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書評の書き方
書評の書き方が分かりません。僕が書くと、具体的過ぎて全体像がつかめないと言われました・・・。分かりやすく本を紹介する文を書き、相手の読書欲を増やすためにはどういった書評を書けば良いでしょうか?
- tottei10
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わたしがイメージするのはCMです。短い時間で全体を伝えることはCMには期待されてませんね。 現在放映している「南極大陸」の本(あるかどうか知りませんが)の書評を書くとして、 敗戦の日本人に勇気と感動を与えた、アジア初の南極大陸に挑んだ、隊員と家族、そして日本人の物語。 これが掴みです。 この部分を、放映予告で何度も流していますね。どういう場面が流れていますか。氷に閉ざされた宗谷から、犬ぞりが走りますね。主人公が、「これが南極大陸か」とつぶやきますね。そして、隊長が、「もはや戦後ではない」と宣言します。 掴み部分をわかりやすく、コマで映像しているのです。 作者が訴えたいことを、CMデレクタ―となって簡潔に、書き出せばよいのです。 後は、それぞれのコマ部分に肉ずけをすれば読みやすくなります。 犬ぞりによる荷物の運搬はもとより、犬ぞりを走らせることは、日本初めての試みであった。犬ぞりに参加する犬たちを集めるだけでも大変であった。犬が酷寒に耐えれるのか、さらに怪我に対する治療方法、餌や越冬した場合の体験すら、未知であった。総てにわたってデーターの蓄積のないものは排除する現在にあって、彼らの仕事は、無謀ですらある。 しかし、みごと南極大陸にたどり着き、越冬を成功させた勝因は、デ―タ―主義の現在の日本人に警鐘をならすともいえる。食品の賞味期限、薬漬けの治療も国民が寄ってたかって官にたよる体質、甘えの構造がみえる。 彼ら越冬隊が、事故により生命を失っても、国に求めたとは思えない。まったくの自己責任により団結した彼らは、時代とはえ、何が彼らをそうさせたのか。 敗戦国日本を勇気づける想いがそうさせたと、作者はとらえている。 もうひとつは、日本の技術力を付け加えたい。 越冬するには、それを克服する技術、家や通信、船、衣服等、日本の復興に役だった品物を調べるのも興味がある。
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