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障がい者やその家族との交流をテーマにした物語を作る上で、配慮しておくべ

garakutahouseの回答

回答No.7

No.2です。 なるほど、ご事情よく分かりました。 そして今回のことでひとつ、思い出したことがあります。 同僚の教員が、酒の席で口にしていた言葉です。 その人は身内に生まれつきの難病で身体障害のお子さん、D君がいました。 それが進路を決める一因にもなったと聞いていたのですが、その日の彼女は自分を責めるのです。   「私はDを利用している」   「Dの親戚だと、お母さんたちにすぐ信用してもらえる」   「私はひきょうだ」 私たちはこんな心境があったとは気づかず、驚いたものでした。 言うまでもないことですが、これは気に病む必要のないことです。 D君と過ごした日々は彼女の財産で、現在の彼女を形成しているひとつの要因に違いないのですから。 そして彼女はすばらしい先生ですから、D君のことは堂々と誇っていいのです。 少なくとも、昨晩拝読したショートストーリーでは、主人公の内省が不自然であったように感じます。 堂々と、家族としての視点で語らない理由はなんでしょう? 私は彼女を思い出しましたが、もしかしたらまったく重なるところはないのかもしれません。 いずれにしろ、ご自身の投影から作品を起こされることを今はお勧めしたいと思います。 ひとつにはそれが自信になるからです。 万人に受け入れられる作品がないことは当たり前なのですが、特に特殊教育では学校も5つに大別され、「障害(碍)者」とひとくくりに感想を求めると収集がつかなくなる可能性が高いです。 たとえば耳の不自由な方は、すぐに気づいてもらえないところにも苦労があります。 一方車椅子を使っている方は、日本では好奇の目で見られることもあり、その点では正反対の悩みを有している部分があると言えるでしょう。 自身の体験から紡ぎだした作品であれば、どのような批判にさらされても、こういう視点もあるのだと、ゆるぎない作品として提案していけます。 最後に、これはどの程度の文筆業を志していらっしゃるのかによるのですが、もしも職業作家を目指すのであれば、人目に触れるお礼にコピーを貼り付けて済ませるのはいかがなものでしょう? メッセージの発信者にとどまるのであれば、これは無用ですので流してください。 ご健闘をお祈りいたします。

tukachann
質問者

お礼

ご丁寧なお返事ありがとうございます。 この小説を掲載していたのは、皆さんが趣味で書いた小説を投稿して読みあうようなサイトで、私自身も余り職業的な作家というのは考えていません。(出版不況で小説家になるのは難しいそうです(笑)) garakutahouseさまのご丁寧なご返事で、私もちょっと隠していた本音を言いますと、母親の障害とは別に、私自身が子どもの頃に小児性リューマチ熱というマイナーな病の結果、心臓に障害を負いました。自分が障害を負った分、自分には障害を語る資格がある。自分には障害者の気持ちを代弁する資格があるというような思い上がりがあったような気がします。 障害というのは、皆さんが仰るような微妙な問題なんですね。 今回、お目汚しさせたり不快な思いをさせたことについては率直にお詫びしなきゃならないと思いますが、私自身にとって皆さまの言葉を頂いて、今までより謙虚になれたような気がします。garakutahouseさま、他の皆さまも、今回はどうもありがとうございました。

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