配位結合について

質問

ninnyといいます。配位結合について教えて下さい。

空軌道を持つ原子は全て中心原子に、非共有電子対を持つ原子・化合物は全て配位子になることが出来るのでしょうか？

普通(?)の結合では電気陰性度の差が結合の強さに関係してきますが、配位結合でも関係していますか？
配位子になるのはアンモニア(Ｎ)・水(Ｏ)と電子陰性度が高いものが有名だからそうなのかなと。

それとも、配位結合の結合の強さは別のものが関係してるのでしょうか？

以上のことを教えて下さい。お願いします。
それか、参考サイトがあれば教えて下さい。自分でも探したんですが、見つからなかったんです。。。

回答No.2

Julius · ベストアンサー

＞空軌道を持つ原子は全て中心原子に、
＞非共有電子対を持つ原子・化合物は全て配位子になることが出来るのでしょうか？

そう話が単純なら、化学系の就職はもっと厳しくなりますね(^^:)
配位結合を形成する物の方が少ないです。

＞普通(?)の結合では電気陰性度の差が結合の強さに関係してきますが、
＞配位結合でも関係していますか？

配位結合に限らず、結合強度においては、
電気陰性度の違いは最も重要な因子ではありません。
電気陰性度の差というよりも、電子の軌道の形や充填が一番重要な要素です。

電子の充填では「オクテット」だとか「18電子則」だとか「ウェード則」などが
錯体や分子の安定議論に関わってきます。
錯体の形成の予測で、「かたい」「やわらかい」酸・塩基という考えが重要になってきます。
d軌道やf軌道が関わってくると、「逆供与」だとか「配位不飽和」だとかいった
現象が起き、配位子場理論の理解が必要となります。

この辺の詳しい議論に関しては、無機化学・錯体化学・有機金属化学の教科書に
一通り登場しますが、全ての錯形成を予測することは不可能です。

お礼

＞そう話が単純なら・・
やっぱり単純じゃないですよね。。ある意味納得ですｗ
いろんな要素がかかわってくるんですね。

ありがとうございます。お礼遅くなってごめんなさい。。

回答No.1

noname#21649

結合の強さは.反応の結果「安定な軌道を得られるか」にかかっています。
したがって.たしか.ヘリウムにフッ素がはいい結合したぶしつ（名称忘却）なんて.かわりものもあります。

ただ「全部」かというと.調べられていないもの（超ウラン元素他）がありますので.わかりません。

化学関係ならば.以下のサイトで再度質問したほうが良いでしょう。専門家が結構いますから。
http://forum.nifty.com/fchem/

お礼

ありがとうございます。

ヘリウムにフッ素！変わってますね。錯体は苦手なんですけどもっと調べると楽しくなるかもです。

お礼遅くなってごめんさい。。