ツイッターの発言

質問

わたしの友人について相談です。

友人は数年前、自身の家庭の問題について、ある地方紙から取材を受けました。
彼女の問題は、本人としては一生でも隠しておきたいもので、
ご実家からも恥とされ、非常に辛い思いをしていたのだけれど、
明るい未来に踏み出すきっかけとなれば良い、
また、同じ境遇にある方たちを励ますことが出来れば、と決断したものでした。

その後、問題はすっかり解決とはいかないものの、友人は逞しく生活していました。
ところがつい先日、友人は取材を受けたことを大変後悔している、と沈んだ様子でした。
話を聞くと、

当時取材を担当した記者は非常に親身になり、
女性同士、友人の受けた傷を他人事とは思えないと怒り、悲しみ、
その様子に友人も心を慰められ、今までできなかった打ち明け話をし、記事になった。
記者は、苦しむ人たちのことを忘れず、問題の解決に貢献したい、と言った。

友人はその記者のことを応援していて、最近はどんな活躍をしているか知りたいと思い、
ブログやツイッターがあることを知り、何気なく見てみたところ、
「人生はうまくいかないものかな」、「苦しい」と言ったツイートを見て、
『ああ、この人はわたしの身に起きたことを見ていたのに、
今まで自分の人生は順風満帆で進むもので、
他人の苦しみは無関係な不幸、記事のネタくらいに思っていたのか』
と、苦しかった当時の気持ちが揺り戻ってきたくらいの衝撃を受けたようです。

友人もわたしもツイッターを普段利用しているわけではないので、
利用者がどのような感覚で発言しているのか、よく分からないですし、
記者もプライベートで思い悩むことがあれば、悩んでいると発言するのも当然、
とは思いますが、過去のことを乗り越え、強くなった友人が、
数年前の暗い表情に戻ってしまったのが、見ていても辛いし、
友人本人も、こんな一言で傷つく自分自身に苦しんでいます。

友人は、他の人の苦境なんてやはり遠くの火事なんだよ、そういう人だったんだよ、
などと言いつつも、やはり立ち上がるきっかけでもあった取材が、
彼女のもう一つの傷になってしまったようで、
どうにかこれを乗り越える方法が無いか、いろいろ考えています。

同じように、他人の無意識の発言で傷ついた経験をされた方はいらっしゃいますか。
どのように受け止められましたでしょうか。
個人の発言の自由はわたしも友人も認めています。
その上でうまく消化できない物事への、気の持ちようなど、
アドバイスいただけませんでしょうか。

回答No.4

tebyoshi

三十代・女です。

自分はこんな辛い思いをして、乗り越えて取材に応じてあげたのにこんなちっぽけな事で苦しいなんて言って

という心情でしょうか。
厳しい事を言いますが、この質問文を読んで「こんな事で傷つくなんて」と思いました。

自分が一番不幸だと思っていたら前には進めないよと言ってあげてください。

言えた傷は癒えた傷。
言えない傷は癒えない傷。

回答No.3

mask_the_red

１つ分からないのは、
>「人生はうまくいかないものかな」、「苦しい」と言ったツイートを見て、

これだけで

>『ああ、この人はわたしの身に起きたことを見ていたのに、今まで自分の人生は順風満帆で進むもので、他人の苦しみは無関係な不幸、記事のネタくらいに思っていたのか』

と、どうしてこのように思われるのでしょう？
少し飛躍している部分があるように感じました。

「苦しんだ自分の取材をして、見てきたのだから」という所が、私は少し気になりました。

私にはガンになった祖母がいまして、看取るまでずっと面倒を見てきました。
痛い、苦しい、という祖母を見ていると目から涙が止まりませんでした。

ですが、私は自分がガンにならない限り、その苦しさは本当には分かってはいないんだと思っています。
何とか辛さを軽減してあげたいと思い、ほとんど一緒にいましたが、病気というのは「自分がなってみて初めて分かる」という所が多分にあると思います。
共感したり、その人の為に何かしたいと思う気持ちと、自分がそうなった時ではそもそもが違うものだと思っています。

