円高で輸出メーカーは本当に厳しいのか?

このQ&Aのポイント
  • 25年前のプラザ合意の時の円高は衝撃的で、日本の輸出メーカーは大変苦しんだ。
  • 最近の円高のニュースでも中小企業の経営者たちは苦境を訴えているが、なぜ経営を続けられるのか疑問がある。
  • 円高に対応するためには技術力を活かして値上げをすれば良いのではないか、という意見もある。
回答を見る
  • ベストアンサー

円高で本当に輸出メーカーは厳しいのですか?

25年前のプラザ合意の時の円高は衝撃でした。 1ドル230円前後だった円が半年で一気に180円くらいになったと思います。 その時代の日本輸出メーカーはそれほど死ぬ思いだったはずです。 特に中小企業の経営者はこのままだと日本でものづくりはできないと言っていました。 さてこの最近の円高のニュースを見ていると同じように中小企業の経営者の方々は このままだと海外に出ていかなければならないと言われています。 毎回、同じことを言っている気がします。 本当に円高で苦しいのであれば、とっくに日本の工業は20年前になくなっているのが なぜ(苦しいながらも)、経営し続けることができるのでしょうか? 例えば、技術が圧倒的に強ければ円高に合わせて値上げすれば良いのではないでしょうか? もちろん、韓国や他アジアメーカーと競合しているメーカーは辛いでしょうが、 日本独自の技術を持つ企業であればそれほど厳しいとは思いません。 いづれにしても、メディアの円高=輸出企業大変という一面的な報道に いまひとつ疑問があります。 真実はどうなんでしょうか? 20年前から円高で日本は大変と言っていながら、 辛いながらもGDPはある程度の規模があるのは何故でしょうか? 教えてください。 よろしくお願いします。

  • 経済
  • 回答数6
  • ありがとう数7

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • isoken
  • ベストアンサー率32% (595/1819)
回答No.4

>円高で本当に輸出メーカーは厳しいのですか? この点はある面厳粛な経済原則ですから否定の仕様がありません。 但し過去2度にわたるドラスティックな円高、つまりニクソン・ショック及びプラザ合意の余波に際して大企業は徹底した経営合理化・生産拠点の海外移転で切り抜け、ある程度の耐性が備わっていると思われますが、本当に心配なのは中小企業です。 日本の産業構造下に於ける中小企業は日本経済の大切な盾であり、好況時にその恩恵を蒙る代わりに不況時には大企業のショック・アブソーバー的役目を担う、アジア通貨危機の際に名だたる大財閥が簡単に連鎖倒産した韓国とはここが違う点であり、日本の労働人口がそこに占める割合は圧倒的に多い訳ですが、長引く不況に依る賃金の低下・非正規雇用の増大は消費マインド及び購買力の低下を招いています。 円高には生産財の調達コスト低下というプラス面もなくはないが、円高が進んだ場合輸出関連企業は更なるコスト・人員の削減・生産拠点の海外移転を余儀なくされ、この影響が日本経済全体にフィードバックされて益々デフレ傾向が助長されてしまう。 >本当に円高で苦しいのであれば、とっくに日本の工業は20年前になくなっているのがなぜ(苦しいながらも)、経営し続けることができるのでしょうか? プラザ合意後の急激な円高に際しては超低金利政策が取られ、海外からの資金流入と併せてその後のバブル経済へと繋がりますが、当時は極端な金余りで国内需要が増大し輸出産業のマイナス分を吸収して余りある状況であった事が、長期デフレ傾向が継続し内需が見込めない現在と大きく違う点です。 >技術が圧倒的に強ければ円高に合わせて値上げすれば良いのではないでしょうか? 家電・特に薄型テレビの分野に於いて顕著ですが、品質が圧倒的に優位である日本の国内メーカーが、世界的シェアに於いて韓国・サムソンの後塵を拝している現状、それで全てを理解して頂けると思います。 >辛いながらもGDPはある程度の規模があるのは何故でしょうか? GDPはドル換算ですからある意味数字のマジックであり、円高に振れれば日本経済の実態はともかく高水準の金額を算出してしまう、更には先進国ではアメリカに次ぐ1億2000万人の人口を有する事、日本が依然世界有数の巨大マーケットである事実に変わりはありません。 但し1990年前後の数年間、1人当たりのGDP部門は日本の独走でしたが、現在は確か20位前後のはず、その凋落振りは顕著です。

koro0328
質問者

お礼

回答有難うございます。 *円高の影響 *25年前との違い *値上げに対する市場動向 *GDPに対する考え方 とても素晴らしく大変参考になるご回答でした。 色々と有難うございました。 大変参考になりました。

