場のそれぞれの効果

    電波や光線が空間をするとき波動の性質からエーテルという伝搬媒質があるのではないかといわれていた時代があります。現代の物理ではエーテルという名前ではないが、場という考え方が同じことではないかと聞いたことがあります。  そこで Q1. どんな場があるのかという視点から区別 Q2. 種類の違う波動が伝えられるのかという視点から区別 Q3. 効果にエーテルと場との間にどのような違い、差があるかという視点から区別 Q4. 情報源をしりたいので、源となった文献名と、WEB上のそういうアドレス、検索のキーワードを教えてください。 よろしくお願いします。