戦争責任

質問

太平洋戦争、日中戦争の日本の戦争責任とは何でしょうか？

以下の点でお願いします。

1.誰の責任（例：日本国、当時の軍隊、兵隊個人）
2.誰に対する（例：アジアの国、戦勝国、従軍慰安婦）
3.何に対する（例：侵略、非戦闘員の殺害、戦争を起こしたこと自体）
4.どう償えばよいか（例：金銭、首相の謝罪、日本人が反省）

あと、そう考える根拠も添えていただけるとありがたいです。また、「責任なんてない！」というご意見もお待ちしております。

回答No.6

panter · ベストアンサー

1、については戦争とは責任の明白な所在は判るものではない、と言うことです。
第二次大戦で言えば、ナチスドイツに宣戦布告したのは英仏ですが、その理由はナチスによるポーランド侵攻であり、しかしそもそもそれは英首相チェンバレンの弱腰と第一次大戦の領土分割に起因するものであります。
ではなぜドイツにナチス政権が誕生したのか？それはワイマール体制の仏による常識はずれの賠償金にある、と言った具合に戦争の責任というのは、追求するほうが本来滑稽なものなのです。

2については語るに落ちたものですが、そもそも当時アジアには独立国といいえるのが日本と、辛うじてタイだけでした。アジアの国、と言うのはそもそもありえません。戦勝国ももともと植民地の奪い合いをしていたわけです。
従軍慰安婦ですが、そもそも証言だけで証拠が見つかっていませんし、賠償請求権は、双方ともに放棄しています。そのために支払った金額は莫大であり、請求するなら韓国政府に対してしなければなりません。

3については、そもそも戦争は違法行為ではありません。非戦闘員の殺害が裁かれるなら、トルーマン、スターリン、ルーズヴェルト、チャーチル、など彼らが裁かれない限り正当な裁判とは言えません。

4お金はいっぱい払いました。しかも3で書いたように裁判とは名ばかりのリンチで、千人以上の日本人が命を落としました。

お礼

ありがとうございます。
では今だに「戦争責任」を追求するものの目的は何なのでしょうか？

回答No.10

big_chief

以下、個人的な感情・思考・価値観などは可能な限り排除して回答するよう努めます。「何でもアリ」「言うのはタダ」のどこぞの掲示板並みになることは避けたいと思いますので。

ご質問に対する私の回答の前提となっている基本認識は：
『戦争責任というものは、各戦勝国の独断的主張に基づいて定められ、戦敗国は無条件にこれらを担い、償うことを強制される。』です。現に、ドイツはアウシュビッツ事件で断罪されましたが、原爆による一般市民の大量殺戮でアメリカが断罪されることはありませんでした。

> 1.誰の責任（例：日本国、当時の軍隊、兵隊個人）

戦争犯罪人。東京裁判で断罪され、刑も執行されました。国際的にも過去の議論です。

> 2.誰に対する（例：アジアの国、戦勝国、従軍慰安婦）

東京裁判の原告が特定した「被害者」のすべて。

> 3.何に対する（例：侵略、非戦闘員の殺害、戦争を起こしたこと自体）

東京裁判の原告が特定した「加害行為」のすべて。

> 4.どう償えばよいか（例：金銭、首相の謝罪、日本人が反省）

上記１．に述べたとおり。東京裁判で確定した刑の執行が完了した時点で、国際的に償いは終っています。

戦勝国でない国々に対する責任の有無は、戦争責任云々とは次元の異なる分野で議論さるべき問題だと思います。つまり、人道的見地とか、政治経済的見地とか、単なる戦争云々とは異次元の価値観や見識をもって議論されるべきテーマではないでしょうか？

お礼

ありがとうございます。私もそのように思ってはいるのですが、それならTVで「戦争責任」と多数使っている人とは話がまったくずれているんですね。ですから、その方たちがどういう意味で使っているのかを知りたいのですが…深い考えなしに過去の人を断罪しているのかもしれませんね。

