• ベストアンサー

酸クロライドとの反応性

構造にアルコール性のヒドロキシル基と、フェノール性のヒドロキシル基を 有している化合物に対して、酸クロライドを反応させる時に、 フェノール性のヒドロキシル基に優先的に反応する理由が分かりません。 (THFに化合物とトリエチルアミンを溶解させて、 酸クロライドを滴下するといった条件です) ---------- 腑に落ちないのは、フェノール性と普通のアルコールを比較すると、 非共有電子対の密度は、アルコールの方が高い為、 求核性はアルコールの方が高い→フェノールではなく、アルコールと反応といった風に なると予想しているからです。 ご存知の方は、ご教授願います。

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160321
noname#160321
回答No.1

>非共有電子対の密度は、アルコールの方が高い為、求核性はアルコールの方が高い→フェノールではなく、アルコールと反応といった風になると予想しているからです。 その予想は間違っていませんが、「塩基」が存在するときアルコールとフェノールがどの様な状態になっているかもう一度考えてみて下さい。

nitoro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 塩基存在下なので、アニオンになっているという考えで よろしいのでしょうか?

関連するQ&A

  • アルコールとカルボン酸の反応性

    分子内にアルコールとカルボン酸を持つ化合物(1)に、酸クロライドを当量反応させるとしたら、一般的には、どちらが優先的に反応するのでしょうか?(条件としては、(1)とトリエチルアミンをTHFに溶解させておき、酸クロライドを滴下するといった条件です)。 私は、アルコールの方が電子密度が高くなるため、優先的に反応すると予想しました(カルボン酸は、共鳴により電子が分散してしまい求核性が低くなるために、アルコールと比較して反応性が劣ると考えました)。この予想で正しいのでしょうか?

  • ポリアミドの合成

    アミノ基とカルボン酸基をもつジアミノ安息香酸と、ジカルボン酸クロライドを使用して、ポリアミドを作ろうとしていますが、上手くいきません 塩基は、トリエチルアミンを2等量使用しています。 カルボン酸基と酸クロライドは、TEAが存在すると反応してしまうのでしょうか?

  • アシル化について

    第三級アルコールを無水酢酸でアシル化したいのですが、適当な触媒として、ジメチルアミノピリジンとトリエチルアミンの使用を考えています。このジメチルアミノピリジンとトリエチルアミンの触媒作用が正確にわかりません。第三級アルコールを無水酢酸でアシル化している論文を読んだのですが、ジメチルアミノピリジンが求核触媒、トリエチルアミンが塩基触媒となっていました。ジメチルアミノピリジンはジメチルアミノ基中の窒素のローンペアーによりピリジン環が共鳴安定化するため求核性が高いということはわかっています。よってトリエチルアミンよりもジメチルアミノピリジンのほうが求核性が高いと考えてもよいのでしょうか?もしそうであればジメチルアミノピリジンの存在下ではトリエチルアミンは無水酢酸のカルボニル炭素に求核攻撃して活性中間体を形成しないのでしょうか?またトリエチルアミンが無水酢酸のカルボニル炭素に求核攻撃しない場合、トリエチルアミンはただプロトンをトラップするだけの役割しかないのでしょうか?以上よろしくお願いします。

  • 非芳香環 ヒドロキシル基 アルコール

    非芳香環にヒドロキシル基がくっついている化合物は存在しますか? (存在するとして) 非芳香環にヒドロキシル基がくっついた化合物はアルコールになりますよね? (フェノール類ではなく)

  • ヒドロキシル基 (水酸基)の誘導体化

    ヒドロキシル基を有する化合物を塩化ベンゾイルで誘導体化し、 HPLC (UV)で分析を行いたいと考えています。 1級と2級アミンは誘導体化に成功して分析することができましたが、 同じ誘導体化の条件でヒドロキシル基化合物を行いましたが成功しません。 アミン化合物とヒドロキシル基化合物は共に水媒体中に溶け、 水媒体のままで誘導体化を試みています。 アミンの誘導体化を行うときの条件は勝手ながら書くことができません。 分析対象の構造は、構造の末端にヒドロキシル基があり、 立体障害はありません。 私と同じように水媒体中でヒドロキシル基化合物の誘導体化を行い、 HPLC分析を成功させている手順の記載がある論文はないでしょうか。 THFなどの有機溶媒を用いているものはありますが、 水媒体での事例はほとんど見つかりません。 一部に成功したと書いている情報がネットにありますが、 操作手順の記載がありません。 よろしくお願いいたします。

