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「是非」の後ろに否定文が続くのは、正しい使い方か?

過去の質問を調べたのですが、分からなかったので教えてください。 表題のとおり、「是非」の使い方で、1つ気になっていることがあります。 強い希望を表す言葉として、「是非~してください」と使うことがよくあると思います。 では、否定的なことを望む場合も、「是非」を使っても良いのでしょうか。 「ファックス番号を、是非お間違えのないようにお願いします」 先日、NHKのアナウンサーがこのように話しているのを聞いて、 違和感を感じてしまいました。 「くれぐれも、お間違えのないように」でしたら、何の違和感もなかったのですが。 「是非」とはニュアンスが少々違いますが、似たような使い方をする言葉として、 「必ず」があります。 小学生の頃、「必ず」の後ろは、肯定分だけが続くことを習いました。 ○必ず~してください。 ×必ず~しないでください。 否定分を続けたい場合は、「絶対に~しないでください」というように使うということも、 その時に習いました。 今更ですが、「是非」の後ろに続く文はどうだったのだろう?と思ってしまいました。 ネットで調べてみましたが、上手に検索できなくて、 満足のいく答えが見つかりませんでした。 どなたかお分かりになる方がいらっしゃいましたら、回答いただけますでしょうか。

みんなの回答

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4337)
回答No.5

#2 回答者です。訂正します助動詞「お間違いのないようにように」のようには推定と書きましたが 「助動詞ように」の用法は例示こんなことがないようにと例をあげて示している。 が正しいと思います。 くれぐれもは「お分かりでしょうが、くれぐれも」と相手方に念を押している。 是非は相手方に強く要望している。 という感じがします。

petit_mais
質問者

お礼

わざわざ追記くださいまして、ありがとうございます。 その後、気になるアナウンサーですが、 是非お間違えのないように、と言うことを、ピタリとやめてしまいました。 毎朝放送している情報番組で、以前は毎日そのように言っていたのですが・・・ 私以外にも気になる視聴者がいて、もしかしたら番組に投稿したのかもしれません。 おかげで、朝からモヤモヤすることがなくなりました。 こんなくだらない質問にお付き合いくだる方が複数いらっしゃって、嬉しかったです。 ありがとうございました。

回答No.4

文法的なことはよく分かりませんが、私は「ファックス番号を、是非お間違えのないようにお願いします」には全く違和感がありません。 何故か考えてみるに、 「是非お間違えないように」 ではなく、 「是非〈お間違えないように〉お願いします」 と読めるからです。 つまり、「是非」がかかるのは「お願いします」であって、「是非間違えるな」と言っているようには思えないのです。 実際のアナウンサーの言い回しを聞いていないので何とも言えませんが、話し言葉ならなおのこと、違和感が少なかったのではないかなあと思います。 書き言葉と違い、話し言葉はその場の雰囲気で「ゆらぎ」ます。 NHKのアナウンサーといえど、常時、文法通りの四角四面な話し方をする必要はないように思います。 「是非」の副詞としての意味は、『広辞苑』によると、「どうあっても。きっと」です。 「きっと」の後ろに「否定」は変でしょうけれど、「どうあっても」だと「否定」がきてもさほどおかしくない場合もあるような気はします。 すべて私の個人的感覚での回答になってしまいました。すみません。 文法的なきちんとした回答は、他の方にお任せします。私もそれを読んで学びたいと思います。 失礼しました。

petit_mais
質問者

お礼

お礼がおそくなり、申し訳ありません。 違和感を感じない、という回答の内容を読ませていただくと、 確かに、違和感を感じる方が変なのかな?という気持ちにもなります。 テレビを聞いた時に、どうして「あれ?」と引っかかったのか、 自分でもうまく表現できません。 私がこだわり過ぎなのかもしれません。 どうもありがとうございました。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

基本的にご指摘の通りです。 ここは、「くれぐれも(=念押し)」のほかにも「どうか(=懇願)」「なにとぞ(=改まった懇願)」など幾通りもイメージに合う副詞があるでしょうし、また漠然とした期待が混じる「お願いします」の代わりに「お気をつけください」とハッキリ注意を促す言い方もできるだけに、ここではなにも紛らわしい「ぜひ」を使う意味合いを感じません。もしかすると、単にそのアナウンサー個人の口癖なのかも知れません。 「「ぜひ」は自分の強い希望を表わす語で、「ぜひ…たい」「ぜひ…しよう」などの意志表現と結びつく。したがって、「ぜひ…てください」の形で用いる時も、相手の積極的な意志行為を期待するため、「心配しないでください」のように、積極的な意志行為ではない語と共に用いると不自然になる。」 「「必ず」が肯定の場合にだけ使われるのに対して、「絶対(に)」は肯定・否定いずれの場合にも使われる。」 (「使い方の分かる類語例解辞典」小学館)

