短絡容量の計算とモータコントリビューションについての疑問

このQ&Aのポイント
  • 短絡容量の計算についての疑問を持っている方にお答えします。
  • 変圧器のインピーダンスとリアクタンスの関係について調査しました。
  • モータコントリビューションとはどのような現象なのか説明します。
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短絡容量

短絡容量の計算にかんする学習をしております。そこで下記の2点について疑問が生じました。 文献を調べたりしたのですが、しっくりする回答に辿りつけず参考になるご回答をいただければと思い質問させて頂きます。 (1)電力系統のインピーダンスの考え方として「変圧器のインピーダンスはリアクタンスと考える場合が多い。」と文献に載っているのを見ましたが、これは変圧器はコイルなので、”R(抵抗)”と”X(リアクタンス)”の比がリアクタンスの方が圧倒的に大きいからZ(インピーダンス)はリアクタンスのみと考えてよいということでしょうか? (2)モータコントリビューションについて「インバーターを持たない単純な電動機(換気ファンなど)が設置されている系統で、電動機運転中に電源側が短絡事故を起こすと、電動機への電源供給がストップし、電動機が惰性運転を行い摩擦抵抗によって停止に至ります。この惰性運転をしている間、電動機の回転によって起電力が発生し、電動機が発電機のように電力を生み出し、短絡地点に電流を流してしまう現象を、モータコントリビューションと言います。」との説明を見ましたが、逆にインバータやサーボアンプを介してモータ接続となっている系統において電源側で短絡事故が起きたときの寄与電流はどうなるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • FT56F001
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回答No.1

まず(1)についてはは,質問者さんのお考えの通りです。 変圧器,とくに電力用の大きな変圧器では,漏れリアクタンスが巻線抵抗より大きくなるので, ほぼリアクタンスと扱ってかまいません。 (2)について お読みになった説明は,誘導電動機や同期電動機が(インバータなどを経ずに)直接, 電力系統につながっている場合ですよね。 インバータを介して誘導機を駆動するシステムで交流電源が落ちたとします。 誘導機が惰性で回って発電したとして,インバータ内部の平滑コンデンサまでは充電されます。 しかし,整流回路を経て交流電源側へエネルギーが戻るとは考えにくいです。 インバータの入口が単純なダイオード整流なら,まったく戻りません。 高力率PWM整流回路などの複雑な回路で,かつその制御系がヘボなら, 戻ることがあるかもしれませんが。

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