• ベストアンサー

基礎解析 関数の増減について

0以外の実数全体を定義域とする関数をg(x)=7x+(9/x) (x≠0)と定めます。この関数gの値の増減の様子を調べなさい。 更に関数gの極大値・極小値を調べなさい。 また、どの実数において極大値・極小値をとるかも述べなさい。 この問題のグラフは二つできると思うんですが、増減の様子等はどのようになるのでしょうか? ご教授願います。

  • ri-ne
  • お礼率2% (1/44)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

#2さんのおっしゃる通り、 昔の普通科高校の「基礎解析」(大体、今の数IIに相当)なら、 確か、分数関数の微分などは、出てこなかったので、 その頃だと「微分・積分」(大体、今の数IIIに相当)の内容になりますが… 工業高専だと、学校ごとに、独自の教科名で、高校のカリキュラムと違う 形で数学やっているそうなので、ひょっとして、高専の学生さんで、 上の「基礎解析」ではない、「基礎解析」という授業・教科書があり (想像ですが、1年生か2年生くらい?)、その問題、ということですか? それなら、普通の微分の問題ということでしょうから、 (最後の方に、その想定も外れていて、微分を使っちゃいけない場合の考え方も、念のために、書いておきます) (7x)' = 7、(9/x)' = -9/x^2 だから、 g'(x) = 7 - 9/x^2 = (7x^2 - 9)/x^2、= (√7*x - 3)(√7*x + 3)/x^2 x≠0では、x^2>0 だから、 x = ±√7/3 のとき、g'(x)=0、 x<-√7/3, √7/3<x で、g'(x)>0、 -√7/3<x<0, 0<x<√7/3 で、g'(x)<0、 (タイプの都合でこんな書き方していますが、本当は増減表の形に) 増減表を書くときに、g(-√7/3), g(√7/3) の値が要るので、 それを求めておく、 左から、x=-√7/3まではずっと右上がりで、そこでてっぺんに届き、 そこから、x=0まではずっと右下がり、そこで一旦切れて、 x=√7/3まではずっと右下がりで、そこで谷底に届き、 そこから右はずっと右上がり、 なので、g(-√7/3)が山のてっぺんで極大値、 g(√7/3)が谷底で極小値、 増減の細かい様子は、y=7x(右上がりの直線)と、 y=9/x (反比例の双曲線)のグラフを一緒に描くと、解りやすく、 y=7xは、x=0の近くでは0に近いので、極大値・極小値の点から、 x=0に近づくほど、合計したg(x)のグラフは、双曲線・y=9/xに近づいていく、 y=9/xは、xの絶対値が大きくなるほど、0に近づくので、 xの絶対値が大きいほど(グラフの右端・左端に近づくほど)、 合計したg(x)は、直線・y=7xに近づいていく、という感じ、 (ここから、念のため、の部分、極大値・極小値という言葉がある以上、違うとは思いますが) 反比例の、y=9/x のグラフの片方は、端へ行くにしたがって、x軸,y軸に近寄っていきます。 この上の段落のように考えると、y=g(x)=7x+9/xは、y軸の代わりにy=7xと、x軸に近寄っていく曲線(実は縦に潰してちょっと回しているので解りにくいが、やはり双曲線)、 ということになります。 これで、増減のおおよそは解るので、極大値・極小値が解れば、グラフの概形が描けます。 x>0の場合、7xも9/xも正なので、相加相乗平均の大小関係を使って、 y = 7x + 9/x ≧ 2√(7x*(9/x)) = 2√(7*9) = 6√7、よって、これが極小値、 g(-x) = -g(x)なので、y=g(x)は原点対称(微分の場合も、これを先に言うと、話が半分ですみます)、 グラフの、x>0の部分、第1象限に収まっている奴を、原点回りに、180度回して、 第3象限に収まるところに持って行った奴が、グラフの、x<0の部分になるので、 極大値は、-6√7、 最初に挙げた「基礎解析」よりさらに前、高校の理系数学が、数I・数IIB・数III体制 だった時代に、この形の関数は、数Iの範囲で、こんな形で扱っていました。

ri-ne
質問者

お礼

お察しどうり高専2年生をやっております。 非常に丁寧な解説をしていただいて感謝しております。 他の方々も回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#157574
noname#157574
回答No.2

基礎解析ではなく微分・積分の内容ですな。

  • ferien
  • ベストアンサー率64% (697/1085)
回答No.1

x=0のとき関数が定義されていない(0以外の実数全体を定義域とする、x≠0)なので、 グラフは、x<0の範囲とx>0の範囲に分かれます。 x<0の範囲で極大値(負の値)、x>0の範囲で極小値(正の値)を取ります。 後は、g(x)を微分して計算して調べてみて下さい。

関連するQ&A

  • 微分の増減に関する問題です。

    実数全体を定義域とする関数gを g(x)=(e^(2x))(4x^2-2x-5) と定める。この関数gの増減の様子を調べよ。更に、関数gの極大値、極小値があるならばそれも求めよ。 ※ 上の式で、 e^(2x) とありますが、eの2x乗ということです。x(e^2) ではないです。 解答・解説お願いします。

