• ベストアンサー

割引債の償還差益の勘定科目について

割引債の償還差益の勘定科目についてお伺いします。 弊社では、割引債を購入・償還して資産運用を行っています。 償還差益は、金融収益として営業外収益に計上する、ということで、 雑収入(非課税)で処理をしています。 償還差益は、金利的な性質も強いように思うのですが、決算書上では、 受取利息として扱うべきなのでしょうか? 探してみましたが、資料を見つけることができず、お尋ねしております。 可能であれば、根拠資料もあわせてお教えいただけますでしょうか。 宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.1

先ず、 「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」第九十条(営業外収益の表示方法)に次のような規定があります。   「 営業外収益に属する収益は、受取利息(有価証券利息を除く。)及び割引料、有価証券利息、受取配当金、有価証券売却益、仕入割引その他の項目の区分に従い、当該収益を示す名称を付した科目をもつて掲記しなければならない。   ただし、各収益のうちその金額が営業外収益の総額の百分の十以下のもので一括して表示することが適当であると認められるものについては、当該収益を一括して示す名称を付した科目をもつて掲記することができる。」 ここでは、受取利息と有価証券利息を区別して認識しております。この規則は、金融商品取引法の省令です。 ところで、勘定科目としての「受取利息」と「有価証券利息」の定義を規定した法令はありません。企業会計原則にも両者の定義はありません。では、どのように考えれば良いか、ですが・・ 一般に、 ・「有価証券利息」は債券の取引から生じる利息である。利付債券の利払いも割引債券の償還差益も「有価証券利息」である。 ・「受取利息」は「有価証券利息」以外の利息である。代表的なものが預貯金の利息である。 と言われています。これは会計分野の関係者の間での一般的な認識であって、特定の法令や企業会計原則における定義なのではありません。 「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」第一条第一項で、  「・・この規則において定めのない事項については、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従うものとする。」とあるので、前記の「会計分野の関係者の間での一般的な認識」は「一般に公正妥当と認められる企業会計の基準」に相当すると考えて良いでしょう。 結論: 割引債の償還差益は、「雑収入(非課税)」ではなく「有価証券利息(非課税)」としましょう。 計上区分は、 (1)割引債の購入・償還などの資産運用が主要な業務ならば営業収益に、 (2)そうでないならば営業外収益に 計上しましょう。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 外貨建てMMFについて(償還差益以外の利益)

    外貨建てMMFを実際に運用するメリットデメリットは 色々調べるうちにわかりました。 実際に運用した場合、償還差益が生じるのはわかったのですが 実際の金利による収益などは、どのタイミングで私たちに 入ってくるのでしょうか? 勉強不足で恐縮ですが、よろしくお願いします。

  • 勘定科目について

    勘定科目は負債、資産、資本、収益、費用のどれかひとつに必ず属するものなのでしょうか? ・前払保険料 ・支払保険料 ・未収利息 ・受取利息 以上の4点がどこに属するのかわからないので教えていただけますか?

  • 支払利息割引料勘定って今でも使っていいのですか?

    最新の高校簿記の教科書を見ていたら、受取手形を割り引いた際に、手形売却損勘定だけではなく、支払利息割引料勘定を使ってもかまわないと書いてありました。どうして使ってもかまわないのでしょうか? 新会計基準が施行されてから、手形売却損勘定を使うようになったのではないのですか?今でも支払利息割引料勘定で処理し、損益計算書にも計上してよいのでしょうか? どなたかわかる方教えてくださいませ。

  • 勘定科目について教えてください。

    勘定科目について教えてください。 弊社は不動産の賃貸仲介を事業としておこなっております。 弊社の社員が賃貸仲介を行った際、 契約不備があり、賃料を損害金として、オーナーに支払うこととなりました。 この場合賃料の勘定科目は 雑損失でいいのでしょうか? 課税区分は課税でいいのでしょうか? また、営業外損失と特別損失どちらに計上すればいいでしょうか? ご回答のほど、よろしくお願いいたします。

  • 「未収利益」 という勘定科目はありますか?

