なぜ飛行機では「パラシュート常時着用」にしないのでしょうか?

このQ&Aのポイント
  • 飛行機における「パラシュート常時着用」の理由について疑問を持っています。
  • 乗客全員がパラシュートを装着する条件での飛行について考えます。
  • 「パラシュート常時着用」の導入により、緊急事態時の生存率を向上させることができるのではないかと思います。
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なぜ飛行機では「パラシュート常時着用」にしないのでしょうか?

なぜ飛行機では「パラシュート常時着用」にしないのでしょうか? 以前から疑問に思っていた点ですが、乗客全員が離陸前にパラシュートを装着していたとします。 この条件で離陸し、不幸にも飛行中に緊急事態が発生。 この時に以下の手順を。 【1】もうこれは墜落すると判ったら、機長が扉(ハッチ?)の開放を命令。 【2】一人ずつ順番に飛び降りて降下中にパラシュートを開く。  【3】着地点が陸上だった場合は飛行機の落ちそうな圏内から逃げる。 【4】【3】の場合、ついでに圏内にいる人口にも「飛行機が墜落するぞ」と叫ぶ。 【5】【4】の場合、乗客及び圏内にいた全員で逃げる。 着地点が海上の場合でもただ落ちるよりは生還の可能性が遥かに高い。 全員は無理だとしてもこれでせめて乗客数名(もしくは数十名)の命が助かる可能性が生まれます。 「墜落時はスカイダイビングと違って即座に落ちる」という考えもありますが、それでも何もせずに神頼みのまま落ちてゆくよりは何倍もマシだと思いますが。 酸素マスクだのなんだの備えてるのになんでこんな当たり前のようなシステムを採用しないのでしょうか? 「しない方がマシ」と断言できる理由が何一つないと思うのですが…。 ※この内容に適切なカテゴリーが判りませんので「法律」にしておきます。 数日しても回答無しの場合は念のために「旅行」の方に移動させて頂きます。

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noname#131426
noname#131426
回答No.8

パラシュート降下のためには「訓練」が必要です。 安全な着地のためには「操縦」が必要ですから。 飛行機に乗るために自腹で金を出し、1週間もの訓練をしますか? せめて1年ごとやらないと、まともに降下は出来ませんが。 降下のためにパラシュートに装着するハーネスは、個人の体格に合わせて調整が必要です。 降下するためには機体後部から順番に飛び出さなければならない。前部とかだとエンジンに吸い込まれたり翼に引っかかって身体はバラバラになります。 もし、エンジンに吸い込まれた場合は、正常なエンジンであっても破壊されますので、墜落が早くなります。 後部にだけ重量が偏った場合は、バランスが崩れて墜落を早めます。航空機の荷物や人員はバランスを考慮して積載されます。 誰かが尻込みをしたらそこからは誰も出られません。後ろから押したら殺人未遂です。 小さな子供や障害者にはパラシュートハーネスが取り付けられません。 子供や障害者は置き去りですか? このような弱者を最初に保護しなければならないのに。 よしんば、パラシュートを装着して飛び出そうとしても、旅客機は時速800km/hで飛んでいます。出たとたんに何も装備していない生身の身体はバラバラになります。 水平飛行を保って飛ぶためには300km/h以上の速度が必要です。 それでも相当な衝撃を受けます。訓練されていない場合、確実に意識を失います。 旅客機が飛行する高度は1万m以上です。 ここには人間が訓練も無しに存在できる程の酸素はありません。 また、温度も零度以下です。冬だと-40度以下にもなります。 生きて降下できても、地上にたどり着くまでに手足などは凍傷によって四肢切断となります。 生き残っても地獄ですね。 五体満足で降下するのなら500mから1000m程度でしょう。 で、高度が500m程度、速度300km/h以下で水平飛行が30分以上できるぐらいコントロールできるのなら、墜落せずに空港までたどり着ける程の能力が残っていることになります。 この条件にならない限り、パラシュート降下できる条件には無い。 つまりは、危険なパラシュート降下を行う必要性がない。 また、旅客機などの運賃は、運行費用を旅客人数などで割ったのが料金だと言うことです。 航空機は、最大離陸重量が決められています。 自重に燃料の重量及び必要なクルー、装備品等を足したモノを最大離陸重量から引いた物が、運搬できる重量になります。 つまりは、パラシュートを装備すると、運べる重量 つまりは、乗客の人数が減る。 と、いうことは、乗客が払わなければならない運賃は確実に倍になります。 国内の飛行の場合は、燃料を減らせるので人数を増やす事ができます。 国外に飛ぶ場合は、燃料を減らせないので、人数を減らします。だからその分料金が上がるんです。 パラシュートは使わなくても点検が必要です。 1年に1回は展開して、点検をして、たたみ直さなければなりません。 特別な場所、技術が必要です。 時間が掛かるので、その間は飛行機を飛ばすことが出来ません。 と、言うことは、何百個も余分を持っていなければならないと言うことになります。 パラシュートもそれなりのお値段です。 とうぜん、運賃に加算されることになります。 パラシュート降下をやったことがない人は簡単に考えるんだろうね。 スカイダイビングをやる人がいたとしてもプロペラ機でしょ。 100ktそこそこ何じゃない? 訓練も無しに簡単に単独で飛び出せましたか? 旅客機からのパラシュート降下のためには、軍の空挺隊員並みの体力と装備、たゆまぬ訓練が必要と言うことになります。 その資格があって、初めて旅客機に乗る資格があると言うことになります。 どんだけ無駄か分かるか??

Twillight
質問者

お礼

とても詳しい方に指摘頂き光栄に存じます。 確かにスカイダイビングの経験のみからの理論としては非常に愚かな物でした。 お詫び申します。 他にも「テロ対策として客室乗務員は常時拳銃装着」という案もあったのですが、こちらは乗務員がグルになったら終わりという点から無になりました。 たとえば乗務員及び機長の各自、それぞれの暗証番号を入力しないと開かない金庫に収納とか。 いや…馬鹿げたアイデアはココらへんで切り上げます。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (12)

noname#121983
noname#121983
回答No.2

ごめんなさい3行しか読んでません。 ●えー・・・上空で落ちるとわかった時点でドアを開けると急減圧で飛行機は木端微塵になります。だからスカイダイブの機体は地上から窓等を開けているのです。それ以前に、んなモン着用を義務つけられたら不安で誰も利用せず開業と同時に倒産します。

  • RTO
  • ベストアンサー率21% (1650/7788)
回答No.1

1)飛行機自体が、全てのエンジンが止まっても数百キロは滑空できるので、その間に緊急着陸できる空港もしくは海上を選べる。 2)飛行機自体が、海にしばらく浮く構造になっているので、その間に脱出できる 3)そもそも飛行機の墜落事故のほとんどが、離着陸時に発生しているのでパラシュートを開くには高度が足らない。要するに乗客を突き落とすだけの結果になる

Twillight
質問者

お礼

なるほど。 まともな回答をありがとうございます。 確かに質問内容が少しふざけていたかもしれませんが、先ほどキューバの方で飛行機墜落で68人全員死亡とのニュースを耳にしたばかりだったので、閃きまして^^。 いやはや勉強不足でした。

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