• ベストアンサー

植物RNAを用いた非RIノーザン

トマト葉からtotalRNAを抽出して遺伝子の発現をノーザン解析しています。 DIG標識したプローブを用いてケミルミで検出しようと試みていますが、全然うまくいきません。 バンドが何も出てきません。 感光時間を長くしたら、バックグランドが黒くなり過ぎてしまうのであまり解決にならないし・・・。 1レーン当たり10マイクログラム流していますが、それでも少ないのでしょうか? これだけの情報ではアドバイスにも困られるかと思いますが、何かノーザンで重要なポイントがありましたら教えて下さい。お願いします!

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#4968
noname#4968
回答No.1

ステップが多い実験系のために,不具合が起きると原因究明にも時間がかかりますよね. レーンあたりのRNA量は論文等を参考にすればよろしいと思います.私の周りでは20マイクロが多いみたいですが,10マイクロだからと言ってバンドが出ないと言うことはないと思います.(メンブレンにトランスファーした時に問題はなかったでしょうか?) サイズマーカーも出ないのでしょうか? どのサンプルでもバンドが得られるようなプローブを使ってみましたか?(検討済みでしたらごめんなさい)一度ハイブリダイズしたプローブを剥がすのも, DNAメンブレンとは異なりますから,気を付けてください. ロシュから『DIGシステムを用いてハイブリを行う為のユーザーガイド』というのが,無料でもらえます.(たぶんネットからでも.業者さんからでも)これが結構使えるので,参考にするとよろしいかと思います. 実験コストが高いので,十分検討してみてください. あまりズバリな回答でなくてすみません.

odoriko
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 10でも結構少ないんですね。次回は20に増やしてみます。 ロシュのHPにも行ってみようと思います。

その他の回答 (1)

noname#4684
noname#4684
回答No.2

DIGでノーザンって難しいですよ.実験者にテクニックの不足がなくても,シグナルは,出ないことが多いです. 脱アイソトープ実験プロトコル(羊土社・野村慎太郎著)を参考にしてください.たしかDIGキットの説明書にも書いてあると思いますが,プローブはアンチセンス鎖のin vitro転写プローブを使っていますか? ランダムプライムド法だと無理かもしれないです. わたしもDIG ノーザンしていました.アンチセンスRNAプローブを使ったときにたった一度だけシグナルを出せました.が,あきらめてアイソトープ標識に移行しましたよ. RNA量は10μgでいいと思います.が,論文で一番よく目にするのは20μgです.1レーンにアプライする量は検出したい転写産物がどれだけリッチかによりますね.

odoriko
質問者

お礼

もともとはRIを考えてのプローブなのでDIGには無理があるのかもしれません。 脱RI実験の本を教授が持っていましたので、勉強しなおして頑張りたいと思います。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • ノーザンブロッティングのプローブ

    ノーザンブロッティングの際のプローブについて教えて下さい。 当然、プローブにはRNAかDNAを使う事になりますが、両者の違いが分かりません。 単純に、ハイブリダイズ効率の違いかなと考えています。 出来れば、DNAプローブを使いたいので、皆さんの経験をお聞かせください。 標識にはDIGを使おうと考えています。

  • northern blotで用いるprobeの作り方

    northern blotで用いるプローブをPCR産物からつくる方法を教えてください。ある薬物をラットに投与すると肝臓内のacyl-CoA oxidase活性が上がりました。RT-PCR(リアルタイムではない)で遺伝子発現が上がっているのは明らかなのですが、定量性に欠けるということで、northern blotをしたいのですが、このときのプローブを作りたいのです。よく論文でPCR産物をプローブにしてノーザンを行っている論文を見ますが(論文では当たり前のようにプライマーの配列が書いてあり、次の文ではP32でラベルし、、、で終わっているものばかりでこの過程がわかりません)、単にPCR産物をアガロースゲルで分け、取りだし、P32あるいはDIGでラベルをするだけでよいのか、あるいは複雑な工程があるのか教えてください。いままでノーザンをしたことはあるのですがプローブはもらいものだったもので大事なことがわかりません。またこのPCR産物をプローブに用いる方法は当たり前なのか、どのくらい量がとれるか(ようは菌で増やさなくてもいいくらいの量か)、欠点、長所、よく書かれた成書があれば教えてください。