    仕訳から勘定に転記する段階で「未収利息」が「未収利益」という勘定に変わるということはありますか?問題集の解答がそうなっていたのですが理解できず、これはプリントミスなのではないかと半信半疑です。 詳しく説明すると、 「決算に当たり貸付金に対する利息の未収分\18,000を計上した」 これを仕訳し、勘定に転記しなさいという問題です。 仕訳では「未収利息」で正解でしたが、勘定に転記した部分の答えは「未収利益」となっています。

  • ワリショー等

    決算書の内訳表をぼちぼち作ってるのですが、受取利息の科目の中に、「ワリショー第●●●号→第●△×号乗換」と先輩が仕訳してます。 これは何をしてるのでしょうか。  (1)ワリショーってなんでしょうか? (2)乗換の意味も教えてください。 (3)「有価証券利息償還差益」の意味を教えてください。 (4)「有価証券利息償還差益」というものに国税が掛かってるようですが、通常、預金の受取利息には国税と地方税が掛かるのに対して 有価証券利息償還差益?というものには地方税は掛からないものですか?  よろしくお願いします。

  • 現金割引(仕入割引・売上割引)について

     現金割引が、金利の性格を有するから財務上の損益とみて 営業外損益に計上されるのはわかっているのですが、 金利の性格を有することから利息のように捉えると考えると 本来の回収期日と実際の回収日との間に決算日があった場合 繰延べるような気がするのですが、違うのでしょうか?

  • 車両購入、債権譲受け勘定について

    何点か教えてください。 1.この度、当法人で車両をローンで購入したのですが、起票するに当たり迷っています。注文日は4/13日、ローン申し込み日は4/16日、車検登録日は5/1日なのですが、何時付けで起票すべきでしょうか。 また、ローン期間は5年で、その際の支払利息は257600円です。 仕訳として 前払利息257,600/支払利息257,600として、決算時に 支払利息/前払利息とするつもりですが、決算時の支払利息は、257,600円を単純に5年間で割り、51,520円でよいのでしょうか? それとも、月数で計上すべきでしょうか。 (当社の決算は12月です。) 2.債権譲り受け勘定という勘定科目を作って計上しようと思っているのですが、この勘定は、営業外収益?それとも、特別利益? 長々、申し訳ありませんが、何とぞ、ご教授お願い申し上げます。

  • 本業以外のアフィリエイト収入の勘定科目はどうしていますか?

    法人で本業以外にアフィリエイト収入がある場合、勘定科目は何で仕分けすればよいか悩んでいます。 受取手数料にすれば良いのか、売上なのでしょうか? 営業収益か営業外収益かで課税金額など変わるのでしょうか? 皆さんどうしているかよろしければ教えてください。

  • 抽選償還(分割償還)について

    当期はX4年3月31日を決算日とする1年である。 決算整理前残高試算表 自己社債240,000/社債582,000 社債利息16,200/ 1.社債はX2年4月1日に額面総額600,000円の社債を額面100円につき95円、1年据置後、利払日毎に120,000円ずつ抽選償還、利率年3%(利払い日は3月と9月の各末日)の条件で発行したものである。 2.社債の償却原価法は、社債額面による社債資金の利用割合に応じて償却しているが、当期の償却は未処理である。 3.過年度の処理はすべて適正に行われており、当期においては、社債償還時に自己社債勘定により処理しており、クーポン利息の処理は適正に行われている。 社債120,000/自己社債120,000 社債利息6,000/社債6,000 社債120,000/自己社債120,000 社債利息4,800/社債4,800 はわかったのですが、 一年以内償還社債を求めるために 120,000+120,000=240,000 (600,000-570,000)*120,000/3,000,000=1,200 (600,000-570,000)*240,000/3,000,000=2,400 240,000-(1,200+2,400)=236,400 よって一年以内償還社債は 236、400と求められるのですが、 なぜ120,000/3,000,000と240,000/3,000,000をかけるのかわかりません。