• ベストアンサー

HPLC分析の技術移転

HPLC初心者です。 HPLC分析をメーカーの異なる機器へ技術移転したいのですが、新機種では内標準物質と標準品の間に雑ピーク(?)が検出され、そのピークが繰り返し測定のうちに標準品のピークに重なり、困っています。 ちなみにHPLC本体は異なりますが、カラム等は同じものを使用しています。 洗浄を繰り返すことにより、雑ピークが元の位置に戻りますが、この様なピークを今までに検出したことがないのですが、どのような対応を図るべきか、ご教授いただきたいと思います。 宜しくお願い致します。

  • Qow
  • お礼率75% (6/8)
  • 化学
  • 回答数5
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Hikaru99
  • ベストアンサー率56% (39/69)
回答No.3

まず、サンプルの代わりに移動相を注入してみます。当該ピークが出てくるようであればサンプルは問題ないと考えて良いでしょう。となると、そのピークは流路のどこからかやってきたものと考えられます。 よくあるのはオートサンプラ(オートインジェクタ)の流路の汚れです。もし使用しているのであれば一度流路から外して、マニュアルインジェクターでサンプル注入してみてください。これで当該ピークが出てこなくなるようであれば、オートサンプラの流路が汚れている可能性があります。

Qow
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 ピークがどこに(何に?)由来するか突き止めるために、いろいろ試してみたいと思います。 機器の扱いが苦手なので、HPLC本体についても分離して検証するのは大変だと思い避けてしまいましたが、オートサンプラーについては確認が容易なようですので、まずは試してみます。

その他の回答 (4)

  • Hikaru99
  • ベストアンサー率56% (39/69)
回答No.5

どうもありがとうございます。UVということでしたら、とりあえず問題ありません(蛍光だと不純物の混入に敏感なので)。

  • Hikaru99
  • ベストアンサー率56% (39/69)
回答No.4

ところで検出器は何をお使いでしょうか。UUV/VIS(紫外可視検出器)とかFP(蛍光検出器)とかRI(示差屈折計)とか、答えられる範囲で構いませんので参考までに教えてください。

Qow
質問者

補足

ご対応いただき、誠にありがとうございます。 検出器はUVを使用しています。

  • dolphino
  • ベストアンサー率46% (56/121)
回答No.2

キャリーオーバーではないでしょうか。 一回目の測定では検出されず、二回目から検出されたりしていませんか? 確認方法としては測定時間を長くして、一回インジェクションした後、2,3回分の測定時間モニターを続ける。これはアイソクラティックの場合です。 グラジエントのプログラムでカラムが同じなのに問題が起こる場合は分離以外のグラジエントプログラムが異なるせいかもしれません。全く同じになっているでしょうか? この場合では普通はモニターしない洗浄の過程、その後の分析、要は2,3回分の分析と洗浄のプログラムを分けずに一回でモニターして、インジェクションは最初の一回のみ、とします。それで一回目の分析時間より後にピークが出るかどうかを調べます。

Qow
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 大変助かりました。 1)まずはプログラムを確認し、 2)測定時間を延長したモニタリングを試みてみます。 技術移転では十分情報を共有しているつもりでも理解が異なるケースが多々ありますので、改めて一つ一つ疑って確認することに致します。

  • elpkc
  • ベストアンサー率53% (626/1160)
回答No.1

まず、そのピークの原因が内標準なのか、標準品(分析対象物質)なのか 単品で繰り返し、確認する必要がありますね。 その後、なぜ発生するのか追求する必要があります。 同じカラムでも、メーカーを変えると余りにも分離が違う場合がありますね。 国産→某海外有名メーカーに変更しましたが、 余りにも分離のよさに驚きでした。 今までは、隠れていただけの可能性も有りますね。

Qow
質問者

お礼

早速のご返答、ありがとうございました。 単体での確認作業は実施してみたいと思います。 カラムのメーカーによる違いについても、カラムの選択時に気をつけたいと思います。 最初の説明が不十分で、申し訳ありません。 カラムは同じメーカーの同型番のものを使用しており、繰り返し測定するうちに、雑ピークだけRTが遅くなるという現象がおきています。 何かの不純物が混入した場合、その雑ピークだけRTが変動するということはどの様な物質が考えられますでしょうか? また、機種(メーカー)を変更した場合のデータの同等性の評価は再現性などをバリデートするとして、条件設定については流速等を変更してはいけないのか、また変更しない場合RTなどの差は許容されるのでしょうか?(分離度だけ、規定以上あれば宜しいのでしょうか?) 経験不足のため、説明や質問が至らなく申し訳ございませんが、アドバイスいただけると助かります。

関連するQ&A

  • 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)

    HPLCで分析をしたのですが、測定してえられたピークが予想していた物質ではなく全然ちがうものでした。この場合、やはり標準物質をふやしてリテンションタイムを調べて、試料中の物質がなんであるか調べるしか方法はないのでしょうか? ちなみにカラムはShodex RSpak DC‐613で移動相は0.1N硫酸です。 ピークは9分30秒と29分にでました。糖分の分析をやっています。 不勉強ですみません

  • HPLC分析について。初心者で困ってます!