petit_mais
質問者

お礼

お礼がおそくなりまして、申し訳ありません。 小学館からの引用は、とても勉強になりました。 私が違和感を感じた理由が、ずばり書かれているように思います。 ネットでうまく調べられなかったので、 図書館へ行くことがあったら、その時に調べてみようと思います。 違和感を感じないという回答が複数寄せられまして、 言葉の使われ方はきっと、多数決で変わっていくんだなぁ、と感じました。 ためになる回答をいただきまして、ありがとうございました。

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4337)
回答No.2

ファックス番号を是非お間違いのないようにお願いします。 この文章ははっきりとした否定文なのでしょうか。 お間違いのないように、の「ように」は「助動詞ようだ」の連用形で、ようだは比況、推定 例示の 意味を持つ。この場合推定ではないでしょうか。 皆様是非お忘れ物のないようにお気をつけてください。 皆様ぜひお見落としのないようにゆっくりご覧になってください。 といってもそれほど違和感は感じません。 必ずも 必ず時間に遅れないようにしてください。 必ずお間違いのないようにお願いします。 必ず慌てないように落ち着いて行動してください。 などでしたら違和感はありません。 一種の慣用表現だとおもいます。

petit_mais
質問者

お礼

お礼がおそくなり申し訳ありません。 必ずの例文は、参考になりました。 必ずでも、否定分がついても、さほど違和感を感じない文がありますね。 言葉は、使われるうちに変化していくので、 昔からの用法にとらわれ過ぎる必要はないのかもしれません。 どうもありがとうございました。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.1

> 小学生の頃、「必ず」の後ろは、肯定分だけが続くことを習いました  ところがかつての日本語では、「必ず」 の下に否定語をともなうことが珍しくありませんでした。その名残は 「必ずしも」 という言葉の用法には残っています。  ですから、言葉は変化していくもので、絶対的に正しい用法というものはないともいえます。  具体的にそれが何という言葉だったのかは忘れましたが、夏目漱石の作品に使い方を誤った有名な例があったと記憶します。けれど、今日ではそういう使い方を一般にしており、今日の辞書などにも漱石の使用した用法で出ているようです。いわば、「市民権」 を得てしまったわけです。  さて、「ファックス番号を、是非お間違えのないようにお願いします」 における 「是非」 の用法ですが、私などは鈍感なせいか、さほど違和感を覚えません。かなり耳慣れてしまっているということなのかもしれません。  「是非」 ということばは、「是非もない」 などという言い方があるように、文字の上では、肯定か否定かという選択、もしくは肯定と否定の両方を表しています。日本語としては、「ある事柄に対する気持ちが肯定であれ否定であれ、そのことには目を瞑って・・・して欲しい」 という気持ちを表明する場合に、「是非お願いします」 などという使い方をします。言い換えると 「何とぞお願いします」 という依頼で、その場合 「お願いします」 という依頼の気持ちを強めているのだ、と判断されます。  「気持ちを強める」 という 「気持ち」 が入って、「是非お間違えのないように」 という言葉遣いをしたと解釈すれば、それほど不自然ではないようにも感じられます。  あるいは、「このことを是非ともお願いいたしたいのですが、ファックス番号を、お間違えのないようにしていただきたい」 という文というのが心の中に潜んでいて、それを発話する段階で変形が加わったとも考えられます。つまり、「是非お願いします」 という文の中に 「お間違えのないように」 という語句が挿入された形であるともみなせるかもしれません。文字で表せば、「ファックス番号を、是非、お間違えのないように、お願いします」 とでもなりましょうか。  かなり苦しい弁明のように思われるかもしれませんが、今の時点では、私は上記のように考えました。しかし、異論はあるかもしれません。もちろん、もっとシンプルな文であれば、「是非お願いします」 のように、肯定文が続く方が、現在の日本語環境の中では自然だと思っています。

petit_mais
質問者

お礼

お礼がおそくなり申し訳ありません。 文字で文を書くのと違って、口で話す言葉は流動的ですよね。 私も、肯定分が続くほうが違和感がないので、 「ぜひお間違えのないように」と聞いて、「あれ?」と思ってしまいました。 違和感を感じながらも、絶対に間違えていると言いきる自信もなく、 質問させていただきました。 違和感を感じないという回答を複数いただきまして、 私がこだわり過ぎているように感じました。 どうもありがとうございました。

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