DNA濃度(モル濃度)について教えてください

このQ&Aのポイント
  • DNAの濃度(モル濃度)について教えてください。PCR実験で使用するDNAの濃度は重要な要素です。
  • 先日PCR実験を行った際、DNAの濃度がうまく調節できずに結果が全滅してしまいました。
  • 先輩からは、PCR実験においては1μMのDNA濃度を使用することが推奨されていると教えてもらいましたが、その理由はよくわからないです。
回答を見る
  • ベストアンサー

DNAの濃度(モル濃度)について教えてください。

DNAの濃度(モル濃度)について教えてください。 先日シークエンスする機会がありました。 プロトコールにprimerは6.4pmolとあったのでPCR用(10μM)を 10000000倍希釈(1pM)にして6.4μl(final volume14μl)使用したところ結果は全滅。 先輩に聞いたところ1μMを6.4μl使えばOKとのことでした。 この数値はメーカーが推奨している、とのことです。 確かにそれで結果は出たのですが、釈然としません。 先輩に聞いたところ「bp数と分子量の関係で・・・」と説明してくれましたが よくわかりません。 どなたか高校生程度の化学理解力でわかるように教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Mr_Spock
  • ベストアンサー率75% (57/76)
回答No.2

>大文字のMはモル濃度で小文字のmolはモル数、でいいのでしょうか? そうです。 高校なんかでは、molもMも「モル」と言うようになっていたかもしれませんが、正しくは、molは「モル」、Mは「モラー」(molar)と発音します。 Mはモル濃度(molarity)の単位で、1 Lの溶液に何molの溶質が入っているかを表します。 Mは国際単位系では、正統的ではないけれど慣習的に使用を認めるというような範疇に入っていて、mol/Lを使うほうが望ましいとなっていたと思います。

3103100
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございました。 解ってたつもりで大きな勘違いをしていました。 これからは自信を持って(?)モル濃度計算ができます。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • Mr_Spock
  • ベストアンサー率75% (57/76)
回答No.1

そんなたいそうなことではなく、単純にあなたの計算間違いです。 >プロトコールにprimerは6.4pmolとあったので これはモル数6.4 pmolを一反応に加えるということです。 >PCR用(10μM)を これはモル濃度10 uMです。つまり10 umol/L = 10 pmol/uLです。 モル数 6.4 pmolを得るには、この濃度の液を0.64 uLとればよいです。 1 uM = 1 umol/L = 1 pmol/uLに希釈したものならば、当然6.4 uLです。 あなたの希釈した1 pMは、1 pmol/L = 1 amol (atto mol)/uLということです。 これを6.4 uL取っても6.4 amol (pmolの1000000分の1)にしかならず、6.4 pmolを得るには6.4 L必要です。

3103100
質問者

補足

ありがとうございました。 私はモル濃度とモル数をごちゃ混ぜにしていたのですね。 大文字のMはモル濃度で小文字のmolはモル数、でいいのでしょうか?

関連するQ&A

  • プライマー希釈

    濃度が100pmol/μlのプライマーがあり、それを5pmol/μlに希釈してPCRプライマーとして使用してくださいと書かれていました。 そこで、5pmol/μl希釈溶液を100μl作成する為には、100pmol/μlから5μlとり、水で95μl薄めれば濃度が5pmol/μlになると考えているんですが、正しいでしょうか???

  • プライマー溶解 希釈濃度

    収量20nmolの乾燥プライマーをTEで溶解するのですが、最終濃度は10pmol/μlで使います。 この場合、200μlのTEで溶解すると、100pmol/μl。これを10本に分注して保存。 1本は20μlで2000pmol/μl。180μlのTEを加えて全体を200μlにすれば10倍希釈で、10pmol/μlになります。 PCRで1ウェルあたりの反応液に使うプライマーは0.4μlです。 分注した1本で500ウェル分?! こんなに沢山できちゃうものでしょうか? 大変不安になっています。 私の計算がどこかおかしいのでしょうか? すみませんが、検証していただけないでしょうか・・。 どうぞよろしくお願いいたします。

  • PCRのことについて質問なのですが、現在私が行っている細胞から、DNA

    PCRのことについて質問なのですが、現在私が行っている細胞から、DNAを抽出しPCRを行うという実験で、うまくいかず行き詰っているので質問させていただきます。 現在以下の条件でPCRを行っているのですが、うまくいきません。 組成 forwardプライマー:1μL(=1pmol/μL) reverseプライマー:1μL(=1pmol/μL) Go Taq 5xBuffer:10μL dNTP:5μL(final濃度で200μM) Go Taq DNA polymerase:1μL 鋳型DNA:1μL MgCl2:3μL 滅菌水:28μL 計50μL 反応 ・反応 96℃:5分 ↓ 25サイクル 96℃:1分 55℃:1分 72℃:1分 ↓ 72℃:5分 ↓ 4℃: 設計ではPCR産物の長さは約100塩基ですが、これを行うと50塩基のPCR産物が検出され、100塩基のものはまったく確認することができませんでした。 また、プライマーの長さは約20塩基です。プライマーのTm設定はアニーリング温度を55℃と設定して、それよりも+5℃のTm値を持つよう設計しました。 同様の質問をyahoo知恵袋でも行いまして、回答してくださった皆様の条件でも行いましたが、いずれも同じ結果となってしまいました。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1449649784 また、最近sigma社のXNATR REDExtract-N-AmpTM Tissue PCR Kitの組成液にプライマーと細胞抽出液を入れてPCRを行いましたが同じ結果でした。 原因、改良点の指摘がありましたら是非教えていだけますでしょうか?

