• 締切済み

HClOへのO原子の配意結合について。

高校生向けの参考書を読んでいると HClOへ単体のO原子が配位結合する場合、Cl原子の非共有電子対へ配位結合すると述べられています。 ここで、少し疑問なのですが、HClO分子のO原子も二つ非共有電子対をもっているはずです。 しかしながら、単体のO原子は、Clにのみ配位結合しOの非共有電子対へ配位結合しないのでしょうか。 どうも、参考書の説明には、なぜClに対しては配位結合が生じ、O原子同士の配位結合は生じないのか書いてなく、さっぱりわかりません。 よろしければ、ご教示お願いします。

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数1

みんなの回答

noname#62864
noname#62864
回答No.1

一つには電気陰性度の問題だと思います。Cl-O間に配位結合ができるということは、Clの非共有電子対をOが空軌道を使って受け入れるということです。 したがって、配位結合を形成することによって、Oに負電荷が生じ、相手の原子に正電荷が生じます。 すなわち、配位結合の形成によって正電荷が生じさせる相手としては、より、電気陰性度の小さいClの方が好ましいということです。 ただし、現実には上記以外の理由もあるように思います。たとえば、ClがOに比べて大きい原子であるために、配位結合のために電子対を提供しても、それに伴う不安定化が小さいといったことも関係あるかもしれません。

関連するQ&A

  • 配位結合について

    ninnyといいます。配位結合について教えて下さい。 空軌道を持つ原子は全て中心原子に、非共有電子対を持つ原子・化合物は全て配位子になることが出来るのでしょうか? 普通(?)の結合では電気陰性度の差が結合の強さに関係してきますが、配位結合でも関係していますか? 配位子になるのはアンモニア(N)・水(O)と電子陰性度が高いものが有名だからそうなのかなと。 それとも、配位結合の結合の強さは別のものが関係してるのでしょうか? 以上のことを教えて下さい。お願いします。 それか、参考サイトがあれば教えて下さい。自分でも探したんですが、見つからなかったんです。。。

  • 二酸化硫黄の結合について

    高校1年です。化学の予習をしています。 二酸化硫黄の結合が、O←S=Oと配位結合になる過程と理由がよくわかりません。 また化学Iの教科書の配位結合の説明に、 「分子(陰イオンの場合もある)を構成している原子の非共有電子対が、他の陽イオンとの結合に使われて新しい共有結合を作る場合、この結合を配位結合という。」 とあるのですが、この二酸化硫黄の場合陽イオンなんてどこにも出てきてないですよね・・・? 本当に困ってるので教えてください!よろしくお願いします><

  • 配位結合について教えてください!

    配位結合について教えてください! 配位結合について次のア~エから誤っているものをすべて選びなさい。 ア.水分子に水素イオンが結合すると、オキソニウムイオンH3O+ができる。 イ.オキソニウムイオンは、非共有電子対を持たない。 ウ.オキソニウムイオンは、水分子と同じ数の電子を持つ。 エ.オキソニウムイオンの3つのO-H結合のうち、1つは配位結合で、他の2つのO-H結合に比べてやや弱い結合である。 よろしくお願いします!

  • 配位結合について

    今官能基のニトロ基とスルホ基について勉強していたのですが、以下に記す考え方であっていますか? 配位結合とは非共有電子対(反応に関わっていない電子。電子式で表すと二つ揃っている電子)を使った結合。 お互いに電子を出し合うのではなく、片方の原子にくっつく感じ。 例:スルホ基(Sの非共有電子対を[]でくくってます。また、Sの左側の価標を見やすくするため長くしてます。空白が使えないので~で代用してます。) ~~~~‥ ~~:O: ~~~[‥] ――S―O―H ~~~[‥] ~~:O: ~~~~‥ また、高校化学で配位結合については学ぶのでしょうか?

  • 塩素のオキソ酸について

    塩素のオキソ酸について 次亜塩素酸(+I)、亜塩素酸(+III)、塩素酸(+V)、過塩素酸(+VII)の4種類がありますが、 「次亜」「亜」「過」などの接頭語は、最も安定な物質(HClO3)を基準にしてつけると習いました。 習った当時の私は、 『塩化水素HClにはCl原子に非共有電子対が3対あって、そこに3つのO原子が配位結合するから安定なんだな』 と勝手に納得していました。 でもある時、塩素酸HClO3の構造式を見て、驚きました。 H原子がCl原子ではなくO原子に直結していたからです。 他のオキソ酸(硝酸や硫酸)も同様でした。 これがどうしてなのかも気になるところなのですが、もっと気になったのは、 じゃあ過塩素酸HClO4の方が安定じゃないの?ということです。 『』内の私の解釈の仕方は間違っているのでしょうか? 塩素酸HClO3が最も安定なのは何故ですか?

  • 水素結合、配位結合

    水素結合 電気陰性度の大きな原子(F,O,N)と結合した 正電荷を帯びた水素原子が、近くの電気陰性度の大きい原子の 非共有電子対の方向へ近づき、静電気に基づく弱い結合が 形成されること。 5点満点中4点でした。 配位結合 一方の原子から非共有電子対が、他方の原子からはそれを受け入れる 空軌道が提供されて出来る共有結合。 5点満点中3点でした。 教科書で調べても、これ以上詳しく書かれていませんでした。 足りない点を教えてほしいです。 よろしくお願いします。

  • 次亜塩素酸について

    次亜塩素酸の配位結合について Cl2+H2O→HCl+HClO となるとおもうのですが HーO^-のO周りに8個の最外殻電子対があってCl^-にも最外殻電子対が8個あるので次亜塩素酸の構造式はH-O=Clとならないで なぜ構造式がH-O-Clとなるのでしょうか

  • 結晶場理論について

    過塩素酸、HClO4のルイス構造式(中心原子の周りの結合が全て配位共有結合ではなく共有結合となる;「形式電荷」が0になる)を満たすために、Cl原子はO原子との間の結合にどんな軌道をどのように利用しているか、原子価結合論にそって混成軌道の考え方を使って記述しなさい まったくわからないです。。。 よければおしえてもらえませんか?

  • 配位結合の仕組み

    配位結合はアンモニアなら1対の非共有電子対に水素がくっ付くことですよね?水がオキソニウムイオンになる時も同じですよね?ならばH3O+にもう1つ水素が配位結合することはありますか?オキソニウムイオンにも1対の非共有電子対があるように思うのですが・・わかる方教えてください!

  • 共有結合について教えてください。

    どうして水素と塩素の共有結合はClHと書かないのでしょうか? メタンはCH4なのにです。 思うに共有結合のとき、分子を書く順番がIUPACかなんかで決められていてC→H→O→その他(ハロゲン)の順に書けとかという決まりがあるのでしょうか? だとしたら、HClOの書き方とCH3Clの書き方に矛盾が生じます。 どのように考えればよろしいでしょうか?