特許交渉の結末とは?知財部の方から聞いた仕組みを解説

このQ&Aのポイント
  • 特許交渉の結末とは、自社の知財権を侵害された場合に行われる交渉の結果を指します。
  • 通常、警告レターを受け取った相手会社は、争いの対象となっている知財権だけでなく、自社が持つ知財権を取り上げてきます。
  • 交渉の末、訴訟になるケースは少なく、ほとんどの場合は交渉で終わります。交渉の際、保有している知財権の数が勝敗を決めることがあります。
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特許交渉の結末

家電メーカに転職が決まりそうです。 知財部の方のお話を聞いているときに理解できない点があったので、 自分とは畑違いですが、少し知りたく、お詳しいかた教えてください。 その方の話をまとめると、 ・特許/意匠/商標などの自社の知財権を侵害された場合、 侵害している会社に警告を行って差止めようとする。 ・ほとんどのケースでは、警告レターを受け取った相手会社は、 単に、その1件の知財権だけで争うのではなく、 相手会社が保有している知財権を持ち出してきて、 こちらの会社が侵害している製品等を指摘してくることが多い。 ・交渉の末、折り合いがつかなくなると訴訟になり、 訴訟の場では徹底的に、すべての知財権の 侵害の有無、損害の額などを争うことになる。 ・ほとんどの場合は、訴訟には至らず、 相手会社との交渉で終わることが多い。 ・交渉の場合は、保有している知財権の数が勝敗を決める。 (1)上記、まとめで、一般的な知財実務とは違うところがありますか? 知財部の方のお話が難しく、きちんと理解できたか不安なので おかしなところがあれば、指摘をお願いします。 (2)保有している知財権の数が交渉の勝敗を決めるというのは どういうことでしょうか?もう少し詳しく教えて下さい。 よろしくお願いします。

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回答No.1

家電業界においては、一つの製品に、何十、何百もの特許が使われています。 (1)まとめについては、ほぼ的確に要約されているように思われます。 (2)保有している知財権というか、正確には、交渉相手に侵害されている自社の知財権の数でしょうか。ここでの「勝敗」の意味は、相手方に金銭を払うのか、逆にもらうのか、ということです。自社の製品が侵害している相手方の特許の数が10で、相手方の製品が侵害している自社の特許の数が15なら、15-10=5つの特許分のライセンス料を支払ってもらうことで手を打ちましょう、という話になるということです。

jessie1
質問者

お礼

ありがとうございました。

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