その他の回答 (5)

回答No.6

>円高で本当に輸出メーカーは厳しいのですか?  海外で販売している商品に上昇圧力がかかるので結果的に売れにくくなります。このため経営状況改善、再編したり、海外移転したりなどで円高による影響を軽減しようとしています。これは以前より継続的に続いていますので徐々に円が価値が上がるのであれば対応可能になっています。   >技術が圧倒的に強ければ円高に合わせて値上げすれば良いのではないでしょうか?  値上げをすれば残念ながら購入者が減りシェアを失うことになります。日本の民間は所得がある程度高いため高付加価値を求める傾向にありますが、所得が相対的に低い海外の民間は高付加価値の製品は求めなくなります。基本的に価格が優先されることになり購入者が減ってしまいます。  製品の低価格化グローバル化の弊害の一つと言えまして、所得が横ばいもしくは下落傾向にある日本もややこの傾向が見え始めています。ただそれでも参入障壁が依然高いようで海外でシェアが圧倒的なノキアやサムスンは日本市場ではシェアを握れていません。 >メディアの円高=輸出企業大変という一面的な報道にいまひとつ疑問があります。  輸出製品の主力はその報道から自動車などの民間向けの耐久消費財が中心と思われているようですが、実際には企業向けの工業用原料などの資本財になります。資本財は価格が優先されがちな耐久消費財よりも質が優先されるので円高の影響は受けにくいです。ただ今回のような不況になると企業は供給を絞るため、工業用原料など資本財の仕入れが真っ先に減らされてしまいます。  つまり輸出企業は円高だから大変というよりも不況だから大変という方が正しいように思えます。 >20年前から円高で日本は大変と言っていながら、辛いながらもGDPはある程度の規模があるのは何故でしょうか?  まず日本国内に1億人以上の人が住んでおり、企業が経営していくのに十分な市場があります。また民間にある程度所得があり、高付加価値の製品を望む環境が整っています。市場規模が相対的に位置が下がっていますが世界有数の市場であることはかわりません。  なお今回の急激な円高は円以外の通貨を管理する各国の中央銀行が金融緩和を行い市場に通貨を供給し通貨価値が下がっていることが一番の要因です。今後さらに各国で金融緩和が拡大する状況であれば円高が、逆に日銀が金融緩和を拡大するようなことがあれば円安に振れやすくなります。  またグローバル化を先導し今まで借金してまで各国の商品を購入していたアメリカが輸出拡大に乗り出そうとしています。アメリカの民間が商品を購入しにくくなる以上、今までのような仕組みは転換を余儀なくされるはずです。日本は今まで以上に外需を頼みとはしづらくなり、内需で乗り越えなくなければいけなくなるのではと個人的に考えています。

koro0328
質問者

お礼

回答有難うございました。 日本国内市場だけでも500兆円あるわけですからね。 多少の円高でGDPが大きく揺れることがないということでしょうか。 もちろん輸出企業は大変なことでしょうが。 確かに、No.2の回答された方からも教えてもらいましたが 週刊誌などふくめて幅広く情報を集めれば 必ずしも円高=中小企業大変という画一的な図式にはならないと思います。、 ただメディアの雄であるテレビ報道で相変わらずの報道を観るにつけ 日本の民度が落ちてしまいそうな気がして、あえて質問させてもらいました。 色々と有難うございました。

  • ID10T5
  • ベストアンサー率31% (732/2313)
回答No.5

おめでたい疑問ですね。 日本企業は円高でも生き残るために事業構造をどんどん変化させています。 20年前はテレビで儲けていた日本の電機メーカーですが、今はそんな企業はありません。 テレビなんか映ればいいんですから技術力を発揮する部分はもはやありません。家電品では日本はもう競争できないでしょうね。 では日本の電機メーカーはどうしているかといえば韓国メーカーとの競争が少ない原子力や鉄道などの社会インフラ事業にシフトしてきています。生き残るために大変な努力をしているんですよ。 でもそれだっていつまでも安泰ではありません。さらに円高が進めば何社かは淘汰されるでしょうね。でも強い会社は何社か残るでしょう。日本企業が強いからこそ円高が進むわけです。

koro0328
質問者

お礼

回答有難うございます。 ソニーやシャープがこれから鉄道事業にシフトするのでしょうか。 大変、参考になりました。 有難うございました。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