  • ノーザンブロットが・・・

    下垂体前葉細胞を培養して、mRNAを抽出、そのうちの1.5μgほどを泳動してノーザンブロットにかける実験をしています。 その際に成長ホルモンのバンドは出るのですが、normalizeするためのβ-actinのバンドがどうしても出てきません。 プローブのテンプレートがおかしいのかと思い、再度、大腸菌から切り出し、ラベルしてみたのですが、やはりダメでした。実験操作もGHのバンドが出てる以上、間違ってはいないと思っているのですが・・。 ちなみにプレハイ・ハイブリ・洗浄は60℃でやっています。「DNAプローブは42℃でハイブリさせる」と本に書いてあったのですが、やはりそのような温度でやるべきなのでしょうか?(テンプレートは100%muchです) どなたかこれじゃない?という理由のお心当りのある方、ご回答お願い致します!!

  • プライマー及びプローブについて

    ある遺伝子の発現量を調べるため、PCRやDIGを用いた論文を読んでいるのですが、 この際に準備するプライマーやプローブは、目的の遺伝子がCYP関連の遺伝子ということまでわかっていれば、準備することができるのでしょうか。 この論文ではプローブによって候補をいくつか挙げ、最終的に目的の遺伝子にたどりついているのですが、細かいmethodの理解ができていません。よろしくお願いします。

  • DIG ラベルされたプローブについて

    今度実験でcDNAライブラリーからDIGをもちいてプローブを標識してスクリーニングを行おうと思っているのですが、失敗しない方法や検出機器について教えてください。 それからRIを用いないプローブのラベルで他に良い方法があればそれも教えてもらいたいです.おねがいします。

  • 遺伝子の発現解析について

    あるホメオボックス遺伝子(Dll)の発現を調べるために、ショウジョウバエの胚に digoxigenin で標識された Dll の cDNA プローブをハイブリダイズさせた…と論文にあったのですが、 1. digoxigenin と cDNA プローブとはどのようなものか 2. どのようにして digoxigenin を標識し、それを胚に導入するのか について教えてください。論文には詳しいメソッドが書いてありませんでした。よろしくおねがいします。

  • RT-PCRとPCR

    初歩的な質問ですみません。 RT-PCR(reverse transcriptase PCR)は遺伝子発現の検出やmRNAの解析などに使われていますが、遺伝子発現を検出するのにPCR法ではダメな理由はなんなのでしょうか? また培養細胞で働く受容体の検出にRT-RCR法が使われていたのですが、それは単に遺伝子が発現していることを確認するために行われたという解釈でよいのでしょうか?

  • リアルタイムPCRについての質問です。

    PCRまったくの初心者です。 cDNAを作成してそこからRT-PCRを回して解析するという方法をとっています。 前任者の引き継ぎで、比較する検体を追加して解析する必要があるのですが、 前回前任者が用いていた陰性コントロール(A群)をPCRにかけてところ、Ct値が検出されませんでした。 プライマー・プローブなどはまったく同じでA群のCt値だけ出ず、最近採取した検体からはCt値が出ています。 以前(2年前)作成され、-20℃で保管されていた検体を用いたのですが、失活してしまったということなのでしょうか? また、この場合当時の陰性コントロールの遺伝子発現量と今回採取した検体との間で遺伝子発現を比較することはできないのでしょうか?

  • マイクロアレイのデータ解析

    affymetrix社のGenechipを使っている マイクロアレイ初心者です。 データ解析手順について教えて下さい。 現在、p<0.05かつ発現量が2倍以上・1/2以下に 変化している遺伝子を抽出した段階なのですが、 参考書等読んでもこの先どのように解析を 進めれば良いのかよくわからず困っています。 また、現在の抽出遺伝子数が1000程なので、更にAbsolute callによる抽出等も必要になってくるかと思うのですが具体的にどう抽出すればいいのかわかりません。 どなたかご指南ください。 よろしくお願いします。

  • In situ real time PCRとは?

    In situ real time PCRというものを論文で見つけたのですが、これはいったいどういう技術なのでしょうか? In situ PCRで特異配列を増幅させてそれをプローブで検出するのならば分かりやすいのですが、どうしてそれとreal timeを組み合わせる事が出来るのでしょうか。 私はreal time PCRは遺伝子発現量を調べるためのものだと思っているのですが、それを組織切片で出来るということでしょうか?いまいち想像が出来ません。 どなたかご教授願えませんか? (ちなみにその論文はアブストしか読めなかったので手技的なことは分かりませんでした)