オペアンプのオフセット電圧の考え方について質問です

このQ&Aのポイント
  • オペアンプのオフセット電圧の考え方について質問です。図の反転増幅回路で、入力がないときに、出力がVoutだったとします。Vos=(V+)-(V-) = Vout/Aとなるはずですが、Rf/(Rin*A) =1 という式が導出され、おかしなことになります。
  • オペアンプのオフセット電圧の考え方について質問です。図の反転増幅回路で、入力がないときに、出力がVoutだったとします。しかし、Rf/(Rin*A) =1 という式が導出されるため、おかしなことになっています。
  • オペアンプのオフセット電圧の考え方について質問です。図の反転増幅回路で、オフセット電圧Vos=(V+)-(V-) = Vout/A となりますが、Rf/(Rin*A) =1 という式が導出されています。この式の導出に誤りがあるため、おかしなことになっているのです。
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オペアンプのオフセット電圧の考え方について質問です。

オペアンプのオフセット電圧の考え方について質問です。 図の反転増幅回路で、 入力がないときに、出力がVoutだったとします。 このとき、(V-)と(V+)間のオフセット電圧Vosは、  Vos=(V+)-(V-) = Vout/A です。 (Aはオペアンプの裸利得) いまV+は接地されているので、  (V-) =-Vout/A となるはずです。 しかし、いま、この回路は反転増幅回路であるので、  Vout = -Rf/Rin * (V-) = Rf/(Rin*A) * Vout となり、Rf/(Rin*A) =1 という式が導出され、 おかしなことになります。 考え方のどこが間違っているのでしょうか?

noname#234574
noname#234574

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  • tadys
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回答No.4

>いまV+は接地されているので、  (V-) =-Vout/A となるはずです。 VoutからV-に負帰還がかかっているので (V-) =-Vout/A にはなりません。 Vinがオープンの場合には100%の負帰還になるので (V-) = Vout です。 オフセットがない時には (V+) = (V-) = Vout になります。 オフセットが有る場合には (V+)+Vos = (V-) = Vout になります。 (V+) = 0 ならば、 Vos = (V-) = Vout です。

noname#234574
質問者

お礼

Vos*A = Vout という式は、 本当の利得を計算するときに用いる式なだけで、 実際そうなっているわけではないっぽいですね。 >Vinがオープンの場合には100%の負帰還になるので (V-) = Vout です。 >オフセットがない時には (V+) = (V-) = Vout になります。 >オフセットが有る場合には (V+)+Vos = (V-) = Vout になります。 >(V+) = 0 ならば、 Vos = (V-) = Vout です わかりやすい回答ありがとうございます。 ためになりました。

その他の回答 (3)

  • tadys
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回答No.3

>入力がないときに、出力がVoutだったとします。 Vosがどこに入っているのかというと、Vosは+端子と-端子の間に入っていると見なせます。 この場合、RinとRfの接続点~-端子~Vos~+端子~Gnd は直列になっています。 直列の場合、順番を入れ替えても同じことなので RinとRfの接続点~-端子~+端子~Vos~Gnd としてもかまいません。 そうすると、この回路はVos が+端子に入力された非反転増幅回路になります。 さて、これを踏まえて、 「入力がないときに」という事についての考えが曖昧なことが混乱の原因です。 「入力がない」については、「Vinがオープン」、「Vinがゼロボルト」の二つの解釈が成り立ちます。 Vinがオープンであれば、Rinは無い(無限大)のと同じです。 この場合、100%の負帰還がかかることになるのでゲインは1です。 Vinがゼロボルトであれば、+端子から見たゲインは(Rin+Rf)/Rinになります。 どちらにしろ、Vos=(V+)-(V-) = Vout/A にはなりません。 このようになるのはRfが無限大の時だけです。

noname#234574
質問者

お礼

>RinとRfの接続点~-端子~Vos~+端子~Gnd は直列になっています。 >直列の場合、順番を入れ替えても同じことなので >RinとRfの接続点~-端子~+端子~Vos~Gnd としてもかまいません。 とのことですが、入れ替えると-端子と+端子間の電位差が変化するので、 等価ではなくなり、オペアンプ出力が変わると思いますが、どうでしょうか? >どちらにしろ、Vos=(V+)-(V-) = Vout/A にはなりません。 >このようになるのはRfが無限大の時だけです。 下にも書きましたが、 ”http://markun.cs.shinshu-u.ac.jp/learn/OPamp/invop.html” のサイトにもあるように、 反転増幅回路の利得-Rf/Rsを計算する際、 Rf,Rsで負帰還をかけている時に、 (V+)-(V-) = Vout/A の関係を用いて利得を計算しています。 この導出の仕方も間違いだとおっしゃっているのでしょうか?

  • tance
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回答No.2

なるほど。Aを裸ゲインだとするなら式が違います。 V+は最初から0だとして、以下の式ならAを裸ゲインと見ることができます。 (V-) + Vos = Vout / A そして、帰還路には電流が流れないという仮定ですので、 (V-) = Vout が成り立ち、前記の式と連立で解くと、 Vout = -Vos  (Vosの極性は定義次第) となります。 間違え易いところは、オフセット電圧は等価的に入力に存在する 誤差電圧源と考えますが、あくまで、入力電圧差に対して、OPの内部で 足される(または引かれる)電圧である、というところです。 Vos = (V+) - (V-) としたところに飛躍があります。

noname#234574
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >Vos = (V+) - (V-) >としたところに飛躍があります。 ですか。。 原理的にこうだと思ったのですが、 どうやら違うっぽいですね。。 ありがとうございました。

  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.1

入力が無いときというのが、入力オープンという意味なら、 Vos=Vout/A のAは閉ループゲインである1となります。 ここを裸利得と考えたところが間違いです。Rfがつながっている以上 100%負帰還がかかっています。 もちろん上記は入力バイアス電流は無視した議論です。

noname#234574
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 Vos=Vout/AのAを裸利得と考えたのが間違い、との回答ですが、 ”http://markun.cs.shinshu-u.ac.jp/learn/OPamp/invop.html”のサイトにもあるように、 反転増幅回路の利得-Rf/Rsを計算するときも, A*( (V+) - (V-) ) = Vout という式を使いますよね。 このAは裸利得のはずです。 間違いではないような気がしますが、 どうでしょうか?

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