EUで規制される有機スズ化合物について

このQ&Aのポイント
  • EUで規制される有機スズ化合物について詳しく教えてください。
  • EUの規制で二置換有機スズ化合物や三置換有機スズ化合物が規制されます。具体的な例示物質まで言及されていませんが、いくつかの例示物質リストには直鎖型のみが掲載されているようです。
  • Dibutyl tinやDioctyl tinなどの具体的な化合物についても詳しい説明が求められています。有機化学とEU規制に詳しい方のアドバイスをお待ちしています。
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EUで規制される有機スズ化合物について教えて下さい。

EUで規制される有機スズ化合物について教えて下さい。 EUの規制で二置換有機スズ化合物や三置換有機スズ化合物が規制されます。官報ではDibutyl tin (DBT)やDioctyl tin (DOT)、Tributyl tin (TBT)とだけ記述されていて、具体的な例示物質まで言及されていません。 そこでいろいろな情報を調べると、いくつかの例示物質リストに辿り着くのですが(例えばGADSLやJIGなど)、このジブチルやトリブチルは直鎖型(ノルマル)しか掲載されていないことに気付きます。この場合、規制の対象となるジブチルやトリブチルはノルマル型のみなのでしょうか。それともtertやisoのような分岐型もすべて含むのでしょうか。 Dibutyl tin = Di-C4-alkyl tin or Di-n-butyl tin ? Diocthyl tin = Di-C8-alkyl tin or Di-n-octyl tin ? どなたか有機化学とEU規制に詳しい方、教えてください。

  • 化学
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  • swisszh
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回答No.1

1)DBT, DOT は 全てのbutyl基、octyl基が含まれているはずです。 2)このような物質が商品化された過程をかんがえると、n-Butyl, n-Octyl から始まってその用途が次第にきまってきたようで、iso-Butyl, iso-Octyl はまだしも、t-butyl , other-Octyl は その商品化、用途の意味がうすれているはずです。(分子構造を考えると)、ですから、DBT とか DOT は 主として、n-Butyl, n-Octyl だったわけです。 3)EUの規制は、Butyl, Octyl基ではなく、Organotin, 有機スズ化合物の毒性によるもので、それをかんがえると、Butyl, Octyl 基だけでなく、Alkyl基も含めて、商品化された、他の有機スズ化合物が問題になるはずです。 4)ヨーロッパに住み、食品包装の化学の専門家として、EUとかヨーロッパの会議にも度々いっていましたので、判断には間違いありません。 5)問題のありそうな、化学物質は安全性の高い物質にかえるべきです。日本の規制はゆるいのでしょうか?

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質問者

お礼

経緯も含めて情報をいただき、本当にありがとうございます。 ノルマルが主ではあったが、規制は有機スズ化合物の毒性を規制するのが目的であるのでノルマルに限らずすべての有機スズ化合物が対象と考えるのですね。とてもためになりました。ありがとうございます。

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