2001 548,830 2004 489,115 2006 455,621 中小企業白書より製造業の中小企業数。5年で10万ほど減っています。 倒産のニュースは出てきますが、会社ができたというニュースは出てこないので、印象としても倒産のニュースが多いのですが、実態としても、総数で企業数は減っています。 http://www.tdb.co.jp/report/tosan/syukei/07nen.html 230-180になった1984年にはちゃんと倒産数が増えています。 バブルの好景気の時には倒産数は減っています。 マクロで見れば淘汰されたり、業務転換している。 ミクロで見れば(ニュースで取材されている個別企業)倒産しているところも多いということになります。 25年前と同じ商売をしているところなんて、逆に少ない。 プロジェクトX的に言えば、VHSで日本ビクタが成長しだしたのがちょうど25年前。 VHSの後継商品を作れなかったので、ビクターは現状になっている

koro0328
質問者

お礼

回答有難うございます。 こういったデータを元にご説明頂けると大変良く理解出来ます。 確かに中小企業の倒産件数は増えているという事実を見る限り 円高の影響があるという理解をする必要はありますね。 自分でも他のデータを調べて検証してみます。 大変参考になりました。  有難うございました。

  • kanden
  • ベストアンサー率21% (176/802)
回答No.2

週刊朝日の年末号での記事で。 日本の某メーカーが円高に耐えかねて西独の得意先に値上げの交渉に行ったそうです。 そうしたら意に反して快諾、それまで値上げ交渉して来なかったので円安の時その会社が ふっかけて儲けていたのかと言ったそうです。 そんな例もありますね。 自社の製品に自信があるのなら円高に沿って値上げする姿勢も大切かも知れませんよ。

koro0328
質問者

お礼

回答有難うございます。 僕もその記事を読みました。 そういった事例もありながら なおかつ、テレビメディアでは円高で苦しい中小企業という ステレオタイプの報道をしているのが気になったので ここで質問してみました。 貴方も含め多くの回答がその問題点を上手に解説頂いていて感謝しております。 有難うございました。

  • kdsakjgj
  • ベストアンサー率22% (26/114)
回答No.1

円高なのに値上げなんかしたらますます売れなくなりますよ(笑)

koro0328
質問者

お礼

回答有難うございます。 >円高なのに値上げしたらますます売れなくなりますよ(笑)。 円高ってどういう意味かご存知ですよね? 1ドルがかつて100円でしか購入できなかったものが今では80円で買えるということですよ。 売れなくなるとはどこの事でしょうか? 日本? 一般的に円高で影響するのは輸出する企業を前提にお話ししています。 輸出した場合ドル建てで取引していると円高になれば円の実収入が減ってくるという意味です。 従って、一般的には円高でも円収入を同額にするためには ドル建て価格を値上げすれば良いという理屈になります。 その様に出来ないのは、韓国、アジアメーカーと競合している場合、 現場での小売価格で価格差が開き結果、販売数に影響を与えるからです。 逆の言い方をすれば、競合せずに、他比較できない商品、商材などであれば 為替の影響をそのまま販売価格に調整すれば済むことです。 僕がここでお伺いしたかったことは(質問の仕方が悪かったかもしれないけど)、 円高に影響すると思われる中小企業の経営者のコメントが(テレビメディアに限り)、 20年前から同じことを言っている気がしていたので、実態はどうなのかな?  とお聞きしたかったのです。 当時からこのままだと日本での工場運営はやっていけない。  海外に工場をシフトしなければいけない。。と盛んに言っていました。 もちろん、大幅な海外シフトはこの20年で進んだのは間違いないと思いますが、 でもなお多くの企業(中小企業も含めて)が日本で生業を行いかつ 輸出も続けているという現実の状態との食い違いについて確かめたかったと思っているのです。 25年前当時の相場230円から180円に至った時期の経営者と 現在の110円から80円になったこの時期の経営者ではどう対応が違うのか、 同じ経営者なのか世代替わりしていて相変わらず2代目(かどうかは分りませんが)が 初代経営者と同じ悩みで経営し続けているのか、すでに当時の海外シフト等の対応は やりつくしてこれ以上の雑巾絞りが無理なのか。 数字などを含めてご回答頂ければありがたいと思っています。 回答頂いていて申し訳ありませんが、 この回答のレベルを問うているのではありません。 よろしくご理解お願いします。

関連するQ&A

  • 円高って悪いの?

