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エントロピーと現実世界の解釈

 ボルツマンについて少々調べ物をしていまして、ようやくエントロピー増大の法則について理解が出来てきた所です。  ボルツマンはエントロピーを確率論と結び付けて、エントロピーが増大するのは統計上低エントロピーな状態が起こりにくいからだ、という解釈をしているようです。  その上でボルツマンは、現実にこれだけ複雑な(ここの定義が問題ありますね。。)世界が出来上がっていることは、超長時間にわたってこの宇宙が存在してきたからと考えているらしいです。  いわば赤と青のビー玉を一緒にして箱に入れて振ると普通は混ざり合うものですが、振り続ける時間が長いと偶然偏りが出来る、地球という星はその偏りなんだ、と解釈していると僕が解釈しているわけですが。  まだまだ勉強不足で宇宙の黎明期についてあまり理解していないのですがこのボルツマンの解釈って妥当なものなんでしょうか?(僕のボルツマン解釈でなく上のボルツマンの解釈です)  この宇宙をただ一つのものではなく多次元世界のうちの4次元の世界の一つとみなす解釈もありますからそうすると人間には到底想像できないような回数試行を行っているとも考えられるわけでその観点にたてばボルツマンの解釈も成り立つわけですけど……  前提知識としては高校物理くらいまでしか理解できてないという事でその範囲で答えて頂ければありがたいです。もしそれで理解できないのであれば今後どういう領域を学んでいけば理解できるようになるのかを示して頂けると嬉しいです。自分で勉強しろって話ですが。 よろしくお願いします。

みんなの回答

noname#185706
noname#185706
回答No.1

万有引力と宇宙の膨張が鍵であるようです。 杉本大一郎氏の次の一連の本が参考になるでしょう(ただしちょっと難しいかもしれません)。どこかの図書館で見つかるといいのですが・・・。 講談社ブルーバックス「宇宙の終焉」1978年 中央公論社中公新書「エントロピー入門」1985年 丸善パリティーブックス「いまさらエントロピー?」1990年

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