    水と、含有量を測定したい物質Aを混ぜたものをスタンダードとし、HPLCで分析したところ、ピークが10つほど出ました。 スタンダードには水と物質Aしか入っていないはずなのに、なぜ10つもピークが出たのでしょうか。 そのピークの中でも一番大きいピークのものが、物質Aであるということなのでしょうか? 初歩的な質問で申し訳ありませんが、どなたか回答お願いします。

  • HPLCを用い液体を分析する

    HPLCを用い液体の分析をしたいです。HPLC用アセトニトリル(CH3CN)を溶媒として用い、液体の分析を行った。取りあえず、蒸留水で測定したところ3.60min付近ピークが表示しました。アセトニトリルだけを測定したところ3.60min付近ピークが表示されました。何も、入れない状況した測定したところ同様に3.61min付近のピークが表示されました。これはどうしてですか?

  • HPLCとHPLC/MSの違い

    大学院で研究を行なっている学生です。 環境水中のある化学物質の分析を行いたいのですが、幾つかの論文では分析機器としてHPLC/MSが用いられていました。 で、当研究室にはHPLC/MSが無く、かわりにHPLCならあります。 この二つの違いというものはなんでしょうか? HPLC/MSで検出されるものはHPLCでは検出されないのでしょうか? 勉強不足で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

  • HPLCでサンプル(複数)を分析するにあたって。

    HPLCでサンプル(複数)を分析するにあたって、どういった手順で進めていけばよいでしょうか。どなたかご教授下さい。 手順の例) サンプルの分析時間、平衡化時間、グラジエント時間、カラムの洗浄方法の検討等 ちなみに、逆相系HPLCを使って以下の条件で食品中のペプチドを検出しようと考えています。 <HPLC条件(グラジエント溶出法)>  移動相A:0.1%トリフルオロ酢酸-蒸留水  移動相B:0.1%トリフルオロ酢酸-アセトニトリル  流速:1.0ml/min  カラム温度:室温  検出器:UV(220nm)

  • HPLC 未知のピーク

    HPLCで核酸関連物質の分析をしています。未知試料を分析したとき、標準試料としてインジェクションしたものとはは明らかにRTが違う、大きなピークが現れました。このピークが何であるか推定するためには、どうしたら良いでしょうか?文献等で、RTを調べてある程度あたりをつけ、その物質の試薬を買って、同じようにHPLCにかけてみることくらいしか、思いつきません。よろしくお願い申し上げます。

  • GC、HPLCでのピークのテーリング、リーディングについて

    GC、HPLCのピークのテーリング、リーディングについて教えてください。 1.GCで分析を行い、昨日はきれいなピークであったのに、同じ条件、カラム、機器で本日分析したところ、明らかなテーリングが見られました。カラムのエージング、インサートの洗浄、ウールの交換をしたが改善しませんでした。他に解決のための方法はありますか?また、テーリングが急に発生した原因として何が考えられるでしょうか。 2.一般的に、GC、HPLCでピークのテーリング、リーディングを起こす理由は何でしょうか。 3.そもそも、なぜピークがリーディング、テーリングすると悪いのでしょうか。 いろいろまとめて質問をして申し訳ありません。お教え頂ければ幸いです。 よろしくお願いします。

  • 極性物質のHPLC分析

    ODSにてキャリーしない極性物質の測定に苦慮しております。イオンペア剤を用いずに測定できるHPLCカラムの情報をお待ちしております。

  • HPLCの溶媒ピーク

    HPLCの溶媒ピークについて質問です。現在、あるサンプルをUV検出器を利用してHPLC分析おこなってます。移動層はアセトニトリルと水&0.1%リン酸のグラジエントです。サンプルはメタノールに溶解して10μLでインジェクトしてます。標準曲線のR2も0.95以上の値がでてます。 何が疑問なのかというと、メタノールのみでインジェクトした時(気になってやってみました。)、メタノール溶媒のピークが標準サンプルのピークとまったく同じ場所に同じようにでてしまうのです。ピークAreaは標準サンプルの0.01mg/mlと同じくらいの値です。これはどうしてでしょうか?シリンジをよく洗浄しても同じようにサンプルとほぼ同じ場所にピークが検出されます。原因がよくわかりません。 ご教授お願い致します。

  • HPLC分析がうまくできません。

    HPLC分析がうまくできません。 詳しくは書けませんが、移動相はリン酸Na緩衝液(イオンペア試薬も含む):アセトニトリル=85:15で、測定波長は210nm、カラムはODSカラム(3μm、φ3mm)です。 移動相は脱気しても泡立ちやすいです。 トラブルの現象はベースラインがいつまで経っても安定せず、検出器セルの透過光が不足になってしまうようです。(セル中に生じる泡が原因と思っています。) そもそも移動相の組成に問題があるのか、調製方法に問題があるのか困っています。 カラム圧も上昇しやすい傾向にあるのであまり流速を上げれずにいます。 原因や対処策はありますでしょうか?