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有限体の元の追加した体もある条件で有限体の証明

体Kの上の代数拡大体の元a(1)、---、a(n-1)、a(n)について、a(1)、---、a(n-1) がKの上に分離的であれば,K(a(1)、---、a(n-1)、a(n))はKの単純拡大であるという定理の証明にあたり、まずKが有限体であれば,K(a(1)、---、a(n-1)、a(n))も有限体であるとありますがこれはどう説明できますか。Kが有限体ならK(a)も有限体がいえればいいと思いますが。

  • taktta
  • お礼率72% (1031/1430)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.4

完全な勘違いがあったのでもう一度書きます。 体Kの上の代数拡大体の元をaとし aがKに含まれずaのK係数最小多項式をf(x)でi次とすると K(a)={c(0)+c(1)・a+・・・+c(i-1)・a^(i-1))|c(0),・・・,c(i-1)∈K} です。 というのはmがi以上だとx^mをf(x)で割った余りをg(x)(i次未満)としたときa^m=g(a)(i次未満)となることと、 h(x)=c(0)+c(1)・x+・・・+c(i-1)・x^(i-1)としたとき h(x)=0(すなわちh(a)=0)でなければ h(x)とf(x)は互いに素だから (f(x)が約数を持てば最小多項式の仮定に反する。) α(x)・h(x)+β(x)・f(x)=1となるK係数多項式α(x)とβ(x)が存在するので α(a)・h(a)+β(a)・f(a)=α(a)・h(a)=1となり c(0)+c(1)・a+・・・+c(i-1)・a^(i-1))の逆元はα(a)となるからです。 あとはやはり数学的帰納法でしょうね?

taktta
質問者

お礼

そうでした。こう展開してしまえば、少なくとも有限の場合/有限の場合で有限体となることはほとんど自明とわかります。 どうもありがとうございました

その他の回答 (6)

  • jmh
  • ベストアンサー率23% (71/304)
回答No.7

> aは有限体Kの代数拡大体の元であるのに… > 説明不足でした。#5は「有限体の元の追加した体もある条件で有限体の証明」「Kが有限体ならK(a)も有限体がいえれば…」へのアドバイスでした。

taktta
質問者

お礼

jmhさん参加ご苦労様でした。

  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.6

aが超越的だと: aは有限体Kの代数拡大体の元であるのに超越数で有り得るのでしょうか?

  • jmh
  • ベストアンサー率23% (71/304)
回答No.5

ある条件…。 aが超越的だとK(a)は無限ですよね。だから「aはK上アレ」が必要。逆にアレなら、aの冪のK線型結合(←変な言い方)は有限個しかないと言えませんか。

  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.3

書き漏らしがありました。 単純に K(a(1),・・・,a(n))={c(0)+c(1)・a(1)+・・・+c(n)・a(n)|c(0),・・・,c(n)∈K} です。 Kの位数≦K(a(1),・・・,a(n))の位数≦Kの位数^(n+1) です。 霧がないので間違いがあってももう直さないので悪しからず。

  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.2

失礼しました。 単純に K(a(1),・・・,a(n))={c(1)・a(1)+・・・+c(n)・a(n)|c(1),・・・,c(n)∈K} です。 Kの位数≦K(a(1),・・・,a(n))の位数≦Kの位数^n です。 1つづつなどといったまどろっこしい事をしてもいいが話は単純です。

  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.1

a(1)がKに含まれないならば K(a(1))={α・a(1)+β|α∈K,β∈K} です。 あとはKをK(a(1),・・・,a(n))へ1つづつ体拡大していく数学的帰納法。

taktta
質問者

お礼

どうもありがとうございました。 なお記号の意味ですが、a(1)は a1の1が小さい添字を意味します。

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