第二次世界大戦中のバルジの戦い（アルデンヌ攻勢）について

質問

第二次世界大戦中のバルジの戦い（アルデンヌ攻勢）について
バルジの戦いでモーデル率いるドイツ軍が米兵を虐殺したのは事実なのでしょうか?
賛否両論の意見で構わないので教えて下さい。お願いします。

回答No.2

DieMeute · ベストアンサー

NO.1さんの回答にあるとおり「マルメディの虐殺」というアメリカ兵捕虜の虐殺事件が起きたのは事実です。

ただ、これが軍上層部からの命令によって故意に行われたという証拠はありません。
また、「マルメディの虐殺」はモーデル元帥指揮するB軍集団に所属するSS第6機甲軍で発生しました。
しかし、SS第6機甲軍の横を進撃していた、第5機甲軍(この部隊もモーデル元帥指揮するB軍集団所属)では、アメリカ軍の第106師団の2個連隊を降伏させアメリカ兵約八千人を捕虜にしていますが、虐殺事件は起きていません。
もし、軍上層部から虐殺命令が出ていたなら、ここでも虐殺が起こっていた筈ですが、そうはなっていません。
だから「マルメディ虐殺事件」はやはり偶発的な事件か、下位の指揮官が引き起こした事件なのでしょう。

なお、こうした虐殺事件ならアメリカ軍も引き起こしており、アメリカ兵がドイツ兵捕虜を虐殺した「ダッハウの虐殺事件」や、アメリカ兵がイタリア兵捕虜を虐殺した「ビスケーの虐殺事件」などが起こっています。

お礼

大変解り易い回答有難う御座います!

要は部下が勝手にやった事件なんですね?
アメリカでも同様の事件が引き起こっていたとは驚きです。

でも、部下を監視するのは上官の務めではないでしょうか?モーデル元帥にも責任の一担はあると思います。

回答No.1

pri_tama

「マルメディ虐殺事件」の事でしょうか？
　　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E8%99%90%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

>戦後「マルメディ虐殺犯」として告発された74名の隊員は、冷静な審理の結果、1956年までに全員が釈放されている。
　と成っているので、脱走を試みた米兵を阻止しようとして発生した偶発的かつ悲劇的事件と私は認識しているのですが…。

お礼

回答有難う御座います。