ゴルフ会員権とは？？

質問

なんのためにあるものなんでしょうか？
ゴルフ会員券だと思っていたくらい無知です…(・・;)

回答No.3

Mokuzo100nenn · ベストアンサー

ゴルフ場を造るには何十億円ものカネがかかるのですが、自己資金でやるよりも「割り勘」方式でやった方が良いということで、ゴルフ場を建設する時に、一口三百万円とか五百万円の会費（＝預託金という無利子の預かり金）を納めた人を会員として、優遇料金で、優先的にゴルフができるようしました。

しかし、インフレで土地値段が上昇する時代には１０年後に価値の下がった現金を返却すればよかったのですが、バブルが崩壊し、土地の価格は下落し、しかもデフレになったために１０年後に満期返却を約束した預託金が返還できなくなりました。

その結果、「五百万円の預託金」を支払って手に入れた会員権が百五十万円とか百万円で他人に譲渡されるような事態が生じました。（＝ゴルフ会員権の暴落）。
百五十万円ぐらいで譲ってもらう方は、今後１５０ラウンド、プレーすれば、優待料金で元が取れると考える現実的なゴルファーです。

しかし、会員権の名義が誰に変わろうとも、ゴルフ場経営企業は、最新時点での会員に対して預託金を返却する法的義務があります（＝債務の履行）。この債務の履行ができなくなったゴルフ場（＝ゴルフ場経営企業）を次々に買収し、その後に弁護士を雇って、会社更生法や民事再生法を駆使して、会員の権利を棒引きにする商売がでてきました。

ゴールドマンサックスなどハゲタカ系外資金融資本が、ペーパーカンパニーを作り、その会社がゴルフ場運営企業を買収し、会員権を８割引きにするなどの案で会社更生法をもとに裁判所の許可を取りつけて、合法的に財産を略取するビジネスです。

一部のゴルフ場では、会員が協力して、ゴルフ場運営企業を買収し、「株主会員制度」に変換し、会員が株主としてゴルフ場を間接所有するゴルフ場が現れました。

このような株主会員制度に移行できたゴルフ場では、会員権は株券と同様の経済価値に加えて、優先予約や優遇料金などの会員の特典があるので、今後とも市場価格で流通する会員権になりました。
このような株主会員制のゴルフ場あ全体の１０％もないと思います。
多くのゴルフ場では、会員でなくともプレーできるので、会員権が有名無実になっているのが実態です。

回答No.2

nishikasai

ゴルフ会員権はバブル時代は一種のステイタスであったし、あり余るお金の投資先でもありました。景気の良かった時代の話です。
今ではちゃんと算盤を弾いてそのゴルフ場を月に何回使うか、メンバーになればどれくらい安くなるのか、メンバーとビジターとどちらが得かを考えて、得であればメンバーになります。
せっかくメンバーになってもゴルフをしなくなったり、よそのゴルフ場でプレーするのであれば意味がありません。メンバーにはなるには結構まとまった大きなお金が必要です。

回答No.1

seble

そのゴルフ場で優先的、割安にプレイできます。
完全な会員制であれば、会員権を買わなければプレイできなかったりします。
日本にあるかどうか知りませんが、会員数名以上の推薦がなければ買う事すらできない会員権もあります。
特権意識ですね。