ヒドロキシル基の誘導体化に挑戦!成功しない条件を解明したい

このQ&Aのポイント
  • ヒドロキシル基を有する化合物の誘導体化に挑戦していますが、成功しません。同じ条件でアミン化合物の誘導体化は成功しているため、原因を解明したいと考えています。
  • 水媒体中でヒドロキシル基の誘導体化を行う手順についての情報はほとんど見つかりません。有機溶媒を用いた事例はあるものの、水媒体での成功例の記載はありません。
  • 質問者と同じように水媒体中でヒドロキシル基化合物の誘導体化を行い、成功させている手順を記載している論文は存在しないようです。一部のネット情報には成功例が書かれていますが、具体的な操作手順は不明です。
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ヒドロキシル基 (水酸基)の誘導体化

ヒドロキシル基を有する化合物を塩化ベンゾイルで誘導体化し、 HPLC (UV)で分析を行いたいと考えています。 1級と2級アミンは誘導体化に成功して分析することができましたが、 同じ誘導体化の条件でヒドロキシル基化合物を行いましたが成功しません。 アミン化合物とヒドロキシル基化合物は共に水媒体中に溶け、 水媒体のままで誘導体化を試みています。 アミンの誘導体化を行うときの条件は勝手ながら書くことができません。 分析対象の構造は、構造の末端にヒドロキシル基があり、 立体障害はありません。 私と同じように水媒体中でヒドロキシル基化合物の誘導体化を行い、 HPLC分析を成功させている手順の記載がある論文はないでしょうか。 THFなどの有機溶媒を用いているものはありますが、 水媒体での事例はほとんど見つかりません。 一部に成功したと書いている情報がネットにありますが、 操作手順の記載がありません。 よろしくお願いいたします。

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  • NiPdPt
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回答No.1

>アミンの誘導体化を行うときの条件は勝手ながら書くことができません。 わがままですな。それを書かなきゃ「同じ誘導体化の条件」と言われてもわかりません。 >1級と2級アミンは誘導体化に成功して分析することができましたが、 そりゃそうでしょう。単純に混ぜただけでも進みますし、水があっても進みます。Nの求核性が大きいからです。 それに対して、アルコールの求核性は水と同程度なので大量の水の存在下では不利です。しかもアルコールの種類にもよります。 まあ、普通に考えればピリジンなどの塩基存在下で、かなりの量の安息香酸が生じることを覚悟の上で反応でもさせることになるでしょうけど、普通の発想としては水が入らないようにするでしょうね。アミンとアルコールでは求核性が全く違いますから。

chemchemya
質問者

お礼

> わがままですな。 仕事絡みだったので、詳細な条件を書くことができませんでした。 > かなりの量の安息香酸 アルカリ金属の無機塩を添加していますので、生じる安息香酸は安息香酸アルカリ金属塩、塩酸は塩化アルカリ金属塩にさせています。 > 水が入らないようにするでしょうね。 一般的にはそのようですが、 会社が零細企業で社長が化学に理解がない人です。 会社の設備は家の台所のようなところで作業しておりますので、 加熱合成することができません。 社長に説明しても「必要ない、金はかけない」と返答されます。 でも、トラブルが生じたときに分析できないと困るのは会社です。 (愚痴で申し訳ないです。) 古い文献ですが、 1960年代の論文に、ヒドロキシル基とは別の特定の官能基があると、 誘導体化の阻害反応が起こると書かれていましたので、 更なる文献調査を進めていきます。 返答ありがとうございました。

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