  • 関数の増減と極大・極小の問題です

    関数の増減と極大・極小の問題です 方程式2x^3-3x^2-12x+5-p=0が正の解を1個、異なる負の解を2個もつような定数pの値の範囲を求めよ、という問題です。 増減表を埋めて、x=-1のとき極大値12-p、x=2のとき極小値-15-p というところまでは解ったのですが、(この時点で間違えているかもしれません(汗 その後のpの求め方がわかりません。 解説よろしくお願いします。

  • 増減表について

    いきなり問題ですが、y=sinx-xcosxの極値を求めよ、ただし0≦x≦2πである。 この問題でy'=0となるのはx=0,π,2πですよね。これで0≦x≦2πの範囲で増減表を書くと、πで極大となるのは明らかなのですが、x=0,2πでは極値を取るかどうかは、0≦x≦2πの範囲の増減表からは分かりませんよね?ここで質問です。 (1)増減表を書くときには、いつもどおり指定された範囲だけ書けばいいのでしょうか?たとえ、極値を取るかどうか分からない値が合っても。 (2)増減表とは少し違う質問ですが、上の問題のx=2πでは、範囲がなければ極小値を取ると思いますが、範囲がある場合、x=2πで極小値を取るというのでしょうか? (3)グラフを書くときの質問ですが、増減表で指定された範囲しか書いていなくても、グラフは範囲外を点線などで書いておくべきなのでしょうか?

  • 3次関数 極大、極小について

    次の関数についてy'=0となるxの値を求めよ。 また、そのxの値に対して関数が 極大または極小になるかどうかを調べよ。 (1)y=x^3+3x^+3x y'=0のときx=-1までは分かるのですが 極大、極小になるかを 調べる方法がわかりません。 (2)y=x^3+x^-1 この問題も y'=0のときx=-1、1/3までは分かるのですが 極大、極小になるかどうか わからなくて...(´・ω・`) 回答は (1)極大にも極小にもならない (2)x=-1(極大)x=1/3(極小) となっています。 解説よろしくお願いします>_<

  • 増減表のかきかた

    はじめまして。 関数f(x)=(x^2)logx(x>0)を考える。 y=f(x)の増減と凹凸を調べ、グラフをかけ。lim(x→+0)x^2logx=0を用いてよい。 この問題なんですが、計算をして、x=1/√eのとき極小値をとり、x=1/e√eのとき変曲点をとることがわかりました。 増減表の書き方なんですが、f(x)=0になるのはx=0,1なので、この値も増減表の範囲に入れるんですか?lim(x→+0)x^2logx=0を用いてよい。とあるので、原点は定義されないのはわかるのですが、いまいち範囲がわかりません。 難しいかもしれませんが、できれば模範解答のように、実際に増減表を書いて、わかりやすく教えていただきたいです。 +と-のとり方を主に教えて下さい。お願いします!

  • 関数の増減と極値

    よろしくお願いします。 数学IIIの内容の問題なのですが、以下の問題が解答をよく読んでもわかりません。 次の関数の増減を調べて、その極値を求めよ。 y=√|x-2| (ルートは全体にかかっています) まず場合分けしてから関数をxについて微分して、それを=0とおき、増減表を書くといういつもの解き方をしようと思ったのですが、y'=0となるようなxが存在せず、行き詰っています。 解答は普通に増減表をかいて、横にグラフまで添えてあるのですが、この情報だけでどうやって増減表、グラフを書けばいいでしょうか。

  • 微分の増減表について

    微分の増減表について、 増減表にはx,y',yとそれぞれ書いていきますが、 グラフを書いたり、極大・極小を知る上で y'の欄の必要性が分かりません。 恐らく増減表の本質を知らないのだと思います。 お教えください。

  • f(x)=tanx-2x の増減表とグラフ

    数IIIの問題なのですが、 f(x)=tanx-2x の増減表(f(x), f'(x),f"(x)を含める)を使ってグラフを書け と言うものです。 やってみたのですが、どうしても正しいと思われる答えにたどりつけません。 どなたか正しい答えとその導き方を教えて下さい。 以下は私がやってみたことです。 f'(x)=sec^2x-2 f"(x)=2sec^2xtanx これをもとに増減表を書いて、 (右上矢印)極大(右下矢印)変曲点(右下矢印)極小(右上矢印) となりました。 そして極大値と極小値も出してみたのですが、どうも間違っているようです。 極大=-0.57 極小=0.57

  • 3次関数について

    一般に3次関数で、3個の実数解をもつための条件は関数f(x)が極値をもち、極大値と極小値が異符号となること。 問題  x^3+px+q=0 (p,qは実数)が3個の実数解をもつための必要十分条件を求めよ。 この問題に対して、私はx=sのとき極大値をもち,x=tのと極小値を持ち f(s)>0,f(t)<0  (s<t) ならばいいと判断したのですが、 教科書では f(s)×f(t)<0という条件をもとに,答えをだしているのですが、 x^3の係数は正なので、なぜそのような条件になるか分からないのですが、分かる方教えてください。

  • 導関数の応用

    2つの関数 f(x)=x^3-3x+p と g(x)=x^3+qx^2-1 が等しい極大値と等しい極小値をもつように,定数p,qの値を求めなさい。ただし,q>0とする。 という問題の解き方を教えてください。どこから手を付ければよいのかさっぱりです。