回答No.9

No51

本来、日本がアジア諸国に謝罪すべきは
「大東亜共栄圏などど、大口を叩いた挙句、西洋（米国）に負けてしまった事」
を謝罪すべきでしょうね。

中国は英国に対して「アヘン戦争の謝罪をしろ！」と言った事は無いでしょうし、
これからも無いでしょう。
アメリカの黒人も「アフリカからの強制連行を償え！」と米国政府を相手に
訴訟を起こす事も無いでしょう。
（世界中でこれをやり出すとキリがないですよ。）

ウダウダ言っている連中は、おとなしくて何度でも金を出しそうな人に
「ア！　５０年前に、おまえにやられた怪我がまた急に痛みだしたあ！」
と因縁を付ける「ヤクザのやり方」を応用している妙な人達です。

他に何も持たない国ならともかく、「戦争の被害者である」事を財産（資源）
として活用するのは、時代錯誤もはなはだしく、相手にする必要も無いでしょう。

中共（当時は交戦団体の一つに過ぎなかった）に脅されて大金を差し出す位なら、
当時は日本兵として徴兵され、命懸けで戦った旧植民地（正確には旧日本領）の人
に軍人年金を支給した方が本当の意味での「謝罪になる」と思います。

お礼

ありがとうございます。
「責任」という言葉を使う人はたくさんいるのに、どの方の回答も私が質問した「誰の？誰に対して？何に対して？」というものがはっきりしません。つまりは、使っている方もはっきりしないまま使っているのでしょうか？もしそうなら、どういうつもりなのでしょうか？

回答No.8

panter

No.6で発言をさせていただいたものです。まず、自分の発言に返事をいただけたこと、お礼申し上げます。

さて、今になって日本の戦争責任を追及する理由、とのことですね。その追求の内容は異なり、その追求をする者も一国の政府から市民団体、個人まで多岐に渡り、それによって差異がありますが、従軍慰安婦問題を例にとり、拙い私見を述べさせて頂きます。

ここでは従軍慰安婦というものが本当にあったかどうかということは敢えて省きます。
さて、この問題は韓国において最も議論が盛んでありますが、ここにおいてこれが盛り上がる理由は国民の反日感情によるものではないでしょうか。
彼らは民族というものへの帰属意識が強く、誇りを抱いておりますが、それが他の民族のそれとは違い、文化や風習への愛着だけでなく、民族としての優秀性にまで及んでいるのです。
そしてその優秀性の証明を自国の国力、つまり技術力や生産力、政治力、世界における知名度、経済力などに求める点が特徴的です。
もちろんどんな民族、国民であろうとそのように相対的な上流層たろうとする意思が薄弱でないという点では例にもれるものは無いでしょうが、彼らはそれがとくに強いと言う点で特徴的だと言えると思うのです。
しかし、ひるがえってみるに、隣国の日本は有色人種でありながらG7の一国であることに示されるとおり、国力は西欧の白人文明に伍するどころか秀でたる面もある一方で、自分たちは世界においてそれほどの地位を築くにいたってはいないということは、かれらの不満を募らせる原因であるのです。
ところがその日本政府に対して、先の植民地時代の話を持ち出すと、政府は、強行にでると何より国内の一部メディアからの強い反発を受けるということもあり、彼らは著しく優位に立ちうるのです。

そういった理由もあるのかもしれない、とでも思っていただけたら幸いです。

お礼

ありがとうございます。
中国、朝鮮の人間が言うのはわかりました。
私の知る限りでは、ずいぶん日本の方も追及しているような気がします。

回答No.7

cse_ri2

身もフタもない言い方をすれば、戦争責任の追及とは勝者が
敗者を裁く、それだけのことです。
それ以上でもそれ以下でもありません。

中国（当時は中華民国）が最後まで日本に抗戦し、その日本が
アメリカをはじめとする連合国（中国も連合国側）に降伏
したため、中国が勝者となりました。

それで日中戦争の戦争責任についてですが、本当は日中共同声明
で中国が戦争賠償の放棄を宣言しているんです。
（参考ＵＲＬ）
だから本当は、これ以上何もしなくていいはずなんです。

ただ中国共産党が、自分たちの一党独裁を今後も継続したい
ため、自分たちの正当性を国民アピールするために、日本
の戦争責任の追及を、国内で政策的に継続しているんです。

