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物理化学の質問です。

物理化学の質問です。 よろしくお願いします。 ある理想気体1.00[mol]が一定温度に保たれ存在する。この気体の体積は初期1.00[L]であった。 自由に膨張させた後、1000[L]になった。 (1)この体積比1000倍の膨張によるエントロピーの変化△S[JK-1]を計算せよ (2)一方、エントロピーの変化△Sは、ある状態に保たれるかくりつ、または実現しうる状態の数(乱雑さ)に関連させた表現で表すことができる。この確立または数をΩで示すと、系の状態が1から2に変化したときのエントロピー変化は、△S=kBlnΩ2/Ω1で示す。 kBはブルつまん定数で、数値は1.380×10-23[JK-1]である。 上記の理想気体が膨張することによりΩの値はどうなるか、その値を求めよ。 また、膨張前のΩは1として良い。

  • 化学
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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.3

問題の設定について少し、 >ある理想気体1.00[mol]が一定温度に保たれ存在する。この気体の体積は初期1.00[L]であった。 自由に膨張させた後、1000[L]になった。 1molの理想気体が1Lの容器の中に存在する。 ・・・かなりの高圧ですね。常温であれば24気圧程度です。 「温度一定に保たれて存在する」ということは熱浴が存在すると解釈できます。 そうでなければ「ある温度の理想気体1molが・・・」と書けばいいです。 体積が1000倍に膨張します。1m^3になります。 圧力は24/1000気圧です。 自由膨張と書かれています。 気体の入っている容器の栓を開けるとか仕切りのストッパーをはずすとかすれば勝手に体積が1000倍になるまで膨張するということです。自由膨張は典型的な不可逆過程です。 (1)あらかじめ設定された圧力(外圧)に等しくなるまで膨張するという場合と(2)あらかじめ設定された体積になるまでの膨張とがあります。 (1)の場合はピストンが動いて行きます。    外圧を0.024気圧に設定するなんて場面を想定するのは不自然です。    外圧は大気圧またはそれ以上というのが普通です。それでも20倍程度の膨張が起こります。エントロピーの計算練習であればこれでも十分なはずです。 (2)の場合は用意された空間に気体が流れ込んでいきます。    24/1000気圧ですから真空への膨張と考えていいでしょう。    真空への膨張は普通、真空の空間への膨張です。    あらかじめ空間が設定されているのですから「自由に膨張させた後1000Lになった」という表現はおかしいです。 (1)の場合は外部に仕事をします。(2)では外部に仕事をしません。 普通、真空への膨張は断熱容器の中で行われます。 「孤立系で不可逆変化が起こればエントロピーが増加する」という性質を示すためによく出てくる例です。 熱浴があれば孤立系ではありませんので断熱条件を設定します。 この場合の膨張では温度変化は起こりません。熱浴がなくても温度一定は実現しています。 そのために「理想気体」を考えているのです。(Jouleの実験) (1)の場合は熱浴がなければ温度一定は実現しません。 問題文では(1)(2)がごちゃまぜになっているように思います。 #2では > 理想気体の等温変化なので ΔS=nR ln(V2/V1) とあっさり書かれています。 でもこの式は等温「可逆」変化の計算で出てくるものです。 この式が答えになるという理由は「理想気体の等温膨張なので」ではありません。 自由膨張(不可逆変化)の場合でもこの式になるというのはやはり説明が必要でしょう。 エントロピーを学習し始めた最初のところで躓くのがこの部分なのですから。  1m^3の体積の真空容器を用意する その容器全体を熱浴の中に入れる かなり無理な設定だと思います。

  • 101325
  • ベストアンサー率80% (495/617)
回答No.2

(1) 理想気体の等温変化なので ΔS=nR ln(V2/V1) (2) ΔS=kB ln(Ω2/Ω1) より ln(Ω2/Ω1)  = ΔS/kB  = (nR/kB) ln(V2/V1)  = ln(V2/V1)^(nR/kB) よって Ω2/Ω1 = 1000^(6.02×10^23)

  • swisszh
  • ベストアンサー率64% (242/377)
回答No.1

1) >S=nR ln ( V2/ V1 ), n=1.00 mol R=8.314 J/(K mol), V2=1000 L, V1= 1.00 L >S=8.314 ln (1000) 2) >S=kb ln ( O2 / O1), kb = Bolzmann constant = 1.380 x 10^(-23), O1= omega 1=1 R=kbxNa ( Na=Avogadro number ) When 1) and 2) are compared, 2) shows only Avogadro number( one molecule ) difference, Probably O2=omega2 may be considered to be 1000

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