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はやぶさ地球帰還の感動的な偉業と価値
apple-manの回答
- apple-man
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はやぶさの成功は日本にとっては大成果ですが、国際的にはあまり意味がありません。 電気推進という方法は、1950年代から実験室レベルの研究が行なわれ始め、 人工衛星が打ち上げられはじめた1960年代から、衛星の姿勢制御用エンジンと して使われはじめました。日本でも1980年代から使われています。 しかし、これをメインエンジンとして、長距離探査に使われたことがなかったので、 はやぶさの計画が公表されたときは画期的でした。 ところが、はやぶさの計画が明らかになってから、アメリカがそんなこと やろうと思えばいつでも簡単にできるとばかりに、後追いで同じような 小惑星探査計画を発表し、先に実行してしまったんです。(12年前です) 嫌味なやつらです。 ディープ・スペース1号 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B91%E5%8F%B7 イオンエンジンで、小惑星に(着陸こそしませんでしたが、) 接近し、余裕があったので、当初予定になかった 彗星への接近もやってのけました。 イオンエンジンによる高精度な自動航行、スイングバイ、小惑星探査、 さらなる長距離飛行・・・ はやぶさの性能をはるかに上回ります。 自動制御の精度が悪かったので、はやぶさは イトカワへの着陸に失敗したわけで、 激突の影響もあったのでしょうが、 エンジンは停止するし・・・ はやぶさ2号の計画なんてとんでもありません。 仕分けされて当然です。 それより、はやぶさの成功にはもう1つ意味があります。 遠距離にロケットを打ち上げ(これにはエンジンの性能、出力が要求されます)、 それが無事、大気圏に再突入し、地球に帰還したことです。 ロケット打ち上げ、遠距離飛行、再突入はこれまでばらばらに 成功してましたが、全部いっぺんに成功したのは初めてです。 地球への帰還は今回初めてです。 あと、国際宇宙ステーションの希望モジュールで、 生命維持装置の実績がありますよね。 つまり、これで人間を宇宙に打ち上げて、 宇宙航行し、安全に地球に帰還できる 技術が全て日本にあることになります!
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