映画の邦題はなぜいじくりまわされるのか?

このQ&Aのポイント
  • 映画の配給会社が洋画の邦題をつける理由について疑問を持っています。邦題はセンスのないものが多いですが、なぜ直訳ではなく独自の邦題がつけられるのでしょうか?
  • 一部の映画の邦題と本来のタイトルの例を挙げましたが、これらは全く異なるタイトルです。このような邦題の変更は問題ではないのでしょうか?
  • 映画制作者としてはタイトルにこだわりたいと思うのに、配給会社によって邦題が変更されることに不満を抱いています。みなさんはどう思いますか?映画の邦題は変えるべきでしょうか?
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映画配給会社のつける邦題

映画の配給会社が洋画の邦題をつけていると聞きました。 邦題ってセンスないの多いですよね。 素敵な邦題がないなら、直訳で問題ないと思うのですが、なぜそんなにいじくりまわすのでしょうか? 例えば、 「アニーのナニー」 →「私がクマにキレた理由」 「First Blood」 →「ランボー」 「AS GOOD AS IT GETS」 →「恋愛小説家」 「War Of The World」 →「宇宙戦争」 これらはセンスがあるかないかは別にして、もはや全然違いますよね。 この「全然違う」ってところが非常に問題だと思います。 聞けば低予算ながら頑張ってタイトルを決めてるらしいですが、映画って物によっては〇〇億$とかするのに、タイトルだけ低予算でつけるっておかしくないでしょうか。 画竜点睛を欠くというか、もし私が映画制作者ならこんなにいじられたら 「おやおや、、って思います。」 長くなりましたが、大多数のyesが得られないなら、いじるべきではないと思いますがどうでしょうか? 皆さんの考えをお聞かせ下さい。

noname#139454
noname#139454

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  • isoiso0423
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回答No.2

ある評論家が「最近の配給会社の宣伝部はバカばっかりで日本語を知らない」と、あまりの邦題のセンスのなさを嘆いていましたが、ちゃんとした宣伝部員が付けた邦題は、原題よりも、より映画の内容を知らしめ、ヒットに貢献したものも多いです。 故淀川長治氏や故水野晴郎氏などはもともと配給会社の宣伝部員で、多くの邦題を付けています。 淀川氏で有名なのが「駅馬車(STAGECOACH)」。 いまでこそ、辞書にはSTAGECOACH=駅馬車とありますが、当時はそんな言葉はなかったそうで、配給会社の首脳陣は「地獄馬車」か「走る狂気の馬車」の案で決めていたそうです。 それが淀川氏の発案と粘りで「駅馬車」となりました。辞書に載るほど定着したわけですから、この邦題は抜群のセンスだと思います。 水野氏だと戦争映画の超大作「史上最大の作戦(The Longest Day)」。もっとも長い日じゃあ、なんだかわかりませんよね。映画を見てからならば、納得も出来るでしょうけど。 他にも007シリーズの第一作「Doctor No」が「007は殺しの番号」。 これも「ドクターノウ」じゃ集客出来なかったと思います。 近年は原題をそのままカタカナ表記するだけのもの(「ゼアウイルビーブラッド」や「ノーカントリー」など)も増えていますが、どうみてもうまい邦題が見つからなかった苦肉の策としか思えません。 これが70年代だと「JWAS(顎の複数形)」はそのまま「ジョーズ」でピッタリではないでしょうか。「タワーリングインフェルノ」もそびえたつ地獄よりは、やはりそのままが正解。 音楽の世界でもシンディローパーの大ヒット曲「ハイスクールはダンステリア」は「Girls Just Want to Have Fun」。これも邦題がヒットに貢献したと言えるのではないでしょうか。 余談ですが、来日時に邦題の意味を聞かされたローパーはカンカンに怒ったそうですけど。 ポリスの「見つめていたい」は「Every Breath You Take」で歌詞から考えたと思われる邦題がやはりいいと思われます。 クリント・イーストウッドの出世作「荒野の用心棒」は「Per un pugno di dollari 一握りのドルのために」で、これもいい邦題だと思います。 続編になる「夕陽のガンマン」は「Per qualche dollaro in più もう少しのドルのために」、その続編「続・夕陽のガンマン」は「Il Buono, il Brutto, il Cattivo いい奴、悪い奴、汚い奴」ですから、これだとジャンルがまったくわかりません。 ということで邦題を付ける宣伝部員のセンスとボキャブラリーによってはイイ邦題もたくさんあると思いますよ。 同じ映画でも公開される国毎に、その国の世相や社会を反映してタイトルが付け直されるのも、映画の楽しみのひとつだと思います。 「たそがれ清兵衛」が「The Twilight Samurai 」となったのは、う~ん?でしたけど。

noname#139454
質問者

お礼

すごい詳しいですね!驚きました。 「同じ映画でも公開される国毎に、その国の世相や社会を反映してタイトルが付け直されるのも、映画の楽しみのひとつ」 いいご意見だと思います。 確かに広い目で見たらそれが正解だと思いました。 「The Twilight Samurai 」 には笑いました。

その他の回答 (1)

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.1

ランボーに関しては、結果的に邦題が正解だと思いますよ、その後、公開された続編には原題に「Ramboって入るようになっています。 宇宙戦争は、ウェルズの原作が翻訳されたときのタイトルで、国内ではこちらの方が有名でしたから、仕方が無いでしょう。 ただ、一時期流行った「愛と××の~」というのはさすがに酷いと思いましたね。というか、邦題で「愛」と付く映画にはろくなのがない。 最近だと、「リミット」(原題:Buried)がありますが、これ、Buriedだとほとんどの日本人に解らないし、そのまま訳したら「埋められて」でネタバレしすぎです。というか、私は、外国映画の原題の方が邦題より酷い場合が多いと思っているんです。なんか、身も蓋もないタイトルが多いんですよね。でも、それを英題のままで公開するのは反対です。なぜなら、英語ネイティブはその身も蓋もないタイトルで観るんですから、邦題だって、身も蓋もないまま直訳すべきなのかも知れません。 で、そういう身も蓋もない英題の直訳だったら、邦題の方がましという例も結構あると思っています。

noname#139454
質問者

お礼

なるほど。 確かに一理あります。 しかし身も蓋も無いタイトルであろうと、それが制作者のつけたタイトルならばやはり尊重するべきだと思います。 ・・書いてて思ったのですが、タイトルって案外思い入れないのかもしれませんね。 そういうとこ適当だったりして(^_^;) ご回答ありがとうございました。

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