    経済については詳しくありません。 円高になると輸出企業の利益が減ると報道されていましたが、 ここ最近は円安ドル高の傾向ですが、いったい何が悪いんでしょうか? 87円近辺から97円に戻して来てるんですよね? 輸出企業にとっては、元に戻る?状態は歓迎出来る 内容なのではないでしょうか? 海外で物が売れない時代だと思いますが、円高状態なら さらに苦しい訳で、円安傾向になりつつある状況は 歓迎出来る要素ではありませんか? 後、日本のGDPが極めて厳しい数字が叩き出され 週刊誌などで、この状態が続くと大変な事になるという 悲惨な内容の記事を見たのですが 政府が出したGDPの数字は、意図的な物があるのではないかと 思っているんです。 円高を操作する為、海外に日本は弱ってるとアピールする為に 悲劇的な数値を出し、日本が弱ってるとアピールしてると思う のですが、、、 よろしくお願いします。

  • 円高&円安と輸出&輸入の関係

    一般的に日本の輸入や輸出企業は、円高や円安が収益に大きく影響するということは知っているのですが、この原因はすべての輸出がドル建てで行われているからでしょうか? 例えばアメリカへの車を輸出で考えてみると、 日本輸出企業とアメリカの輸入企業が「車一台1万ドルで売買しましょう」のようにドル建てで金額を提示したとします。 そうすると、日本企業にとっては105円の円高の時は105万円が、120円の円安の時は120万円が手元にくるわけでその時に為替によってだいぶ収益が変わってきますよね。一方で輸入するアメリカの企業は1万ドルさえ支払っていれば円が105円だろうが120円だろうが、払うのは1万ドルですよね。 ということは、アメリカは為替の影響を全く受けないということですか? そう考えると、逆に日本の輸出企業が「車一台100万円売買しましょう」と円建てで提示すれば、円高円安で利益が増減するのはアメリカで、日本企業は円高円安に関わらず確実に100万円を手に入れることができるわけですよね。 それとも、輸出輸入はドル建てでなくてはいけないとという決まりのようなものがあるのでしょうか。 非常にわかりにくい質問ですみませんが、宜しくお願いします。

  • 円高時の輸出について 輸出すると悪影響になる理由

    今円高で輸出企業が大変と聞きますが、 なんとなくは分かるのですが、何故円高=輸出に悪影響になるのでしょうか? 明確な答えがほしいです。 たとえば、円高=1ドルに対し円が安くなる=輸出すると海外からの収入が減収、、と考えたり、するのですが、考え方はあってるのでしょうか? また、円高時に輸出すると、その輸出商品が海外では高く売られることになり、需要が減り、減収、、と聞きましたが、なぜ高く売られるかがイマイチわかりません。 明確に分かりやすく理由を何点か教えて下さい。

  • 円安になると輸出が有利なのは本当か。

    以下のような極端な設定で考えてみたいと思います。 1ドル=100円(円高)←1ドル=200円→1ドル=500円(円安) ある企業が1000円の日本産の洋服をアメリカに輸出したとします。 円高の時は5ドルで輸出していたものが,10ドルで輸出することになります。 円安の時は5ドルで輸出していたものが,2ドルで輸出することになります。 現地価格は円高の時は5ドルから10ドルになり,値上げ。円安の時は5ドルから2ドルになり,値下げ。この場合,現地価格は値下がるので売れ行きは伸びると考えられます。つまり,円安の方が売れ行きが伸び,輸出は好調と理解していました。しかし,輸出する日本側からすると,円高の時には10ドルで売っていたものが,円安の時には2ドルで売ることになるので,利益が減るのではないかと思ったのですが,この考えは間違いでしょうか?

  • 輸出企業の円高対策について

    輸出企業の円高対策についての質問です。 よく円高になると、海外で外貨建てで稼いだ売り上げが、 日本円で考えると目減りするため、円高が好ましくないという発言が企業側からでてくると思いますが、 そんなに円高がいやなら、企業がFXを利用してヘッジすることは現実的ではないでしょうか? (為替予約によるヘッジをしているという理解ですが) 損益計算書の上のほうとか中段とか、利益の質がかわってしまうのはやむを得ないとして、税前利益がかわらないようにする工夫について、もっとなんかできるんじゃないかと思っておます。 あまり経済に詳しくないので、暇な人に解説してもらえるとうれしいです。

  • 円高は本当に輸出企業に大打撃を与えるのでしょうか?