  • モル濃度

    モル濃度の計算方法を教えてください。 分子量200グラムの物質xグラムを500mlメスフラスコで希釈して、そのうちの50mlをとり、再び500mlメスフラスコで希釈するときのモル濃度を求めよ。 このときのモル濃度の計算は、 (x/200)/0.5 で最初のモル濃度を出して、その値に0.05lを掛けて最後に0.5lで割る。 たぶん単位だけ見るなら、合っていると思うのですが…これで合っていますか?? 合っているのか自信がなくて…。 どなたか教えてください。

  • DNA濃度でシーケンス結果が変わる??

    放線菌を素材にして、DNA抽出をし、PCRからシークエンスという作業を行っています。しかし、どうもある菌株についてDNA濃度が高いものをPCRしたときと、薄めたものをPCRしたときでシーケンス結果がちがっている事に気づきました。 こういった現象ってありえるのでしょうか。詳しい方、回答お願いいたします。ちなみに、電気泳動結果は非常にとはいえないまでも比較的クリアーなバンドを示しています。 初心者ですので訳のわからないことを書いているかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

  • DNA配列の解析

    全長3kbpのDNAシークエンスを行おうとしているんですが初めてで混乱しています。サンプルはPCR産物でTOPOシークエンスベクターにまでつなぎ、kit内のプライマーでサイクルシークエンスをすることまでわかりました。ただ一度に読める配列が800bpほどなので複数回読む必要がありますが、2回目以降のプライマー設計がわかりません。一回目のシークエンス結果からプライマーを設計してよろしいのでしょうか。またそのときの注意点等がありましたら教えていただけないでしょうか。

  • DNAシーケンス

    DNAシーケンスがうまくいきません。 800bpのPCR産物をTベクターに組み込んでおり、M13ForwardとM13Reverseのプライマーを使用し、両方向からシーケンスしています。 M13Reverse側からはうまくシーケンスできるのですが、M13Forward側からはうまく読めません。 同じプライマーを使って、ほかのプラスミドをシーケンスするとうまくいくのですが、このサンプルはForward側から読めません。 使用しているシーケンサーはABI3730 キットはBig Dye V3.1です。 サンプル量、プライマー量はキットで推奨されている量を使用しており、Big Dyeは1/4希釈です。 何度シーケンスしても読めないのですが原因は何が考えられるでしょうか。また、、何か解決策はあるでしょうか。

  • 前回の質問の続きで申し訳ないのですが、再びPCRのことで質問です。

    前回の質問の続きで申し訳ないのですが、再びPCRのことで質問です。 http://okwave.jp/qa/q6295149.html 条件を再検討しまず組成を変更しました。 組成 forwardプライマー:3μL(=3pmol/μL) reverseプライマー:3μL(=3pmol/μL) 10xThermoPol Buffer:5μL dNTP:6.25μL(final濃度で250μM) vent DNA polymerase:0.5μL 鋳型DNA:0.5μL formamide:1μL 滅菌水:31.05μL 計50μL 反応 ・反応 96℃:5分 ↓ 25サイクル 96℃:1分 55℃:1分 72℃:1分 ↓ 72℃:5分 ↓ 4℃: 設計ではPCR産物の長さは約100塩基です。また、プライマーの長さは約20塩基です。プライマーのTm設定はアニーリング温度を55℃と設定して、それよりも+5℃のTm値を持つよう設計しました。 また、プライマーは今回2種類使用しています。 結果は添付した画像のとおりスメアとなってしまいました。今現在、dNTPを増やしたり、polymeraseの量を減らしたりということを考えていますが、原因や改良点あればご指摘お願いします。 添付したファイルは 左から通常時2レーン、ホットスタートしたもの2レーン、ホットスタートし40サイクルまわしたもの2レーンとなっています。 一つのDNAから、2種類のプライマーを使い、PCRを行うので、2レーンごとです。 両サイドは100bp Ladderマーカーです。一番下のバンドが100bpです。設計なら、このあたりに出ます。

  • 希釈方法

    手元に100pmolのプライマーがあります、これを1μMに希釈したい場合 プライマーを1μ入れ、希釈液を99μ入れれば1μMになるのでしょうか?? また、100pmol=100μMだと解釈しているのですが、正しいですか?? 素人的な質問ですみませんが、よろしくお願いいたします。

  • プライマーの希釈について

    これからPCRを行う初心者です。 プライマーを合成してもらい、乾燥状態で届きました。 まずこのプライマーを100μMの濃度にするように言われました。添付文書に27nmolとあったので270μlの水で溶かせばいいのでしょうか? PCRには0.2mMで使用したいのですが、100μMにした後、どのように希釈してよいのかわかりません。 計算がわからないので教えてください。 よろしくお願いいたします。