祖母が亡くなった後、私も自分の生活を続けてきました。
その中で嫌な事や愚痴を言いたくなる事も沢山ありましたし、家族や友達にそれを言った事もあります。また、私自身、最近胃を患った時には、かなり痛みがありましたので「胃が痛くて死にそう」「入院3日目」などと、twitterでつぶやいた事もあります。

もし、質問者様が祖母の兄弟か何かだった時に、
ガンを看取り、その辛さや痛さも十分に「見て」来た私が、胃潰瘍や職場のストレスぐらいで周りにつぶやいてしまったのはやはり良くない事に映るのでしょうか。

もし、「記事のネタ作りの為に」のように、その時の看護の時の気持ちまでを「遠くの火事みたいに思ってたんだな」と言われたら、私はとても悲しいです。

人間は表面から見える事以外に色々なものを抱えていると思います。
それは質問者様もそのご友人もそうだと思います。

Twitterに出てくる部分なんて、そのほんの上澄みでしかないように思います。
本当は色々つらい事を抱えていても、あまり周りにネガティブな事も言いたくないし、冗談やどうでもいいつぶやきに紛らわす事だってあると思うんです。

その記者の方は少なくとも、ご友人に言った事は嘘ではないと私は思います。
もし仮に嘘だったとしても、その人が書いた記事で救われた人だって思っている以上に多いかもしれません。
その人はその時「見てきた」ものに対して、ちゃんと「行動」を起こした分、立派な事をしたと思います。
だからこそ、ご友人もそのtwitterを見たいと思ったのではないでしょうか。

どうぞ、その時の気持ちをそんなただの電子掲示板上のつぶやきだけで疑ったりなさらないで下さい。

見かけや、表面だけで判断される、という事の苦しさはかつてご友人も自ら体験なさった事だと思います。
記者さんをそれだけで断罪してしまうのは同じ事ではありませんか。

詳しい事情も知らずに偉そうな事を申し上げました。すみません。
もし的外れな意見でしたらお詫び致します。

質問者様も、ご友人の方も、どうぞ心安らかにお過ごし下さい。

回答No.2

hunaskin

一般論なのでこれをご友人にそのまま語ったところで意味はないのですが

まず、他人の大きな不幸を目にした人間は自分の不幸なんてとるに足らないもののような顔をしなければいけないのか、というと、そんなわけはありませんね。
毎日のようにひとの生き死にの接している医療関係者は少々腹が痛くても足をくじいてもそれをこぼしてはいけないなんてことはありませんものね。

それと、その記者にとって「辛いことの」順位がどのようなものかわかりません。
それに、その記者の身に何があって何が辛いのか、その詳細を知っているわけではありませんよね。
他人の心中を慮れる人なら、あなたの感じている不幸なんて私の身に起こったことに比べれば大した問題ではない、なんて感じるないはずですよね。

なんというか、ご友人は身に起きた不幸に今でも囚われているんだと思います。
それを払拭するのは並大抵のことではないでしょうし、そのためにどうすべきか、なんてことは申し上げられませんが。

＞他人の無意識の発言で傷ついた経験をされた方はいらっしゃいますか
ありますが、他人が常に私のことを思って行動できるわけがないのだからしかたが無いな、と思うだけです。

相手が親兄弟や配偶者でもそのように考えます。

回答No.1

mammoth

では、ツィッターにどのようなことが書いてあればご満足だったのでしょうか？
取材したことを記者本人が彼女自身の人生に生かしていないことがショックだったのか？
それとも、自分が話した悲惨な体験を教訓に！？もっと強い生き方をしていてくれることを期待していた？
苦しむ人たちの力になりたいと思うことと、
自分の人生がうまくいかなくて苦しい、と個人的に呟くのはまったく関係ないように思います。
ご友人の発言は、ちょっと自意識過剰な気がしました。
私は取材する側の人間ですが、そのときの記者の気持ちや反応は噓ではないと思います。
「伝える使命」みたいなものを感じて誠実な記事を書いたのであれば、
それで充分なのではないですか？
実際、その記事を読んで救われた人だっていたかもしれないわけでしょう。
記者本人より、そちらへ目を向けてみればまだしも気が晴れるんじゃないですか。