  • 酸クロ反応におけるTEAについて

    先日、酸クロリドを用いてエステル化反応を行おうとして、 HClのクエンチャーとしてTEAを使用した際、白煙(HCl)を激しく発生させて 溶液が黒色に変化してしまいました。 アルコールとTEAを共存させた系を酸クロを入れず、 TEAのみを酸クロに直接入れたのですが、これはマズイ事みたいですね・・ (今回は、酸クロのある系にアルコールを滴下する方法で行いました) TEAを酸クロに直接入れると問題があると身を以って体験したのですが、 実際の所、TEAと酸クロはどのような反応が起こっているのでしょうか。 どなたかご存知の方は、ご教授願います。 ----------- ----------- 行った手順としては、 (1)原料のカルボン酸に、塩化チオニルを反応させて酸クロを合成した。 (2)減圧留去により、過剰量の塩化チオニルを取り除いた (アスピレーターで引いて、液チでトラップしただけなので、 塩化チオニルが多少は残っているとは思います)。 (3)合成した酸クロに、TEAを滴下した。 (ここで、白煙を発生させて、溶液が黒色となりました) いずれも、同じフラスコ内で行いました(ワンポット合成) ----------- アルコールを入れる前にTEAを入れておかないと発生するHClを クエンチできないので、先に入れておこうと考えていました。 またTEAは、三級アミンである為、酸クロリドと反応はしないので、 先に入れても問題はないだろうと考えていました。 ----------- TEA塩が出来るのであれば、白色の固体が出来ると思いますし、 三級アミンなので、結合の仕様がないと思うのですが・・・ (カルボニルと結合した四級アミンなんて聞いた事ありませんし・・) TEAが酸クロのカルボニルを求核攻撃した時に出来る中間体で 止まってしまっているということでしょうか? (一応、アルコールを黒色溶液に入れたのですが、変化がありません。 とすると、四面体中間体で止まっているとは考え難いと思います) ----------- そもそも、TEAが酸クロと反応するのであれば、 クエンチャーとしてTEAを入れる事は、酸クロを潰している事に 他ならないのではないかとも考えてきました。 今までは、アルコールとTEAが共存下であると、 (1)まず求核性の高いTEAがカルボニルを攻撃して中間体を作る。 (2)そして、中間体をアルコールが攻撃してエステルが生成。  発生したHClは遊離したTEAで捕捉されて塩を形成。 という機構で進み、TEAが酸クロを潰してはいないと考えていたのですが、 今回のケースから見ると、TEAが酸クロを潰していることになります。 つまり、TEAはクエンチャーとして働く一方、酸クロを潰してもいると 考えられるのですが、実際は潰しているのでしょうか・・・

  • [サリチル酸・アセチルサリチル酸・安息香酸] 酸としての強さの比較

    サリチル酸・アセチルサリチル酸・安息香酸の、酸としての強さが、 サリチル酸>アセチルサリチル酸>安息香酸となるのはなぜでしょうか。 サリチル酸は安息香酸と比べて、フェノール性ヒドロキシル基がついているので、安息香酸より酸性が強くなりそう、また、アセチルサリチル酸はサリチル酸のフェノール性ヒドロキシル基がアセチル化されているので、サリチル酸よりは酸性が弱くなりそう、 と何となく思うのですが、正確なところが良くわかりません。 よろしくお願いします。

  • アスコルビン酸の酸としての反応

    「アスコルビン酸はビニル性カルボン酸のように振る舞い、二重結合のπ電子がヒドロキシ基とカルボニル基の間に伝わることにより高い酸性を示す」(wikipediaより)とありますが、カルボン酸の様に働くという事は、これとアルコールやアミンとでエステルやアミドを形成してしまうのでしょうか? アスコルビン酸の還元剤としての働きについては色んな所で述べられているのですが、酸としての働きについて記載されている所を見つけられなかった為、質問させて頂きましたm(_ _)m

  • トリエチルアミンには求核性がありますか?

    トリエチルアミンはよく塩基として使われているようですが、求核剤として反応してしまうことはないのでしょうか? 素人なので、宜しくお願い致します。

  • グリニヤー及び求核置換反応

    グリニヤー及び求核置換反応について質問します。炭素数7つの1,2ジオールの1位をTBDMS、2位をトシル基の置換体を合成し、プレニルブロミドのグリニヤー試薬をTHF溶液で反応、その後、置換体のTHF溶液を反応させ、求核置換反応を行ったのですが、反応後全く反応が進行しておらず、原料(置換体)の回収となりました。 この場合、TBDMS基の嵩高さが、求核置換反応の進行の妨げの原因となっているのでしょうか? この場合、先にTBDMS基をTBAFで除去してから、同様の求核置換反応を行えば反応が進行するのでしょうか?詳しい方がいれば補足を是非お願い致します。