    ドル円相場が一時100円台を突破しました。急激な円高により連日日経平均は下げていますし、輸出企業の利益に大きな影響が出るとの観測が報道されていますが、その影響はどの程度見込まれるのでしょうか。 いくら円高といっても日経平均の指標となっている大企業は為替先物でヘッジしているのではないのでしょうか。'08の想定が105円の所が多いようですが、その辺りも含め、回答お願い致します。

  • 円高の時の輸出について

    為替相場が1ドル=200(円安)とします。価格が100万円の車をアメリカに輸出する場合、単純計算で100万円=5000ドルになります。また、1ドル=100円(円高)になったときは、100万円=10000ドルになります。ネット等の情報では「円高の時は現地の価格が5000ドルから10000ドルに値上がりするので、売れ行きが悪くなる。つまり日本からアメリカへの輸出は不利である」と説明されています。 確かにそうだなとは思うのですが、日本側からすると、1ドル=200円(円安)の時は現地で5000ドル、1ドル=100円(円高)の時は10000ドルで売れるので円高の時が売り上げ額が多いように思うのですが…ん~どうもスッキリ理解できません。どのように理解すればいいでしょうか?

  • 円高 輸出企業打撃について教えてください。

    経済について比較的詳しい方、円高で輸出企業打撃について教えてください。 数日前のニュースで、1ドル87円くらいに円が値上がりしたと報じていました。 そして、SONNYは1円の円高が、20億円の損失に繋がるとも報じていました。 円高が輸出企業に損失を与える原理は知っていますが、では、この20億円の損失のタイムスケールはいったい何でしょうか? つまり、1円高いという状況が一日間続くことでの20億の損失なのか、それとも一年間続くことでの20億の損失でしょうか? (日々の海外への販売代金が、仮にその日の為替レートに基づいてSONNYに入ってくるなら、一日ごとに小決算として確定するのは納得できますが、一ドル何円で取引するかということは、3ヶ月単位とかで固定しているものだと思っていたので、疑問に思いました。)

  • 円高について

    東北の日本海側にある小さな電子部品工場につとめているものです。 日本海側であったので震災の被害はそうでもなかったのですが、会社の経営は日にひに悪化していき、この先どうなるのか不安な毎日です。 そこでご質問なのですが、昨今の円高を見ていると、もう日本一国ではどうにもならないんではないかな、と思ってしまいます。介入しても結局、何日かたつとまた円高にふれてしまい、何兆円とゆう莫大なお金を投じても結局無駄なような気がします。 そこでご質問なのですが、よく、大企業のトップがこの円高をなんとかしてほしい、とおっしゃりますが、そもそも輸出企業の経営陣やなんてゆうかブレーン的(変な表現ですみません)な人々はこの円高を日本国政府や、日本銀行などの日本国の金融機関だけで、なんとかできると考えているのでしょうか? もしなんとかできると考えているのだとしたならば、大企業は円高回避のために政府にどんな方法、また政策をしてもらいたいのでしょうか?  そして、その要望している事柄が、実行されれば本当に円安にふれると企業の方々は思っているのでしょうか? 経済のことは新聞やTVのニュースなどでしか、情報を得てなくずぶの素人ですので大変申し訳ないのですが、できるだけくわしく教えていただけると幸いです。どうかよろしくお願いします。

  • 円高と日本のGDPの関係

    円高と日本のGDPの関係 よく~の国のGDPは世界で~位といわれますがあれはその国の発表する自国通貨建ての名目GDPをその時のレートでドル換算するなどして比較しているんでしょうか?? 例えば日本のある年のGDPが500兆円として、それを国際比較する場合にはその時1ドル100円とすれば500/100=5兆ドルという具合に。 もしそうだとすると円高になると日本のGDPは国際的にみれば上昇するということになるんでしょうか? 上記の例ですと次年度のGDPは円換算で501兆円でも1ドル50円になれば501/50=10.02兆ドルという風に(レートの変化に呼応して)ほぼ倍増するという風になるように思います。 (もちろん長期的には、輸出企業がダメージ⇒不況⇒失業増加,etc…で円換算のGDPが下落すると思いますが…) 為替レートが変わっただけで国際的なGDPの割合が変動するのは変な気がしますがそうならないように何か国際比較する際に調整などしているんでしょうか??