日本政府が国交樹立以来、対中国の関係で外交的に弱い立場
にあり続けているため、中国の外交的圧力に対して抗しきれ
ないというのが現状かと思います。

参考URL：

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_seimei.html

お礼

ありがとうございます。
弱腰な政治家と、親中国的マスコミが良くないのですかね？

回答No.5

todoron

例えば、南京大虐殺と称される出来事とか…
私は信じていませんが…
ただ、昨今の北朝鮮の言動からして、日本人はよっぽどひどいことをしたのかな…とも疑いたくもなります。

お袋から聞かされていることがひとつあります。
「思い出したくない過去かもしれない…」
なにしろ、戦地に赴いたふたりの祖父は、私の物心が着く前に死んでしまっているので、直接聞かされた話ではありません。

お礼

ありがとうございます。
南京大虐殺や慰安婦など、中国、朝鮮はきちんと正確な事実の究明をしてほしいものです。そうすれば責任があるのかないのか分かるのですが…

回答No.4

jakou-neko

No.2で回答したものです。

ジュネーブ条約に違反した国、個人には確かに責任はあると思います。違反者を道義的に追及する意志があるのであれば賠償を求める価値はあるかもしれません。

日本人が賠償を求める、という事の意味ですが、例えば日本人が戦争時に他国の捕虜となった時に虐待された、ということなら当然に賠償を求める事はできるでしょう。戦争の勝敗とは別次元の問題と思います。

ただ、現実的に言えば賠償を認めさせることは難しいのではないでしょうか。真っ向から虐待を否定されることもあるでしょうし、資料の喪失・不備等を理由として却下されることもあるでしょう。日本だって、従軍慰安婦問題などではなかなか責任を認めていませんし。

お礼

ありがとうございます。

＞戦争の勝敗とは別次元の問題と思います。
勝者が裁かれたこと、または、敗者が責任を追及したことは、いままでありますか？

回答No.3

todoron

1.戦争世代（私の場合ですと祖父世代になります。お国のために戦地に赴いていると聞いています。父方母方ともにすでに死亡…）を生きた大人達すべて！

2.子孫に対して！

3.アジアへ行けば、肩身の狭い思いをさせられたりするのも、1.の世代が過去にあんな愚かなことをしていまったからですね。

4.高度成長期に、やみくもに働いて日本を経済大国にしてくれた…。食うに困らない国にしてくれたことで充分です。

お礼

ありがとうございます。
つまりは、謝罪は必要ない！というお考えですね。

3.ですが「愚かな」とは何に対してでしょうか？

回答No.2

jakou-neko

私見としてですがご参考になれば。
箇条書きできていませんがご容赦下さい。

戦争を起こした国家としての責任、と言う意味であれば「責任などない」と言えると思います。歴史上の戦争のほぼ全てに当てはまると思うのですが、「勝てば官軍」です。
どのような理由で開戦したのであれ、大義名分さえ整っていれば戦勝国側が戦争責任を糾弾されることはまずありえません。まあ、負けたから責任があるのだ、ということならばその通りですが。

個々に見るのなら、「責任はある場合もある」と言えると思います。捕虜に関する扱いを定めたジュネーブ条約に違反したのであれば、実際の加害者・管理責任者（捕虜収容所であれば所長、遡れば国家）に責任はあるでしょう。非戦闘員の殺害や虐待などについても同等と思われます。

上記のような事が起きた場合の賠償方法というと、一番現実的なものは金銭でしょう。日本国内で裁判が起こされ、仮に責任が認められれば金銭での支払いになると思われます（民法上、原則としてなんでも金銭に換算しますから・・・）

お礼

ありがとうございます。
すなわち「ジュネーブ条約に違反」した国、個人は全て責任が生じるというわけですね。
では、日本や日本人も賠償は求めるべきでしょうか？

回答No.1

nobugs

戦争責任とは、勝者が敗者に、全ての責任を押し付ける事です。

お礼

ありがとうございます。
東京裁判や戦後戦犯を裁いたことでしょうか？